第120話、【これぞ最強のチートスキルだ!】⑳ただ『異世界転生者』であるだけで、最強の『神降ろしの巫女』であるも同然なのだ☆【補足編】
──現代日本の推定三千万人の、異世界転生希望の、ヒキオタニートのお兄ちゃん&お姉ちゃん、こんにちは☆
実は『ツンデレ気味の妹(しかも幼女)』と言う、あざといキャラ付けでお馴染みの、『転生法』ちゃんだよ!
さて、もうすっかり恒例となった【これぞ最強のチートスキルだ!】シリーズですが、第20回目の今回は、同じく本作の作者の自作である、『わたくし、悪役令嬢ですの!』との、【合同座談会】の形式で行いたいかと思います☆
それと言うのも前回は、『わたくし、悪役令嬢ですの!』の第2406話と第2407話の【オリジナル短編】前後編を受けての、【解説編】として、「ただ『異世界転生者』であるだけで、最強の『神降ろしの巫女』も同然なのだ☆」と言うタイトルでお送りしたわけだけど、確かに『転生者』だったら『神降ろし』ができることについては、詳細に説明したものの、そもそも『神降ろし』のスキルが使えたら、なぜ『最強』なのかについては、少々説明不足だったとも思われるので、今回【補足説明】しようと思い立ったの。
ただし、【補足説明】まで二作品別々にやるのも、読者様に不親切かと思うし、今回は【特別編】として、両作品において『同じ内容』にしたほうがいいと判断して、【合同座談会】の形式を採ることにしたわけ。
──と言うことで、まず最初に、今回の【座談会】の『共同司会』をしてくださる、『わたくし、悪役令嬢ですの!』の主人公であられる、HN『ちょい悪令嬢』さんをご紹介いたしましょう!
ちょい悪令嬢「──どうも、『ちょい悪令嬢』こと、アルテミス=ツクヨミ=セレルーナでございます☆」
転生法ちゃん「それでは早速ですが、うちの作品とあなたの作品の、前回までの【補足説明】を行いたいかと思いますけど、そういえば『ちょい悪令嬢』さん御自身も、『神降ろしの巫女』たる『過去詠みの巫女姫』であられましたよね?」
ちょい悪令嬢「ええ」
転生法ちゃん「ひょっとして『隠し設定』的に、前回までの【オリジナル短編】の事実上のヒロインである、ヒーラーの『サキちゃん』て、あなた御自身だったりするわけなの?」
ちょい悪令嬢「いえ違いますよ、私は確かに最高神であられる『黄龍』の巫女ですが、『神降ろし』そのものと言うよりも、『未来予知』がメインのスキルなのですから」
転生法ちゃん「あ、そうなの?」
ちょい悪令嬢「前回あなたがご説明なされた『神降ろし』とは、【オリジナル短編】においても、『なろう系』の基本中の基本である『異世界転生』そのものだと描かれていたように、あらゆる異能のベースである『集合的無意識とのアクセス権』そのものであって、一口に『異能』と言ってもピンからキリまで有るように、『神降ろし』にもピンからキリまで有って、ある意味私の『未来予知』も、『神降ろし=集合的無意識とのアクセス』によって実現されているのですが、【オリジナル短編】の『神降ろし』に比べれば、それ程大したことでは無いのです」
転生法ちゃん「そんなに凄かったの、【オリジナル短編】の『神降ろし』って? 『集合的無意識とのアクセス権』で言えば、どのくらいのレベルなの?」
ちょい悪令嬢「どのくらいも何も、最上級の『神様』レベルですよ。『最強』なんだから、当然でしょ?」
転生法ちゃん「『神様』レベルですってえ⁉ ──いやいやいやいや、本人が神様なら、『神降ろし』する必要なんて無いじゃない⁉」
ちょい悪令嬢「しれっと普通のモブキャラに化けて登場して、『神業レベルのパフォーマンス』をぶちかまして、他の登場人物たちをびっくり仰天させて悦に入るなんて、本作お馴染みの『なろうの女神』の常套手段じゃないですか? それにそもそも、あのヒーラーさんが『神様』であることは、作中でちゃんと臭わせていましたよ?」
転生法ちゃん「へ、そうだっけ?」
ちょい悪令嬢「彼女の前世である日本人名の『安倍小路祥子』って、『アベム○カの祥○』のもじりなんですよ。つまり『自ら神様宣言』なされたことで有名な、『豊川祥○様』をモデルにしていたのです☆」
転生法ちゃん「ええっ⁉ 『祥子』っててっきり、『マリア様○みてる』の、『小○原祥子様』をモデルにしていると思っていたのに、『そっち』だったわけえ⁉」
ちょい悪令嬢「実のところは、『ダブルミーニング』なんですけどね。『サキちゃん』の外見描写は、どちらかと言うと『小○原祥子様』そのまんまですし」
転生法ちゃん「……だけど少なくとも、『神様であること』を臭わせていたのは、確かなんだ。全然気がつかなかったよ」
ちょい悪令嬢「まあ、彼女は裏設定的には、『なろうの女神』である可能性は大きいですが、あくまでも【オリジナル短編】用の単発キャラなので、そこら辺のところはともかくとして、少なくとも彼女の『集合的無意識とのアクセス権』は、『なろう系』でお馴染みの、転生時にチートスキルを与えてくれる、一般的な『女神様』と同レベルであることは間違い無いのです」
