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短歌師  作者: 弓月翼
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レガシー


 


ただ赤く

燃えてるほどの胸の火の

君への想いだけが残って



下手くそな

生き方してらぁ鏡みて

ソイツと人さし指を合わせる



緑黄の

野菜を食べるできるだけ

栄養成分なんて気にして



ときめきと

云う感覚はいつ以来

心の何処に沈めてしまった



いつだって

テーマソングを聴きながら

ヒーローみたいに走りたくなる



この今日が

特別な日でなくていい

遠くの山を目を細めみる



歩いても

歩いてもなお届かない

レガシーだけが遠く煌めく



たくさんの

小雨のような夢を浴び

心に傘はささずずぶぬれ









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