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鉄ミミズ

答えは簡単である

私は弟子のミリーに言う

「食べたんだよ」

最近こんな感じの事件を見た気がするが、、、

しかし目の前でミリー君が実に良い驚きの表情を僕に向ける

「君は知っているかね、ヒ素が美薬と信じられていた時代があることを」

エリーはまた驚く

「まさか塗ったんですか」

首を振る僕

「食べたんだよ」エリー君は表情をひきつらしたまま、何か小声でブツブツ言っている

「世の中には面白いものがある、汚染物質しかないところで金属を食べるミミズが見つかった、深海では火山ガスを食べ、その空間でしか生きられない者もいる

身近でいえば、ゴジラだって水素核実験の突然変異だよ」

彼女が首を傾げた、、、変なことを言ったのだろうか、僕は慌てて続きを言う


「まーとにかくだ確かにヒ素という物は、人がいきなり大量に飲めば死んでしまう

しかし、少量を少しずつ毎日飲めば、不思議なことに慣れてしまうんだ」

彼女は驚くと同時にどこかに電話を掛ける、まったく忙しない女だ

そんな彼女に向けて

「あと言うなれば、食事をしていた、君の言うヒョロヒョロの日本人なんかが怪しいね、食事というに食べるという行為中なら、ヒ素を一緒に食べていても怪しまれにくい」


彼女が電話をかけ終え、ぺこりと頭を下げると忙しなく部屋を出て行った。

まったく忙しい奴だ、僕は次の仕事があるので帽子を取ってゆっくりと彼女の出て行った扉をくぐった



直、探偵からの置手紙として、あくまでヒ素を食べても死なないという可能性は少量でもないという事と昔の忍びの中には、わざと幼子の時から毒を摂取して毒に慣れる体質にしようとした裏にはたくさんの死があることをここに書く

良いこの皆さんはマネしないように だそうです  直トリック一部乱用



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