転生法ちゃん「ええっ⁉ 確かにサキちゃんは他人に、『異世界転生した』かのような『記憶』を植えつけることによって、事実上『異世界転生』を実現すると言う、『なろう系の女神様』そのまんまの『神業』スキルを有していたけど、これまた『なろう系の女神様』ならではの『神業』である、『転生者特典』としての『チートスキル付与』なんて、やっていたっけ⁉」
ちょい悪令嬢「……前回の『転生法』のほうで言及していないから、おかしいと思っていたら、やっぱり理解していなかったのですねえ。【オリジナル短編】において、ちゃんと記述されていたではないですか? サキちゃんが『前世を視ることのできる』チートスキルによって、前世が『勇者』や『剣聖』や『大魔導士』である人たちを見いだして、人類最強の『勇者パーティ』を結成したって」
転生法ちゃん「もちろんそこら辺の文章は覚えているけど、別におかしくも何とも無いし、『チートスキル付与』にも関係していないと思うけど?」
ちょい悪令嬢「何言っているんですか⁉ たとえ前世が『勇者』や『剣聖』や『大魔導士』だからって、現世においても『最強』とは限らないじゃないですか⁉」
転生法ちゃん「?」
ちょい悪令嬢「──こいつ、ここまで言っても、何もわかっちゃいねえ⁉ これも『なろう系』の弊害だよな! 確かに『なろう系』のアニメばかり見ていたら、『主人公の前世は勇者なんだから、本人も勇者並みに強くて当然だよね♫』と、『思考停止』気味に思い込んでしまうのも仕方ないとは思うけど、絶対そうなるとは限らないだろうが⁉ 例えば前世が『異世界の悪役令嬢』であった、現代日本の男性サラリーマンが、自分の職場で当然のように、『悪役令嬢』として振る舞うとでも思うのか⁉」
転生法ちゃん「──そんなことしたら、『社会的死亡』待ったなしじゃん⁉」
ちょい悪令嬢「何度も何度も何度も申しますけど、『前世』なんて『妄想』のようなものに過ぎず、たとえ『剣聖』が当たり前に存在している異世界において、『剣聖』の前世を有していて、その記憶がバッチリ甦っている少年がいたとしても、それはあくまでも『夢の記憶』のようなものに過ぎず、無条件で『剣聖』になれるものじゃ無いのですよ!」
転生法ちゃん「ああ、なるほど、その説明で納得できたわ。むしろ、まさにその『前世の記憶』に引っ張られる形で、現世においても『魔王退治』を目指すようになって、日々剣の修練に勤しんで、長じて冒険者となり、数多の大冒険をこなしているうちに、遺跡の中に隠されていた『聖剣』と巡り合って、そこで初めて『剣聖』として認められて、超常なる『剣聖のスキル』を使えるようになると言ったパターンなら、納得できると言うものよね」
ちょい悪令嬢「どうやら、おわかりいただけたようですね」
転生法ちゃん「……だったら、【オリジナル短編】における、『勇者パーティ』のメンバーはどうなのよ? やはりそれぞれの『前世』に見合うように、今言ったような特訓や冒険をさせたわけ?」
ちょい悪令嬢「『魔王軍』の脅威がすぐそこまで迫っているのに、そんなことをしている余裕は有りませんので、『ズル』をさせていただきました」
転生法ちゃん「『ズル』、って?」
ちょい悪令嬢「『ズル』と言っても、むしろ『なろう系』の常套手段であり、『女神様』と同等の力を持つサキちゃんが、自分が適当にでっち上げた『前世持ち』たちに、それぞれに見合った『チートスキル』を付与したわけなのですよ」
転生法ちゃん「──話はそこに繋がるんだ⁉ それにしても実質『神降ろしの巫女』であるサキちゃんが、どうやって他人にチートスキルを付与するわけなのよ⁉」
ちょい悪令嬢「【オリジナル短編】に、ちゃんと書いてあったではないですか。『サキちゃんは他人を強制的に集合的無意識にアクセスさせることができる』って。本作の作者のセオリーとしては、『すべての異能は集合的無意識とのアクセスによって実現できる』のですからね。『勇者の前世』を持つ者に対しては、『勇者レベルの集合的無意識とのアクセス権』を与えて、『あんたの前世は勇者なんだから、その気になれば勇者の力を発揮できるんだよ』と、むしろサキちゃん自身がその気にさせることによって、勇者としてのスキルを使えるようにさせたのですよ」
転生法ちゃん「──なるほど! もはや『神降ろしの巫女』どころでは無く、『なろう系の女神様』そのまんまの、『チートスキル付与』能力じゃないの⁉」
ちょい悪令嬢「本当に前世が勇者だったのかわからない、そこら辺のモブキャラを、名実共に勇者に仕立て上げたり、そんな『インチキ勇者』とは違って、ガチで世界最強の『魔王』様に至っては、『前世がサキちゃんの妹分』だと言う『偽の記憶』を植えつけて、意のままに操れるようになるなんて、これを『最強』と言わずして、どうするって言うんですよ☆」
転生法ちゃん「……確かに」
ちょい悪令嬢「つまりですね、異世界において『最強』なのは、『勇者』や『魔王』御本人では無く、現代日本の高校生のような『極一般人』に、そのような『前世』を持っているように、『偽物の記憶』を植えつけることのできる、『神降ろし』的なスキルの持ち主と言うわけなのですよ。それも当然、これってまさしく『なろう系』における、転生を司っている『女神様』そのまんまであり、『神様が最強』であるのは、わざわざ語るまでも無いことですからね♡」




