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短歌師  作者: 弓月翼
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残光よ


 残光よ


品定め

されてる苺のひと粒に

わたしもなった「伸びて 指先」



案の定

裸のままでペンギンが

トコトコ歩くよな恋だった



守るため

不安と闘う早朝に

神に祈った そして風にも



あとさきを

考えないで失敗を

する血を流し 恋に刺されて



ありがとう

それしか云えず悔しさに

泣くしか無かった心は迷路



もしそんな

傷を消し去る塗り薬

あれば心に塗りたくるのに



ボリュームを

下げて欲しいと云ったのは

聞き逃すのがヤだから声を



幸せを

諦めなくてよかったと

ふたりの部屋に流れる残光








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