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自分の心を優先する決心をした

ある大手企業にパート社員として入社できた私だが、


その企業を5ヶ月で辞めることになった。

というか、辞めるという決断を自ら行った。


周りから見てしまえば、「もったいない」といわれるだろう。

だが、私にとっては大手企業のパート社員という社会的な利点より"自分の心"を優先した。


前にも書いたが、我が家は働かざる者食うべからず なので仕事はしなければならないので、

多少の仕事の辛さ 多少人間関係の辛さは我慢出来たが、

勤務して3ヶ月が経った頃だろうか

職場でベテランのパート社員に囲まれて、自分の不甲斐なさ 仕事覚えの悪さ 自分の精神力の弱さ に改めて気づいてしまった。

その事に気付いた頃、

出来ない自分への悔しさなのか、虚しさなのか 憤りなのか それとも全ての感情が混ざっているのか、毎日の様に気分が落ち込み 会社を出た瞬間に泣いてしまった事があった。


そんな精神状態の私は、職場に海外出身の方が多くて、英語やその人達共通の母国の言語で話している時に

「私の悪口を言っているのかもしれない。」

「何を言ってるかわからなくて怖い」

と考えるようになってしまった。


それでも、数ヶ月に一度の契約更新まで我慢したが、日々そんなことを思いながら過ごしているとやはり心に負担がかかって、

「死んでしまった方が楽かもしれない」

と思ったことがあった。

ミスするたびに、

「私なんて消えてしまえばいいんだ。それの方が職場のみんなも楽になるだろう。」

とも考えた。


そんなことを思っていたある日、

家族から「今の仕事辞めたら?」と言われた。

母にこの仕事を紹介して貰ったこともあり、

言い出せなかった所もあったのだか、

さすがに娘の異変や日々の愚痴でわかっていたのだろう…

『そろそろ限界だ』という事が。


「私のことは気にしなくていいから、好きにしていいよ」と母に言われた

自分のことをわかってくれている事に嬉しかったし、少しだけ心が休まった気がした


そして、会社を辞める決意をした頃


また精神的に不安定になり『本当にこのまま ここで仕事をしていたら会社にも、家族にも迷惑をかけそうだ』

と本当に思った。


そこから、人事担当の上司が契約更新の聞き取りをしにきた時、

「辞めたいです」と言った。


工場での仕事だったのだが、

1つの場所で同じことを周りと同じ様に 一日中やる という作業がやりがいがある時もあったが、

仕事が出来ない(覚えられない)ことに自分でも腹立たしかったし、教えてくれてる人にも、申し訳ないという思いを抱えていた。


結果から言ってしまうと、私には 皆んなと同じ様にずっと同じ事をして過ごす事が難しい

という工場勤務には向かない事に気が付いた。


もちろん 過去の色々なトラウマから、人付き合いが上手くないのは、自覚している。


冗談を本気と捉えてしまったり、考えすぎてしまうことも理解している。


頭では理解しているのと、心が疲れてしまうのは別の問題だ。


退職したら、「一週間ぐらい家にいさせてくれ。もちろん家にお金は入れるから。」と真剣に母と姉に伝えた。


少し心身共に休まないと、心が壊れてしまいそうで怖い。

だから、少し休憩する期間をもらう事にした。

もちろんその間は、家のことはやるし 次のバイト先も探す。


そこまで貯金があるわけではないので、長々と休んではいられず

バイトをしなければいけない。

面接が嫌いだがそんな悠長なことは言ってられない

これが現実だ。


どうせじっとしてられない私の事だ。

休憩の日々も色々なネット活動をしていくんだろう。


それはそれで、私の良さだと受け止めよう。



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