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未確認生物

よろしくお願いします


前回のあらすじ


ドラン「鉱物がない」

アレウス「じゃあ霊峰行ってくるわ」

「ここに来るのも久しぶりだな」


俺は新たな武器を作るために霊峰に来ていた

ここに来るのも約一年ぶりとなる。ここに来ると色々と考えさせらることがある。


......主にうちの女神さんの勝手ぶりについてだけど。


(ちょ、ちょっとぉ!今のはしんみりしてくるとこでしょぉ!!)


「ふっ...」


(あぁ今、鼻で!鼻で笑いましたよね!何なんですか!)


ほんとにエリーナさんはいつもエリーナさんですね。鼻で笑いたくなっちゃいますよ。



「ちょっとアレウス!そんな所で1人でぼさっと何やってるのよ!」


「あぁ悪い、今行くよ!」



今回は俺1人で来ている訳では無い。シルのいつも来てるから行くと言ったが、まさかカトレアまで一緒に行きたいと行ってきのは意外だった、ドランと一緒にまたなんか開発するのかと思っていた



「何してたの?」


「いや、ちょっとな、色々思い出してただけだ」


主にうちの女神さんについてだけど


「ここでアレウスは強くなったのよね?」


「まぁ1年ぐらいここで暮らしてたからな」


そういえば今思い出すと修行は色々あったな

まぁ死にかける思いとかはしてないけど、いろいろな驚きとかはあった気がする


「で、カトレアはなんで来たんだ?」


「私も強くなりたくてね、あんなもの見せられた私も頑張らないと」


「あんなもの?」


「んーん、何でもないわ!」


いったい何のことだろうか?別に強くなろうとしてることはいいんだけど

まぁカトレアがそうしたいというなら別にいいか


「主殿よ、我らは主殿とは別行動なのか?」


「まぁそうだな、悪いけど俺1人でやるよ」


まあ適当に洞窟とか山で突貫工事をちょちょいとやろうと思ってるからな。周りの被害とか考えるとね



(まぁそんな自然破壊行為ができるのはこの霊峰くらいですよね)


そうなんだよね、ここの霊峰何故か復元するんだよね。1回フェイトで間違えて切っちゃった山も2、3日で気づいたら元に戻ってたし


「シル、カトレアのことは任せたぞ」


「うむ、カトレアのこともしっかり考えて行動しよう」


「じゃあシル、ちゃっちゃと行きましょう!」


そういってカトレアとシルは行ってしまう

シルが見てくれと行ったからまぁ大丈夫には大丈夫なんだろう。


「んじゃ俺も行きますか」





「おらおらおら!!くだけやがれ!「ボルテクスマグナム」!!」



洞窟が崩れるのではないかというくらいの振動と音と共に俺は洞窟の中を進んでいく


もちろん本当はもう既に崩れているはずであるが、そこは無理やり重力魔法で無重力空間に変えていき、電気魔法で磁場を発生させて無理やり鉱物を引き寄せて空間倉庫に閉まっていく


(ほんとに力技ですね。久しぶりにアレウスさんの理不尽ぶりを思い出しました)



「よしっ!ここはこれくらいでいいな。次行くぞ」



そして俺は洞窟というか、宙に浮く岩とか石とかを避けながら次の洞窟を目指した




「さて、はじめるか」


俺がまた同じように突貫工事を行おうとすると、俺の視界が何かを捉える。


「なんだ今の?」


俺の圧倒的に強化された動体視力にも凌駕するほどの動きで何が俺の視界で動いていた

俺は洞窟での採掘をやめて、気配を完全に消してその謎の存在に近づていく


「見つけ......はやっ!!」


え、なにいまの?俺の気配に反応して逃げたの?ほぼ完全に消しきった俺の気配を?マジで?


(すごいですね、いったい何なんですかね?)


「さぁな、とりあえず面白そうというのだけはわかる。その姿を早く拝んでやろう」



2時間後



「だぁーーー!!くそっ!!また逃げられた!!」


あれから2時間謎生物を捕まえてやろうと挑戦するも全く捕まらない。視界にチラッと入ったかと思ったらすぐに消える。さっきからこの繰り返しである。


(すごいですね、アレウスさんがここまで苦戦するなんて)


「......」


(アレウスさん?聞いてますか?いつもみたいに無視とか嫌ですよ?)


「......」


(......アレウスさん?)


「...ふふふ、ははははは!!!」


(え、ちょっ!アレウスさん!?)


「いいじゃないか!!くそっ!いいぞ、本気出してやるよぉ!!」




30分後



「ぜぇ.....ぜぇ.....やっと捕まえたぞ」



俺は何十万paという炭素もダイヤモンドに変わるほどの高圧の檻にその謎生物を閉じ込める



(ほんとに全力出しましたね...)


「ぜぇ...ぜぇ...何のことだ?」



辺りを見ればここどこの戦地?と言いたくなるような光景が俺の周りに広がっていた


「え?なにこれ?」



(なにこれじゃないですよ!いきなり笑い始めたと思ったら、いきなり魔法バンバンぶっぱなし初めたんですから!)


「あぁうん、まぁほんとに出さないと捕まえれそうになかったから。え、まさかこれ俺がやっちゃったの?」


(そうですよ!)


うそー、マジか、ヤバイヤバイ。久しぶりにやりすぎてしまったらしい



「まぁいいだろ、別に元に戻るんだから」


(まぁそうなんですけどね、なんというかアレウスさんの悪魔的の笑いが怖かったというか)


エリーナがブツブツ言ってるけど、まぁ気にしないでおこう。俺はその捕まえた謎生物に鑑定をかける



スライム



「......はい?」



何かの見間違いだよな?いわゆる最弱生物の「スライム」さんじゃないよね?


スライム



「......うそ」


え、なに、俺はスライムに本気出してたの?

それはないよね?え?



(ぷーくすくす、スライムに...!スライムに本気出して......あーはっはっは!最近のアレウスさん面白すぎですよ)



俺の脳内にエリーナの笑い声が響く


そして俺の目の前には「スライム」という鑑定結果



「こりゃないぜ......」

お読みいただきありがとうございます


次回からはまたゆっくりとしたペースで投稿しようと思います。これからもよろしくお願いします!

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