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8.ひみつのちから
つぎの あさ。
コテツは せんせいの まえにたちました。
すっと みみを たらして、しょんぼりした かおを つくります。
「せんせい、きのうは ごめんなさい。つぎから きをつけます」
せんせいは それを みて、にっこり うなずきました。
「ちゃんと はんせいしたんだね」
コテツは せきに もどりました。
(なるほど……)
(ごめんなさいは、あいてを あんしんさせる ことば)
(かんがえることは、おなじことを くりかえさないための ちから)
そとでは、こころを つたえる しるしを たいせつにする。
そして ほんとうに なおしたいことは、しっかり かんがえる。
こうして コテツは、
なかよく くらすためのだいじな ひみつを おぼえたのでした。
おしまい。
解説
組織対人コミュニケーションにおいて、ステークホルダーが求める「ポーズ(感情的適合)」を提示して表層的な摩擦を無害化しつつ、裏では「構造的分析とフィードバック」を淡々と実行する、きわめて高度な危機管理・処世のモデルです。
「外面」と「内面(分析)」を明確に切り分けることで、不条理な圧力による精神的摩耗を防ぎつつ、自己や組織の安全性と再発防止の実効性を高めることが可能となります。




