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光vs善

レイヤールが丘から高速で駆け抜けてくる3人を見て「あの金ピカ共が光りの使者か・・・」


ガルスはまだ撃たない、確実に引きつけてから始末する気だろう


レイヤールは走って「だったら!!」背中からグラディウスを抜いて走る


相手の黄金鎧の騎士と剣同士でぶつかり合う

お互い拮抗して相手が喋る

「ひょっとしてレイヤール様ですか!?」


「だとしたら何だ!!盗賊!!」


ガチィン!と離れてボウガンの矢が飛んでくる


「ッチ・・・外した!」


矢が追撃してくる為、グラディウスで叩き切る


エルローラが「さぁ皆行くよ!精霊ドラゴン達!!『ザ・オールドラゴンエレメンツ!!』」


ミゲルやアズール、チャルマにロミンスが現れて


4匹のドラゴンが集う


姿もだいぶ成長している姿で、ミゲルが手から木の苗を取り出して「さぁ!!僕達も戦うよ!!いつまでもエルローラの中から見守るだけじゃないからね!!アズール!」


青いドラゴンのアズールが木の苗に触れて魔力を注いで


「チャルマ!」


赤いドラゴンのチャルマが両手で魔力を込める


「ロミンス!」


ピンク色のドラゴンのロミンスがな魔力を注ぎ込み


ミゲルが木の苗を地面に投げつけるとボコボコと木の幹が生え


ボウガンを放った金色鎧のボウガン男に飛びつく


「こんなコケ脅してで!!」


ボウガンを放つ・・・だが矢は幹に絡め取られて無力化される


「っつ!!だったら!!フレイムバレット!!」


炎の矢を放ち幹に引火するが、火をエネルギーとして吸収してより木が活性化する


「うそだろっ!?」

ボウガン男は捕まり幹に縛られる


「うぐっ!!」


ハンマーの男が駆けつけ「セインツ!!ハァァァ!!」


雷を宿したハンマーで植物を叩き、セインツを助ける


「た、助かったぜルーガ・・・」


ルーガと呼ばれたハンマー男は精霊ドラゴンズに立ち向かい


チャルマがハンマー男にパンチを繰り出す

「おう!!お前なんかに負けネェよ!!」


炎のパンチと雷のハンマーが衝突して周囲に衝撃波が広がる


「お嬢!!見ていてくれ!!これが新しい俺の力だ!!フレイムガントレットモード!」


レイヤールと似た技で、拳に炎で形成された鉄拳を装備している


ルーガは離れて「上級エレメンタラーとはまた面倒な・・・っ」



そして金色剣士とレイヤールは拮抗し続けレイヤールは監視塔を見て


『まだなのかガルス!』


相手の騎士は話しかけてくる「私はゴルド!貴方の母親メル様の親しい仲間です!一度剣を治めてくださいレイヤール様!!」


「あんたの部下が殺気だって俺の仲間を攻撃する限り俺も止められねぇよ!!ぬぅえぇい!!」


パワーで弾いて監視塔を見て「今だガルス!!」



―――――――


ガルスのスコープはしっかりとゴルドの頭を捕えている


「この距離外したら僕はスナイパー失格だな・・・いっけぇ!」


バゴォォン!!




パキィィン!


ゴルドが一太刀入れ、ゴルドの左右が半分にされた弾丸が地面をえぐる


「なっ!!」レイヤールが驚愕するとゴルドは剣を掲げ「ゴルドが命じる!!ルーガ!セインツ!ただちに戦闘を停止せよ!!」


セインツとルーガがゴルドの周りに転移されて「なんでいちいち強制命令を使う!?」


ルーガはゴルドを見て「何か策があるのか?」


ゴルドは溜息を吐いて「レイヤール、これで話しをする気になったか?」


レイヤールは溜息を吐いて「それで・・・?俺に何の用だ」


ゴルドはレイヤールを見て「私達は仲間でしょう?争う事は無い」


レイヤールは首を振り「そんな事は無い、俺は光りにも闇にもどちらに付くなんて決めてない」


ゴルドは溜息をついて「自分の立場をお忘れですか、貴方は光りの竜・・・闇を切り払いし聖者の竜・・・光りの為に戦い、闇を払うのが貴方の使命ではないのですか?」


レイヤールは溜息を吐いて「俺が光りの竜だろうとなんだろうと・・・俺は闇を払う事は確かに進んでやる・・・だが光りの者達に尽くすなんてこれっぽっちも思ってない・・・それにだ・・・ここの人達から街を略奪しようとしている者達をどう信じろと?」


ゴルドはレイヤールを見て「レイヤール様、それは誤解です、元々ここは私達がはるか昔に立てた物・・・それを取り戻しに来ただけです!」


レイヤールはゴルドを睨んで「他人を踏みにじってもか?」


ゴルドは理解を求めようとレイヤールに説得する「闇に対抗する為に民の声を聞くなど無用です!放置すればやがて闇は全てを飲み込む!民がどうの言っている場合ではありません!それは貴方も分かっているでしょう!」


レイヤールは不安そうに見ている市民をチラリと見て、グラディウスを抜き「残念だが街の人達をお前達に虐殺させる訳にはいかねぇ・・・お前達が光りを語るのであれば・・・俺は『善』を語る!!」


ゴルドが溜息を吐いて「分かりました・・・レイヤール様・・・貴方は不死身という事ですね?もし私達が勝てば・・・貴方の身柄を拘束します、セインツ、ルーガ、レイヤール様の周りの者達を始末しろ、レイヤール様は私が相手する」


