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#対人依存症。和哉くんは生きづらい!  作者: 佐野和哉


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油粘土で捏ねたコンプレックスの塊

私は信じられないぐらいの不器用。

湿布を自分の腰に貼るだけで2枚も3枚も無駄にし(昨日の出来事)、紙ヒコーキも満足に折れない、ましてや手芸や釣りなんか針に糸を通すだけで日が暮れる。

中でも大の苦手が球技と工作。ハサミを入れたら切り口が段々になるし、絵を描いたって嗤われる。球技はどれもダメ。サッカーは空振りするし野球は球が取れない。バスケットボールは大嫌い。ちょっと触れたら反則で、ボールはずっとダムダムついてないとダメ、あんなもん出来るか。テニス、卓球、バレー、全部ボールに手もラケットも当たらない。

しかも全部チームプレイだから思いっきり足を引っ張る。だからもう本当に子供の頃から楽しくない…わざわざスポッチャとかで金払ってバスケしてる子らを見ると、なんだか幸せそうだなあと思う。


スポッチャにも少年野球やスポーツクラブにも行かず、家でコレ読んでるような君たちのために私は、そういう日向モンどもを裸にヒン剥いて手足をもいでブチ殺す小説を沢山たくさん書くからね(◆だれにはなしているのだ)。


ハサミで真っすぐ一線上を切れる人なんか居るのか?

スギ薬局でお会計するとくれる紙のクーポンとか、役所に出す書類とか、切り取り線があったってその上を綺麗に切ったためしがない。


油粘土とか泥遊びの団子なんかもダメ。

今でも覚えている。幼稚園の頃、マサくんとノブオくんと泥遊びをしていた。

彼らは黒っぽい泥を丸くしたうえから、白粉シロコナと呼ばれていたサラサラになった砂をまぶしてツルツルのお団子を作っている。楽しそうだ。

でも私だけ凸凹の、生まれたての小惑星みたいな形になるか、べたーっとした餅みたいになる。どうしても丸くならない。

カズヤのはお餅だな!

と言われて笑っていたが今でもあれが恥ずかしくて、いたたまれない気持ちになる。

ああオニギリも綺麗に作れないや。


油粘土でケーキやお寿司を器用に作る奴も居た。

紙粘土の中身に針金にチラシを巻いて、立派な野球選手の像を作った奴も居た。

みんな褒められて誇らしげだ。

私は、そういうものを作り出すことが一つも出来なかった。

絵を描けたといえば曲がった線や不細工な顔を笑われ、塗ればハミ出るか滲む。

工作や手芸で褒められたためしがない。

正直言えばメキシコの寮に入ったばかりの頃まで、台所の近くに誰か居るのもキツかったけど、自分の切った食材をみんなが食べてくれるだけで吐きそうなぐらい緊張してた。

台所に人が居てキツイのは家庭内暴力の一環の後遺症だけど、とにかく自分の切ったり刻んだりしたものに自信がなくて、あればっかりは何日に一回か否応なしに当番になるんで必死でやってたら平気になれた。

まあ、その後また飲食のバイトをしたときにバッチリぶり返してたから克服したとまではいかなかったけど、でもやっぱり不器用さが身に染みているから、お金を取って形の整ったものをお出しする仕事には金輪際、就けそうにない。


つくづく文章が書けて、文章を書くのが好きで助かっている。

人助けだと思って応援してください。

今後ともよろしく。


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