筋トレで鬱がどうにかなると思ってる奴に言いたいことは山ほどあるが
自分のことに限って言えば、今もある程度のトレーニングが必要だ。
というわけで久しぶりにジムで筋トレをして来た。
もう誰とも戦わないし、別に裸も見せないし、鍛える意味も意義も楽しみも無い。ただ重りを使って体に負荷をかけてやる必要だけが残った。
チビで重くて幅を取る置物がひとつ、因果と大して壊れもせずに残っている。
キノコでも生やして分解して跡形もなく消え去れたら、どんなにいいか。
結局キッドさんと和哉君の乖離に疲れてたし、そこですっぱり諦めがつくほどやり切ってないんだろうなキッドさんを。もっと思い切って旅をして人に会って書いて出してして来たかった、その後悔。
それと原寸大の和哉君の追いつかなさ、退屈さに嫌気がさしている。
人生やり直し計画、を立ててみたものの案の定
死んだほうが早いじゃねえか期間
に入っている。
だってそんな、じゃああと何年か先に自分が何してて、その時までいつまでも同じで待っててくれる人なんか居ないって。今だってわざわざ時間やお金を使ってくれる人いないじゃん。何かのついで、とかなら会ってくれるし自分が行くぶんには時間とってくれたけどさ。
それがお前の、キッドさんのせいぜい、ってやつだったんじゃねえの。
誰かをどんなに好きで居ようと、誰にどんな言葉をもらおうと、別にそれと距離とは全然カンケーなくて。
そいつにとって都合のいい程度のキッドさんというダルマの置物に和哉君の魂まで閉じ込められて、手も足も出ないまま置いておかれている。
私だってこんな邪魔くさくてクソの出る置物なんか家にあってほしくないから、まあそれが妥当な判断だろう。
妥協に見合った余程のメリットでも無い限り他人様が好き好んで付き合う義理も必要もない人間なんだお前は。基本的に心の奥底で他の人間に対してこういう風に思ってるんだなと、ときどき自分で自分にわからせておく必要がある。尻尾を振って信じて懐いた人間が、お前のもとを去るときに毎回どんな顔をしているか、たまに思い出しておかなくちゃならない。
筋トレなんかじゃどうにもならない、自分で自分を慰めることすら事欠く人生に筋肉なんかつけてどうにかなるもんかね。
それでもやるのは、もう夢の名残でも自分のためでもなく、嗜好品のようなもの。
路傍の吸い殻みたいな気分で今これを書いている。
誰か拾ってシケモクにでもしてくれないかと心のどこかでまだ何かを待っている。
早くつまんで捨てられてしまえ。




