閑話
「わたし、ジェシカはビリーが好きなんだと思ってた
グレイと結婚することになってたから、言わないのかなって」
「グレイと結婚するって、ずっと思ってたから
誰かのこと好きだとか、そういう風に考えたことってなかったんだよね
でも、ビリーのこと好きだと思ったことはないなぁ
ずっと憧れてたけど
どっちかっていうと、うらやましかったって気持ちの方が大きいかも
ビリー、私たちの中で一番大きかったし、何でも一番最初にできたでしょ?」
――そう、その背中に、ずっと憧れていた。
「あー たしかに
一個上だったから当然っちゃ当然だけど、あの頃はビリーすごいって思ってた
でも、そっか、好きじゃなかったのか
ジェシカが好きだと思ってたから、ビリーが好きだってこと、ずっと言えなかったんだ」
「えー本当?!
二コラって昔からビリーのこと好きだったの?
全然分からなかった!」
「え~~~~
まぁマークがジェシカのこと好きだったのも気づかなかったしね…
あんなに分かりやすかったのに
ねぇ、マークのこと、いつ好きになったの?」
「うーーん、いつからだろう?
気づいたのは、告白された時だけど。
好きって言われて、すっごいうれしくて
同じ気持ちを返したくて
これが好きってことかってわかったの 」
これにて完結です。読んでいただきありがとうございました。
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