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能力獲得で逆転生活  作者: 荒木政一郎


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10/10

戦いその果てに

俺の名前はオルガ気がつくと真っ白な何もない空間にいた

すると長い白髭を蓄えたおじいさんが現れる

オルガ「もしかして神様?」

神「ああそうじゃ、お前の望みどおり刺激の多い2度目の人生を味あわせてやった

これでお前も満足じゃろ」

オルガ「俺の仲間は、両親はどうなるんですか?」

神「オズとやらに消されるじゃろな」

オルガ「彼らを守ってやってください」

神「それはできぬ相談じゃな。ワシら神々はエルカを創造したあとギフトを与える時以外は世界に干渉しないとルールで決めとるんじゃよ。これはワシひとりの判断でどうにかなる問題じゃない」

オルガ「なら私をもう一度、あの世界に生き返らせてください。仲間を家族を助けたいんです。一生のお願いです」

神「まあワシはお前のことは嫌いではないし

一度作った世界を壊されるのも嫌じゃからな

もう一度だけチャンスをやろう

これは本当に特別な処置じゃからな」


オルガ「ありがとうございます」


オルガはギフト 蘇生を与えられた

ギフト 蘇生

一度かぎりのギフト。使用するとたとえ死んでも一度だけ生き返ることができる。このギフトを手に入れたのはいままでのなかでオルガだけだ

神「オルガいや龍本大河、これから悔いの残らない人生を歩め」


そしてオルガが生き返った

それを見た、オズが驚く

オズ「マジかお前」

オルガ「ラストバトルだ」

その時、後ろから何者かが入ってくる

ブラッドデビルスのリーダー マルク

ジェッターズの剣豪 バズビー

ゴールデンズのライト


マルク「オルガ生きてるじゃん」

バズビー「こんなところで死ぬやつとは思っていない」

ライト「こいつを倒した後はお前だ」

オルガ「助けに来てくれたのか」

バズビー「勘違いするなお前とリベンジマッチをする前に世界が滅びたら困るだけだ」

ライト「同じく」

マルク「安心しろ、オルガの仲間のところには俺の仲間がついてる、あいつらが力を合わせれば負けることはありえない。俺たちは俺たちの戦いに集中するぞ」


オズ「人数が増えても同じ」

オルガ「いや同じじゃない。ここからが本番だ」

ライト「ギフト発動 光」

ライトのギフト 光とオズのギフトのひとつ 闇が互いの効果を打ち消した

オズ「ギフトをひとつ無効化したぐらいで調子に乗るなよ。ギフト発動 地形変動」

隆起した地面がオルガたちに襲いかかる

だがバズビーとオルガがそのすべてを斬る

オズ「ギフト発動 炎、雷」

飛行能力をもつマルクと空中でシールドを足場にし移動できるオルガがそれを回避しオズに近づくがオズは追撃の雷をオルガに向けて放つ。

マルクがオズを庇いそれを受けた

オルガ「マルク!!」

マルク「構うな行け」

オズがギフト 風を発動し正面に迫るオルガを吹き飛ばそうとするしかし空中にいるオルガは真下にシールドを展開し、それを足場に垂直に飛んだ、そしてクリスタルソードに力を込める

そして渾身の斬撃をオズに向けて放った

世界を仲間を人々を守るため限界を超えて戦うオルガの姿はオズがかつてあこがれたヒーローそのものだった

オズ(ああ、こんな身近に本物のヒーローがいたんだな)

オズは黙ってその斬撃を受けた

オズ「ありがとう大河。お前は本物のヒーローだ」

オルガ「カズ...」

俺はオズいや親友のカズを背中に抱え、仲間のもとに向かった

俺の生きている姿を見たウイングスの仲間たちはおどろきながらも喜んでくれた

ドラゴンズのメンバーにカズを預け、カズの傷をギフト 回復で治した。

アンナが泣きながら抱きついてきた

アンナ「本当によかった。生きていてくれて」

グレイたちも俺の生存を祝ってくれた

帰ると人々は世界の危機を救った俺たちを歓迎した。そして両親が俺を抱きしめてくれた

思わず俺は泣いてしまった。家族全員が抱きしめあいながら涙を流す。

その後、政治家たちに俺たちを勝利の宴の主役として呼んだ

政治家や経営者、他の冒険者が集まる場所で俺たちは表彰され、俺が前に立って話すことになった

オルガ「確かに世界の危機が去りました。しかし、今回の事件を過去の出来事として忘れていけないと思います。確かにオズは許されないことをしようとしましたが彼のいう通り、冒険者パーティーはいままでダンジョンでの人命救助や街に現れたモンスターから人々を守るなど本来のやるべきことをないがしろにしていました。私たちは今回の事件を機に考えを改め、

本来の責務を果たすように方針を転換するべきです。最後までご清聴ありがとうございました。」

会場に大きな拍手が起こる


席に戻ると

アンナ「最高にかっこよかったよ」

ライ「さすがです」

グレイ「一生ついていきますぜ」

ゴル「お前にこのチームを託すよ。俺はアリスと一緒にしばらく旅に出る」

オルガ「わかりました、このパーティーをよりよりチームにしてみせます。」


そして数年後

俺とアンナは結婚し、子宝にも恵まれた

俺はいまでは経営者としてウイングスを支えている。両親にはいままでの恩返しに豪邸をプレゼントした。世界も変わった。冒険者パーティーは人命救助第一をモットーに活動している

世界は数年前より断然によくなった。でもこれで終わりじゃない。カズが憧れたヒーローはきっとこんなところで満足しない。俺は死ぬまでエルカをより良い場所にするために働き続ける。

でもヒーローにはたまには休みが必要だ今日はアンナや子どもたち、そして仲間たちと遊びに行くつもりだ。

グレイ「オルガの奢りだいっぱい食べるぞ」

ライ「リーダーご馳走になります」

オルガ「お前らなあ」

馬鹿なことをいう仲間二人にあきれながらも目的の店に向かう

その途中、旧ドラゴンズのアジトの前を通ると冬なのに一瞬だけ暖かい風が吹いた気がした。まるでカズが俺のいままでの行動を肯定してくれたかのようだった。一瞬、カズの姿が見えた気がする


カズ「ギフト発動 風。神様、俺みたいな罪人に蘇生のギフトくれてありがとう。これで満足です。」

最後まで読んでくださりまことにありがとうございます。他の作品もぜひ

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