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#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


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他人を弱者で被害者で人格者と決めつけて自分を安心させてはいないか

辛そうな人が居たとして、何か力になれないかと思うことはあっても。

その人が困っているのに、助けようとして余計に困らせてはいないか。

一見その人が凄く虐げられているように思えても、良くも悪くも一方の言い分しか見聞きしないわけだから、その辺は薄目に見たっていいと思うのだけれど。

インターネット人間関係というのは、ともすれば片一方に加担したくて、なんだか大げさな物言いと幼稚な動機で妙な力を発揮することがあって。それがいい方に作用していると感じるのは自分が味方したい人だからだ。


大体、誰かに向けて言ってるわけじゃない、心の赴くままの発言をイチイチ拾われたらお前だって面倒くさいだろう。それを他人に同じことして相手されないと膨れ面してるのは滑稽かつ迷惑かつ無様だぞ。


相手を見て何か言っている、行動しているつもりだけど、相手から見た自分を勝手に想像して動いているだけなんだ。そんな奴に思いやりとか慈愛とかあるわけがない。

下心や打算だけだ。

相手からしたら自己満足の種に自分の現状を利用されているだけであって、そんな気分悪いこともないだろ。その人がずっと弱ってて、自分が手を差し伸べなくちゃならない状況が延々と続いててもらわないと、自分がその人のために生きられない。

それって自立した大人のやることか?

もっと対等で、当たり前のことを気持ちよく行い、礼儀や敬意をもって接し合える人と仲良く楽しく過ごしたくはないか?


お前に弱者と決めつけられる筋合いはないし、今お前は弱者を救えるほど余裕も豊かさも持ち合わせちゃいないだろう。藁をもつかむ人を泥船に乗せたって死体が二つになるだけだ。あきらめてお前ひとりで沈んどけ。

お前が助けて見せたかった人は、きっと他にもっと善なる隣人が今ごろ助けているはずさ。少なくともお前なんかと一緒に沈まないで済むだけ遥かにマシだ。

泥船は泥船らしく静かに沈めばいいのだ。


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