第二十話:港町の重戦車と、黄金の極上ステーキ(神戸グルメ編!)
【ついに本編登場!キャラクター詳細設定】
◆ 本多 忠勝
キャラ: 『豊臣メガバンクが誇る無傷の重戦車 / 最強の重装甲エリート』風。
これまでの戦闘で一度もかすり傷すら負ったことがないと言われる、豊臣最強のタフネス男。全身を分厚い最新鋭の絡繰装甲で覆っており、圧倒的なパワーと防御力で敵をすり潰す。
愛機(武器): 『絡繰名槍・蜻蛉切』。触れたものを真っ二つに両断する巨大なチェーンソー型の槍。
口癖: 「俺の装甲に傷をつけられるか?」「出力全開だァ!」「すべては力でねじ伏せる!」。
京都の刺客を退けた神堂宗次郎たち一行は、次なるパスワード(解除キー)を求めて、潮風が香るオシャレな港町・神戸へと足を踏み入れていた。
背景には美しい神戸ポートタワーがそびえ立ち、異国情緒あふれるレンガ造りの街並みが広がっている。
「はぁ〜、港町ってなんだかロマンチックっすね! 潮風が気持ちいいっす!」
「オーホッホッホ! この洗練された街の空気、わたくしの美貌がさらに輝いてしまいますわ!」
クリノジとカトリーヌが、海を見ながら優雅に背伸びをする。
「……皆さん、海風に吹かれた後は、しっかりと良質なタンパク質を補給しましょう」
宗次郎がポカポカとした笑顔で案内したのは、レンガ造りの路地裏にある、知る人ぞ知る高級鉄板焼きの名店だった。
目の前の分厚い鉄板で、シェフが鮮やかな手つきで肉を焼き上げる。
ジュワァァァァッ……!!
香ばしいニンニクの香りと共に運ばれてきたのは、見事な霜降りが輝く『特選・神戸牛ステーキ』だった。
「いただきます」
宗次郎が、ミディアムレアに焼かれた分厚い肉を一口頬張った瞬間。
――ジュワッ、トロォォ……ッ!
「……っ!! な、なんという圧倒的な旨味と肉汁!! 噛む必要すらないほどの柔らかさの中に、大地の恵み(極上の脂)が凝縮されています!!」
宗次郎の全身から、かつてないほど力強く、燃え盛るような『黄金のオーラ』がドバァァァッと噴き出した。
「あ、兄貴のオーラが、高級なお肉のパワーでさらに分厚くなってるっす! 見てるだけでスタミナが湧いてくるっすよ!」
タナカが、自分の前に置かれた肉を泣きながら飲み込んでいる。
しかし、その至福のディナータイムは、地響きと共に破られた。
「――見つけたぜェ! 千銃の夜叉ァ!!」
ズドォォォォォンッ!!
レストランの壁をぶち破り、全身を漆黒の重装甲で覆った巨漢が乱入してきた。豊臣メガバンク最強の重戦車、本多忠勝である。彼の手には、エンジン音を轟かせるチェーンソー型の巨大槍『蜻蛉切』が握られていた。
「ひぃぃっ!? 壁を壊して入ってくるなんて、コンプライアンス違反もいいところっすよ!!」
クリノジがステーキの皿を抱えてテーブルの下に潜り込む。
「俺は本多忠勝! この分厚い装甲は、どんな攻撃も通さねェ! 貴様のその細腕ごと、挽肉にしてやるぜェ!!」
忠勝が、けたたましい音を立てる蜻蛉切を宗次郎に向けてフルスイングする。
ガギィィィィィンッ!!
宗次郎の『真・玄武』の光の盾がそれを受け止めるが、忠勝の凄まじいパワーと重量に、宗次郎の足元の床がメキメキとひび割れていく。
「ヒャハハハ! どうした! 防ぐだけで精一杯かァ!?」
忠勝がさらに出力を上げる。
「……確かに、素晴らしいパワーと装甲です。ですが……」
宗次郎は、ポカポカとした笑顔のまま、ゆっくりと息を吸い込んだ。
「極上の神戸牛から得た良質なタンパク質とカロリーは……私の筋肉とオーラを、かつてない領域へと押し上げてくれているのですよ!!」
ゴゴゴゴゴゴォォォォッ!!
宗次郎の黄金のオーラが、限界を超えてさらに膨張し、レストラン全体を眩い光で包み込む。
「な、なんだその莫大なエネルギー値は!? 俺の装甲の計測器が振り切れてやがるッ!?」
「……ごちそうさまでした。黄金・超重力拳ッ!!」
ドゴォォォォォォォォォォンッ!!!!!
宗次郎の右の拳が、黄金の流星となって忠勝の漆黒の装甲にめり込んだ。
絶対の防御力を誇っていた忠勝の最新鋭アーマーが、まるでガラスのように粉々に砕け散る。
「ぐわぁぁぁぁぁっ!? お、俺の無傷の伝説がァァッ!? 神戸牛のパワー、恐るべしィィィッ!!」
忠勝は、自慢の装甲を完全に粉砕され、神戸の美しい夜景の海へと一直線に吹き飛ばされていった。
「す、すげぇ……! ステーキの力で、あのガチガチの装甲を正面からワンパンで粉砕しちゃったっす!!」
「オーホッホッホ! 高級なお肉の力は偉大ですわね!」
神戸の極上ステーキで究極のパワーを手に入れ、最強の重装甲幹部を粉砕した宗次郎。
バリア解除キーをまた一つ手に入れ、カオスパーティーの旅はさらに加速していく!!




