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最後の人類、最初の生命  作者: コゲコゲ
小さい敵が意外と強かったりします
15/56

頼られすぎもいかがなものですかね。

 ー街の中のとある建物内ー


「まずい。このままだと…」


「十中八九こちらに来るでしょうな」


「なぜこの街ばかり…」


「それはこの本の中に書いてあったでしょう?」


「分かっています!!」


「しかし、あなたも物好きだ。こんなものを読むために新しい言語を勉強して、この街だけだが標準語としてしまったのですからな」


「でも、そのおかげでこのことが分かったのでしょう?」


「まぁ、それもそうですな」


「仕方がないです…兵を集めましょう」


「健闘を祈りますよ」




 ー同時刻、街北側の森ー


「ゼェ…ゼェ…」


 バキバキッ


『グギャーー!!』


「うっ、うわーー!!!」


「少年、こちらへ!」


「痛っ!」


『ギャー…?グルルルル……』


 ドスッドスッ、クンクン


『グルルルル……』


「(少年、静かに)」


「(コクッコクッ)」




 ー30分後、街の中ー


「?なぁ桜」


 商店街を歩いていると僕は一枚のポスターを見つけた。


「どうしました?」


「兵団収集命令が出てるよ」


「とうとう、狩りに踏み切ったのでしょうか…」


 じいさんの死から2週間。対応としては少し遅かった。


「そうなのかな?…おっ!桜、玉子が半額だって!!」


「そうですか!早く行きましょう!」


 このとき僕はあまり深くは考えなかった。


 しばらくして、スーパーから僕と桜はとても充実した顔(きっと第三者から見たらそう見えるだろう)で出てきた。


「玉子いっぱい買えたね!」


「そうですね!これからは毎日玉子料理です!」


 ゔ…それはちょっと……


「ん?あれは…?」


 僕は目線の先にあるものを見つけた。


「兵隊さんですか…?」


 100人はいるだろうか、兵隊が列を作って北側の森へ向かっていた。



「君達にもお願いできるかい?」



「「うおっ(うわっ)!?」」


 不意に背後から声がかかった。


「市長さん…」


 振り向いたそこに立っていたのは市長だった。


「お願いってまさか…また…」


「そうなんだよね…」


「…」


「市長さん」


「はっ、はい!」


「残念ながらこの話は無かっことに…」


「待ってください!もう頼れる人はあなた達しかいないんです!!」


「そう言われても…」


「良いではないですか」


「桜!?」


「でも、その代わりに今度何かご馳走してください」


「うーん…その位なら……」


「(一樹、こらえてください。今、家計がピンチなんです)」


「(そうか…了解、頑張るよ)」


 僕と桜は目線だけで会話をすると…


「それで、作戦は?」


「ありがとう!作戦っていうのは…」


 そのあと僕らは市長から作戦を聞き、戦闘準備に入った。

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