玄国異聞譚 - 咎人の行方、空駆ける獣 -
玄国の旧都であり東西交易の要衝・平陽は、今日も多様な人々で賑わっている。最大の商家であり貴族の呂家が経営する劇場で、人買いから救ってくれた奥方様のために、|葟杞《こうき》は日々働き過ごしていた。
多忙ながらも穏やかな日々は―――神獣ユニコーンの墜落事件によって一変する。
平陽に入り込んだ恐ろしい魔物を滅するためにやって来た『天界の官吏』であるユニコーン、バサンの道先案内人として指名され、彼に振り回されながらも街を、大切なひとを守るために葟杞は動く。
悲痛な過去を抱え、必死に目の前のものを救おうとする葟杞とバサンは、平陽を守ることができるのか…?!
多忙ながらも穏やかな日々は―――神獣ユニコーンの墜落事件によって一変する。
平陽に入り込んだ恐ろしい魔物を滅するためにやって来た『天界の官吏』であるユニコーン、バサンの道先案内人として指名され、彼に振り回されながらも街を、大切なひとを守るために葟杞は動く。
悲痛な過去を抱え、必死に目の前のものを救おうとする葟杞とバサンは、平陽を守ることができるのか…?!
序
2016/10/07 11:30
一:墜落、崩壊、悲嘆
2016/10/08 11:30
二:傲慢、矜持、覚悟
2016/10/09 11:26
三:理由、握手、変化
2016/10/10 11:27
四:急変、方士、欠片
2016/10/11 11:22
四:流転、霹靂、燈火
2016/10/13 17:47
終
2016/10/13 20:44