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第三十三話:究極のコシと、スーパー戦国人弐(四国・うどん編④)

【新たなる味方!キャラクター詳細設定】

幻茶げんちゃばあさん

キャラ: 『京都・鞍馬山くらまやまに隠れ住む、伝説の闘気マスター』風。

小柄でシワシワのおばあちゃんだが、その実体はかつて「黄金の闘気」を極めた伝説の達人。常に長いキセル(煙管)を吹かしている。口は悪いが、見込みのある若者を育てるのが好き。

得意技: 指先一つで巨大な闘気を圧縮して弾き飛ばす技術を持つ。

口癖: 「まったく、最近の若いモンは闘気の使い方が雑じゃのう」「ダダ漏れじゃぞ、ひよっこ共」「死ぬ気で絞り出せぃ!」。


 香川県・手打ちうどん『ツル丸』の店先。

 豊臣メガバンク四国支店長、長宗我部元親が放つ『借金取立三味線デット・ギター』の爆音音波によって、神堂宗次郎の『黄金のもっちもちオーラ(コシ)』は共鳴し、身動きが取れなくなっていた。

「ヒャハハハ!! 差し押さえ完了だぜェ! そのまま音波で脳みそまでシェイクして、豊臣の不良債権ゴミにしてやるァ!!」

 長宗我部がトゲトゲのスーツを揺らし、さらに狂ったようにギターをかき鳴らす。

「ぐっ……、うおおおっ……!!」

 もちもちオーラが音波に切り裂かれ、宗次郎の黄金の光が霧散しかける。カオス・パーティーは、四国でかつてない絶望の淵に立たされていた。

「ひぃぃっ! 兄貴の光が消えちゃうっす!! 誰か助けてーっ!!」

「お兄さん……! うちのうどんを守ってくれたお兄さんを、絶対に死なせんはん!!」

 看板娘の釜玉ツルが、大麺棒を投げ捨て、店の奥へと全速力で走った。

「ツルちゃん!? どこ行くっすか!?」

 すぐに戻ってきたツルの両手には、どんぶりではなく、黄金色の油が滴る、巨大な『鶏のもも肉』が握られていた。

「お兄さん、これをお食べぇぇッ! うちの店に伝わる、うどん以外の唯一の秘策……究極のスタミナグルメ『特選・骨付鳥おやどり』なんよ!!」

 ツルが長宗我部の音波の嵐の中に飛び込み、ボロボロの宗次郎の口元へ、骨付鳥を豪快に突き出した。

「おやどりの……究極のコシ(硬度)とスタミナで、その軟弱なオーラを限界突破させるきん!!」

「……ツル、さん……。……いただきます!!」

 宗次郎は、長宗我部の爆音に抗いながら、黄金色の油が滴る骨付鳥に、豪快にかぶりついた。

 ――パリッ、ゴリィィィィィィンッ!!

「……っ!! な、なんという圧倒的な熱量スタミナと、尋常ではない歯ごたえ(コシ)!! ガーリックとスパイスの刺激が、細胞の一つ一つを発火スパークさせ、おやどりの強靭な肉質が、私の体内のオーラを……内側へと圧縮、融合させ、ていく……ッ!!」

 その瞬間。

 宗次郎の体から霧散しかけていた黄金のオーラが、もちもちした質感から、銳く、激しく燃え上がる炎のような質感へと一変した。

 ゴォォォォォォォォォォォォッ!!!!!

「……えっ!? 宗次郎殿の闘気が……!?」

 近藤勇たちが目を疑う。

 宗次郎の髪が黄金色に輝き、わずかに逆立つ。ポカポカとした笑顔は消え、その瞳には、すべてを射抜くような鋭い眼光が宿っていた。

 そして、黄金のオーラの周囲に、音波を切り裂くような『黄金のスパーク(電撃)』が走り始めたのだ。

「な、なんだその姿は……!? 俺の音波が、あいつのオーラに触れた瞬間に……切り裂かれているだと!?」

 長宗我部がサングラスをずらして驚愕する。

「……長宗我部殿。貴方の『ノイズ』は、今の私には……届きません」

 宗次郎の声は、静かだが、香川の街全体に響くほど力強かった。

「これが……友情と、努力、そして香川のスタミナが生み出した、伝説の姿……」

「……『スーパー戦国人弐セカンド』です」

 限界を超えた黄金の光と、音波すら切り裂くスパークを纏い、宗次郎が今、伝説の姿へと覚醒した!!

 四国の空に、かつてないほど熱く、銳い黄金の夜明けが訪れようとしていた!!

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