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名もなき異世界奇譚  作者: Section chief
3章 錬金国家アルケミー
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3章 錬金国家アルケミー23 -15日目・新魔法-

「とりあえずこの子を綺麗にしてあげないと」



ルーシェはそう言うと、ゴブリンに襲われていた女性と、この女性を運んだクジャク姉に対して水属性の魔法を使い、白い汚れを洗い流した。



「かたじけない」

「ついでよ」



次にルーシェは、助け出した女性に回復魔法をかけた。この時悲しそうな顔をしてた。



「回復魔法では、心の傷までは治せないわ…」

「ワカ、お前の能力(スキル)で、ゴブリンの群れに襲われて気を失ったように記憶の改竄ってできないか?」

「できるっちゃできるけど…」

「忘れた方がいい事もある。やってくれ…」

「わかった…」



常人ならざる資質 (カリスマ)【人を操る事が出来る】は、非常に危険な能力(スキル)だと思う。人の記憶・感情なども操り意のままにできる能力(スキル)だから。

外道な人間がこの能力(スキル)を持っていたらと思うと恐ろしい…。

彼が外道な人間でなくてよかったと心の底から思った。


彼が、助け出した女性の額に手を当てると、状態:気絶+精神崩壊が、状態:気絶になった。



「改竄した記憶が元に戻る事ってあるの?」



とルーシェが、ワカに聞いた。



「ギルドカードに書かれた能力(スキル)の説明を読んだ感じ、記憶の改竄についてできるとは思ってたけど、試した事がないからその辺わからないな…」



改竄前の記憶に繋がるような事は避けた方が良さそうだな。

とりあえず、壊された馬車があるあたりに移動する事にした。


この女性の記憶についてだが、『馬車から逃げ出したところ、ゴブリンから不意を突かれ、後ろから頭を殴られ気を失った。依頼で偶然、この辺りに来ていた俺たちが通り、ゴブリンの群れが、この女性をお持ち帰りしようとしているところを助けた』、というふうに改竄する事にした。



そうなると、服がボロボロだと整合性が取れなくなる。

ボロボロの服は誤魔化しが効かないので、時間を巻き戻す魔法を適当に作って元に戻した。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

追加魔法

・上級魔法:時間回帰 (道具)

道具(アイテム)の時間を巻き戻す魔法。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



「時間を巻き戻す魔法ってあるんだな」

と、ワカとシュンペイは言った。


「あんた、また魔法を作ったの?」

と、ルーシェは呆れていた。


「こいつに不可能な事はない!」

と、クジャク姉は何故か誇らしげに言った。



そんなやりとりをしてると女性は目を覚ました。

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