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#18

あれからステータスを確認した結果優→龍人(龍神) 翔→吸血鬼(真祖) ミオ→聖人魚 という親族に進化していた。

精霊神アーリー・妖精神マーキュ という名前らしい。

お互いの体の変化に悪戦苦闘しながらもなんとか人間と同じ容姿がとれるようになった。




そして新しい力を試すついでにある程度の素材回収と採掘を終え、地上に戻ることにした。


「マーキュ頼めるか?」


「地上への転移でいいかのぉ?」


「よろしく頼む」


「そーれっ!」


可愛らしい掛け声とともに少しの浮遊感の後見覚えのあるダンジョンの入口近くに立っていた。


「帰ってこれたんだな………」


「優、とりあえず王城に挨拶に行かないか?」


「その前に試してみたいことがあるんだがいいか?」


「まぁ、いいけど……」


「ヤシャ例のもの出すから少し人払い頼めるか?」


『ふんっ、任せておけ』


ヤシャの体から黒いオーラが広がっていく。しばらく待つと見渡す限り人の姿は見えなくなった。


「それじゃあ出すよ」


優が空に魔力を放ったかと思った瞬間空中に巨大な島が現れた。それは重量の影響を受けることなく浮かんでいた。

それを見た翔とミオも開いた口が塞がらなかった。


「どや?すごいだろ?俺がダンジョン攻略の暇な時間を使って地道に島を作っていたんだが浮晶石が手に入ったから浮かせてみた。ちゃんと上には城と街もあるんだぞ!住んでる人いないけど」


「こんなもの作ってどうするのよ………」


「んー、移動式拠点的な?上ならヤシャ達も本来の姿でゆっくりと休めると思うしね。」


「まったく、またとんでもないもの作ったな。で、これどうする気だ?俺的にはこの上に国とか作ったら面白そうだと思う。ラ○ュタみたいに色んな兵器積んでも面白そうだしね。何よりジオラマみたいで興奮する!」


「ア、ハイ ソウデスネー」


「まずは、王城に行って王様に報告だな。」


そう言い、一行は王城へと走って行った。それも馬車の数倍の速度で。

そしてミオは思った。私相当やばい人と一緒に来ちゃった?と。今更である








王城・謁見の間


で、城に着いたら即話を聞きたいなんてせっかちな国王だなぁ。こっちはゴキブリ倒して疲れてるんだよ、さっさと話終わらせて休むか。


「よくぞ戻ってきてくれた、ほかのメンバーから報告があった時にはびっくりしたぞ。色々と聞きたいことはあるがそちらのお嬢さんはどなたかな?」


「人族の王に教える義務などない。」


「王に向かってなんて物言いだ!不敬だぞ!」

同席していた貴族がなにかボヤくがそれを涼しい顔で聞き流す。こういうのは相手にしない方がいいと判断したからだ。


「よい、公式の場ではないから気にせん。わざわざ報告に来てくれただけで十分だ。」


「しかし…」


「儂にこれ以上言わせる気か?」


「……………」


あ、この人って王様だったね…第一印象が王様って感じしなかったからこうやって貴族を相手にしてるのを見るとなんか新鮮だなぁ


「あ、続きいいっすか?」


「続けてくれ」


どこから言うべきか…適当でいっか。いい加減なぐらいが良い加減ってな。ハハハハハ はぁ


「落ちて、そこの人に助けられて、なんとなくダンジョン攻略したら地上に帰れた。それだけですよ」


「いや、もうちょっと詳しく話してはくれないだろうか?」


「拒否権は?」


「王が話せと言ったら話す。常識だぞ!これだから平民は……ッ!?」


さっきの貴族が口を挟んだと思ったら吹っ飛んでいったよ。

俺はゆっくり後ろを見てみるとヤシャと目が会いニヤッとしたのが見えた。

ヤシャ…………グッジョブ!後で山羊のステーキ沢山作ってあげるからね!


「なっ……何をした?」


「はぁ、もういいよ出てきて」


そう言いヤシャとシラユリにかけてあった【光学迷彩】の魔法を解除した。

そして本来の大きさの2匹がそこに現れた…え?なんでその大きさなの?


『人の王よ、我が名は魔神龍ネファルヘルス龍の頂点だ。同じ上に立つ者として言わせてもらう、部下ぐらいしっかりと躾ておけ、それが最低限の義務だ。次に来た時にそれが出来ていないようならこの国を滅ぼすぞ?』


あの、ヤシャさん?多分その人聞いてないよ。床に水たまり作って白目むいてるし。カワイソス


「さてと報告?も済んだことだし行くか」


そのままヤシャとシラユリの背中に乗り王城の外へと飛び出していった。そう、文字通り飛んで行った。その際に壁が崩れたような気がしたが気にしない、俺はこの世界を楽しむんだ!


「ところで吉村さぁ、王様相手にあんなことして良かったのか?」


「俺何もしてない……はず…」

そうだよね。俺何もしてないよね!やったのはヤシャだもん。あ、連帯責任?そんなのは知らないっす。


「「ん?」」


俺と翔は違和感に気がついた。誰だお前


「え?永倉どうやってお前ここにきた?」


「普通に乗ったぞ。お前ら気づかなかったやん……」


あ、こいつ影薄いから気づかんかった。思い返してみるとコンビニの入口でよく自動ドアが反応しなくてぶつかってたなぁ…。


「で、何故ついてきた?」


「僕達いつも一緒だったやん!白雪と神崎姉妹といたやん」


「ごめん、影薄すぎて忘れてた。ミオは.....知らないだろうな。翔は?」


「俺も忘れてた」


「ひっど!うわひっど!この薄情者!ろくでなし!陰キャ!チキン!」


急にヤシャがアクロバット飛行を始めた。


「ちょっ!落ちる、落ちるから!ごめんなさい!もう言いませーん!うわああああああああ」


種族的に空を飛べる俺と翔はなんともなかったが永倉元い海斗は必死に謝っていた。そして落ちた。ちなみに推定高度600メートルだ。


「コマ〇ドーのサリーみたいだな.....シラユリ助けてやってくれ、あれでも俺達の友達なんだ。」


『了解よぉ、そのかわりぃ次は私に乗ってねぇ〜』



そんなやり取りをしつつ空島(拠点)に着いた。なお海斗は真っ青な顔で地面に頬ずりをしていた。そんなに怖かったんだね..。そして終始空気のミオであった.....その後、優がミオの相手を一晩中していたのは言うまでもない...。あ、やましい事はないぞ☆

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