思いの救い手
すみません告知無しで金曜日投稿できなかったのは、大体お察しの通り・・・はい残業です・・・土曜日の朝日を見ながら帰宅しました・・・
エルローラサイド
レイヤールが目覚める20分前・・・
レイヤールが記憶の神殿で魔法陣に包まれた
エルローラはレイヤールの手を握り「レイヤール・・・」
レイメストもレイヤールの手を握るとレイメストに異変が起きる
「あっ!あぁっ!ア゛ア゛ア゛ア゛!!!」
エルローラは驚いて「レイメスト!?ちょっとしっかりして!!」
レイメストが白目を向いている
そして眠っているレイヤールから黒い気配がし始める
「レイヤール・・・!」
だが次の瞬間
レイヤールの周囲に激しい衝撃波が放たれる
「キャァァ!!」
エルローラは弾き飛ばされて、立ち上がるとレイヤールの手足からゆっくりと黒く染まっている
「レイヤール!!」
エルローラは杖を取り出して「レイヤール・・・貴方は決して1人じゃない・・・私が・・・私が側に居るって事を伝えなくちゃ!!自分の記憶とレイヤールは戦っているだから・・・私も戦わなくちゃ!!」
エルローラは頭上に氷の塊をいくつも召喚して「フロストフォーメーション!!」
氷の塊がレイヤールの手を当たると凍りついて行き、氷の輪っかが周囲に現れてレイヤールを凍結させる
だがレイヤールは氷から出てきてエルローラへと襲い掛かる
「グガァァァ!!」
エルローラは杖を氷の剣へと姿を変えレイヤールのガントレットを防ぐ
「っく!!レイヤール!!自分に負けないで!!」
エルローラはレイヤールのガントレットとつばぜり合いが続き
エルローラはそのまま呪文を唱え「『ザ・オールエレメンツ』!!」
精霊ドラゴンズが現れてエルローラが「レイヤールを抑えるのに手伝って!!」
チャルマがレイヤールを見て「随分とおっかない顔になってるな!!任せとけ!!」
チャルマがガッチリとレイヤールを掴んでミゲルが白い木の実を形成する「光りの種でも喰らえ!!」
ミゲルが投げた白い木の実がレイヤールに命中するとレイヤールの体に白樺のような白い木がまとわりついて闇を吸い出す
レイヤールが大暴れしている中アズールが「大人しくしなさい!!」
青い吐息を吐き出すとレイヤールの体が凍りつく
アズールが地面に降り立ちエルローラに「これで光りの木が闇を吸い出してくれればいいのですが・・・」
だが大気を震わせて氷が割れて行く
アズールが苦笑いして「これだけやっても・・・動けるとか」
「ゴガァァァァァ!!」氷からレイヤールが出てきてレイヤールの体は闇の侵食が引くどころか大きく広がり手足は黒く染まってしまっている
氷を割ってでてきたレイヤールはエルローラ目がけて飛びつく
「グガァァァ!!」
エルローラは杖を構え氷の剣を形成して立ち向かう
「っく!!」
だがレイヤールの腕から黒い炎が溢れ出て、エルローラの氷の剣が溶かされていく
「っく!!」
エルローラの杖がとうとう耐久地を越え、折れる「なっ!!」
そしてそのままレイヤールは黒い炎の拳を構えエルローラへと殴ろうとする
エルローラは目を瞑ったその瞬間
目の前に誰かが飛び込んでくる
レイメストだった
レイメストは防御壁を展開してレイヤールの攻撃を防ぎ
「“エルローラちゃん”私達レイヤールを愛する者同士・・・力を合わせてレイヤールを救うわよ!」口調が変わり、まるで別人のように、たくましくなった
「レ、レイメスト!?」
レイメストは振り向いて「私がレイヤールの動きを止める!!」
レイメストはジャンプしてレイヤールの背後に回るとレイヤールが振り向こうとした瞬間、エルローラは走って「杖がなくとも!!」
エルローラは走ってレイヤールへと走る
エルローラをレイヤールが警戒してレイメストから目を離した瞬間、レイメストが背後からレイヤールを取り押さえ
「竜崎君!!」
エルローラが走り「レイヤール!!」
抱き着つくとレイヤールの動きがピタリと止まる
「グ、ガ・・・」
そしてレイヤールの体からジワジワと黒い煙が抜けて行く
2人はレイヤールをサンドイッチにしてレイヤールを見ているとレイヤールは立つ力がガクリと無くなり、レイメストとエルローラはレイヤールを寝かせる
2人はレイヤールの手を握り、心配そうに見つめる
レイヤールが目を覚ました「俺は・・・」
レイヤールが目覚めた事にレイメストとエルローラは喜び・・・レイヤールの中に眠る闇は完全に切り払われた
―――――――
同時刻
「レギルス様・・・道化師が・・・セルレリエスタ殿が戦士されました・・・バルズも同様です」
遺跡の奥に深く腰掛けている黒いドラゴンは溜息を吐いて「そうか・・・あいつが逝ったか・・・馬鹿め・・・セルレリエスタは私の統べる世界で光りの者達に管理者として任せようとしていたのだ」
スケルトンの部下が頭をかしげて「光りは根絶なさるのでは?」
レギルスは首を振り「違う、光りという物は全て消せば新たな光りが生まれる・・・ならば私に忠実である光りを仕え、光りさえも支配する必要があったのだ・・・それがセルレリエスタ・・・彼が闇のカケラを取り込めないのも奴が光属性だったからこそだ・・・私への忠義その真っ直ぐな視線は私も嫌いでは無かった・・・」
スケルトンの部下が俯いて「深淵様さえもが戦士されて・・・我々は攻撃する手足を失ってしまった・・・」
レギルスが叫ぶ「いやっ!まだだ!!頭はのこっている・・・そしてその眼前まで奴らはやってくる・・・しかもそこには私の子も居る・・・私の子・・・レイヤールと言ったな、彼が反転する事さえできれば・・・勝機は十分にある、彼の思い人・・・エルローラを手に入れる事が・・・我々にとって勝利への鍵だ」
スケルトンの部下が敬礼して「ハッ!!」




