第1話:育成狂いの少年と、天から舞い降りた神の恩恵
今回は転生とテイマーと牧場をテーマにAIに相談しながら執筆しました、、、、が、小説タイトルとあらすじで展開が分かるように壮大な事になりました(´▽`) '` '` '`
そこら辺も見ながら(ここら辺から手を加えたのか?とかwww)や只々楽しんで頂けると幸いですm(_ _)m
第1話:育成狂いの少年と、天から舞い降りた神の恩恵
柔らかな朝の陽光が、古びた木造建築の隙間から差し込んでいた。
王都の外れにある小さな孤児院。それが、今世におけるリオンの帰る場所だった。
「リオン兄ちゃん、いってらっしゃい! どんなスキルもらえるかなぁ?」
「リオンなら絶対にすごい天職がもらえるよ!」
孤児院の庭先で、彼を取り囲むようにして幼い子供たちが無邪気な声を上げる。リオンはしゃがみ込み、彼らの頭を順番に優しく撫でた。
粗末な麻布の服に身を包みながらも、その琥珀色の瞳には穏やかな光が宿っている。
「ありがとう。どんな結果になっても、俺は俺のやりたいことを貫くだけさ」
「リオン。あまり気負いすぎないでくださいね」
子供たちの後ろから、孤児院を切り盛りするシスター・アンナが穏やかな笑みを浮かべて歩み寄ってきた。彼女の差し出した手には、手編みの小さなお守りが握られている。
「あなたはいつも、自分のことよりこの院の子供たちのために働き詰めで……。今日はあなたのための日です。どうか、神様があなたの行く末に素晴らしい祝福を与えてくださいますように」
「シスター……。今まで育ててくれて、本当にありがとう。絶対に恩返しはするから」
お守りをしっかりと握りしめ、リオンは王都の中心地へと歩みを進める。
孤児院の温かい家族たち。彼らに楽な暮らしをさせてあげたいという思いは本物だ。だが、リオンの胸の奥底には、誰にも言えないもう一つの「狂気的」とも言える野望が渦巻いていた。
彼には、自分がかつて『現代日本』と呼ばれる世界で生きていたという前世の記憶がある。
前世の彼は、寝食を忘れるほどゲームに没頭する青年だった。ただのゲームではない。魔物を育て、配合し、突然変異を狙い、ステータスの数値を「1」上げるためだけに何百時間もダンジョンを周回し続ける――いわゆる『育成ゲーム』の狂信者であった。
過労で倒れ、この幻想世界エルシオンに転生したと気づいた時、リオンは絶望するどころか歓喜に打ち震えたのだ。
(ここはゲームじゃない。本物のスライムがいて、本物のドラゴンが空を飛ぶ世界……。なら、やることは一つしかないだろう!)
最強の魔物を育て上げ、自分だけの理想の牧場を作る。もふもふの獣系モンスターに埋もれて昼寝をし、伝説級のドラゴンを番犬代わりに庭に放つ。それこそが、リオンの抱いた途方もない、しかし至極本気のスローライフ計画だった。
◇
荘厳な鐘の音が、王都の空に響き渡る。
七色の光を透過する豪奢なステンドグラスの下、大聖堂には仄かな乳香の香りが漂っていた。
「――次、リオン。前へ」
厳格な顔つきをした司祭の声に呼ばれ、十五歳を迎えた若者たちの列からリオンが祭壇へと歩みを進める。
祭壇の中央には、神々の力が宿るとされる巨大な『神聖結晶』が鎮座していた。これに触れ、祈りを捧げることで神からの託宣が下る。
リオンは冷たい結晶に両手を添え、目を閉じた。
そして、魂の底から、前世の狂気じみた情熱のすべてを込めて神へと念じた。
(テイマー……テイマーになりたい! 魔物と心を通わせ、育成し、共に生きる力が欲しい! 愛と情熱と、少しばかりの効率化をもって、すべての魔物をこの手で育て上げるために……!)
その願いは、常人のそれを遥かに凌駕する重い執念だった。
あまりに強烈な「育成への渇望」は、次元の壁をあっさりと越え、遥か高みにある神界へと到達する。
『――ほう?』
雲海を見下ろす玉座の上で、絆と従魔を司る神アルトワールは、ふと下界へ向けていた双眸を見開いた。
『人間とは、力を求め、魔物をただの便利な道具や脅威としてしか見ない愚かな生き物だと思っていたが……。よもや、これほどまでに純粋で、かつ「底知れぬ狂気」を孕んだ愛を持つ魂が紛れ込んでいようとは』
神アルトワールの声には、数百年ぶりの歓喜が入り混じっていた。
現在、下界の生態系は停滞し、一部の地域では原因不明の瘴気によって魔物たちが凶暴化する兆しを見せていた。世界を護るべき『神獣』たちの力も衰えつつある今、アルトワールは真に魔物を愛し、育て上げ、世界の理さえも超える可能性を秘めた「特異点」を探していたのだ。
『異界の魂よ。お前のその狂おしいほどの情熱が、いずれ迫り来る「大いなる厄災」に抗う牙となるか……見せてもらおう』
神の意志が決定された瞬間だった。
カアァァァッ……!!
「な、なんだこの光は!?」
「結晶が……神聖結晶が、黄金に染まっているぞ!」
司祭が驚愕の声を上げ、周囲の若者たちが目を丸くする。
リオンの触れた結晶から、大聖堂のドーム天井を突き抜けるほどのまばゆい黄金の光の柱が立ち昇ったのだ。それは、建国の大英雄が祝福を受けた時でさえ記録にないほどの凄まじい現象であった。
光の奔流の中で、リオンの網膜に、前世で見慣れた「システムウィンドウ」のような半透明の文字が次々と浮かび上がる。
『条件を満たしました。従魔神アルトワールからの強烈な興味と神の加護を獲得』
『天職:【神の使徒】に決定しました』
『ユニークスキル:【神羅万象の絆】を獲得』
『ユニークスキル:【無限の箱庭】を獲得』
(な……なんだ、このスキル名?)
圧倒的な光が収束したのち、呆然とするリオンの手に残されていたのは、神々しい紋様が刻まれた羊皮紙――自身の規格外なステータスを示すギルドカードだった。
周囲のざわめきが静寂へと変わる中、リオンは確信した。
この日、この瞬間から、彼の夢見た「異常なまでの育成スローライフ」が幕を開けるのだと。
いかがでしたか?至って普通の転生とチートと牧場経営を夢見る展開でしょ?気づいたら壮大になっていきます。これからお楽しみに(≧∇≦)ブヒャヒャヒャ




