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三十一話
夢を見た。
ルウが奴隷じゃなくて普通の女の子で、俺は魔道士でもなんでもないただの男。仕事が終わった夜。もしくは休日の昼間。二人で待ち合わせをして、デートをする。笑いあう。ちょっとしたことでルウが不機嫌になって、それに謝って。それでも俺は幸せで、そんな日々を送っている。
もし魔道士の夢を諦めても、魔道士になってもこんな日々だったら。ルウがいてくれる。それだけで幸せになれる。他になにもいらない。そんな夢だった。
夢を見た。
ルウが奴隷じゃなくて普通の女の子で、俺は魔道士でもなんでもないただの男。仕事が終わった夜。もしくは休日の昼間。二人で待ち合わせをして、デートをする。笑いあう。ちょっとしたことでルウが不機嫌になって、それに謝って。それでも俺は幸せで、そんな日々を送っている。
もし魔道士の夢を諦めても、魔道士になってもこんな日々だったら。ルウがいてくれる。それだけで幸せになれる。他になにもいらない。そんな夢だった。