セインツは溜息を吐いて「全く初めからこうなるって分かってただろうが・・・」


ルーガはハンマーを構え「御意!」


エルローラと精霊ドラゴンズ達が身構え、再び戦闘が始まる



レイヤールがグラディウスでゴルドと剣をぶつけあい


「光りとはもっとマシなイメージだったんだがな!!メルの奴が光りはあんまり信用できないとはこの事だったんだな!」


つばぜり合いの中レイヤールがパワーでゴリ押してゴルドにグラディウスを構え刺突する


ゴルドは体勢を立て直して「剣筋が甘い!!」


ガキィィン!!レイヤールの剣は弾かれてグラディウスが地面に刺さる


ゴルドが剣を突き立て「覚悟!!」


レイヤールはニィと笑いガントレットで弾く

ゴルドが驚いてバックステップして「その動き・・・本命はガントレットが武器ですか・・・」


レイヤールは拳を構え「その通り、剣を使っていたのはせっかく宝剣持ってるんだし仕方なく使っているだけだ、本命はこっちさ・・・行くぜ!煉獄形態(インフェルノバーストモード)!!」


体から炎が放たれて


ゴルドは剣で立ち向かうもレイヤールはレイから受けた剣戟を覚えている為剣による攻撃耐性は高い


ガントレットで弾いてゴルドの足を掴み、空へと投げる


「行くぜ!!煉獄鉄拳(インフェルノガントレット)!!」


ブースターで空へと上がり、ガントレットでぶん殴る


だがゴルドも空中で姿勢を変え剣でガードする


そしてレイヤールの勢いをゴルドは剣を逸らして左へと逸らしレイヤールはブースターと翼を使って間合いを開けて着地する



ゴルドが剣を構え「これがメル様の息子・・・流石メル様ですね・・・良い教育をなされている」


レイヤールは苦笑いして「生憎メルは俺の事なんて一切育ててくれてなんかねぇ・・・俺を育ててくれたのはエルローラと・・・レイと・・・仲間達だ!!そろそろ終わりにするぞ!煉獄紅焔形態(インフェルノブレイブバーストモード)!!」


炎がオレンジ色に変わりゴルドが剣を構え「まだもう一段回強くなるのか・・・流石は選ばれし聖者の竜・・・!」



――――――


エルローラはボウガンの矢を防壁で弾いて逃げ回っていた


精霊ドラゴンズ全員でルーガを抑えている為エルローラは単身で戦う事を強いられ


回避・防御・回避・防御と防戦の一方だった


『っく・・・隙が無い・・・矢の追尾が切れる頃には再装填が済まされている・・・このままじゃいずれ当たる!攻勢に転じなきゃ!』


セインツが狙いを定め「可愛い子にゃ申し訳ないけど、今の俺はイライラしていてね・・・」


エルローラがセインツと間合いを確認して発射する瞬間


遺跡の柱にエルローラがスッと入り、セインツが柱に狙いを定め゜隠れても俺の矢はボロ石ぐらい貫通するぜ!!」


石がバゴォン!と弾けたが血しぶきが上がらない

「?・・・隠れた訳じゃない・・・?・・・まさか!」後ろを見るとレイヤールが捨てたグラディウスを手に取り突撃していた


「てぇやぁぁぁぁ!!」


セインツはボウガンを盾にして「くっ!!」


ボウガンの弦が切れ、セインツの頬に弦が辺り切れる


「嬢ちゃん・・・只者じゃないな・・・冷静な判断・・・冷静な攻撃・・・気に行った!エルローラ!俺と一緒にヴァルハラへ来い!俺が妻に娶(めと)ってやる!」


エルローラは激怒して「絶対お断り!!私の恋人は!!」グラディウスの形が大剣へと変って行き


「レイヤールだけなのっ!!」


大剣が巨大化して行きセインツが驚愕して「強情な所がますます気に入った!」


エルローラが怒り「もうっ!!潰れてぇぇ!」


グラディウスが肥大化していく


セインツが苦笑いして「これがエルローラちゃんの愛の重さってか!?うごご・・・冗談抜きでそろそろヤバイっ!」



ルーガが振り向いて「セインツ!!」


チャルマがルーガを振り向いた瞬間「ミゲル!!今だ!!」


「ほいさっ!!喰らえっ!苗木トラップ!!」


苗木を植え付けてルーガの体を植物で縛り上げる


「しまっ!」


チャルマが全力を出して「うおぉぉぉぉ!俺のフルスイング鉄拳!!」


ルーガの顔面に炎のガントレットが直撃して、チャルマの前方に熱が大放出される


「ウァァァァァ!!!」




ゴルドが振り向いて「ルーガ!!っく!!」


レイヤールが回転して遠心力と体重を掛けて更にブースターまで吹かして重たいガントレットの一撃を剣に叩き込む


あまりに重い一撃でとうとうゴルドの剣が折れる


「剣がっ!!」


レイヤールはトドメと言わんばかりに空へと舞いあがり息を吸い込み喉元を膨らませ「行くぜ!!煉獄紅焔咆哮(インフェルノブレイブブレス)!!」


オレンジ色の高熱の炎がゴルドを包み込もうとする


だがその瞬間


「止めなさい馬鹿息子」


角をがっちりと掴まれて上へと向けられブレスが空へと飛んで行く


「ちょ!?誰だ!?」


レイヤールが振り向くと白い長髪エルフ・・・そうメルだった


ゴルドが跪いて「メル様・・・よくぞお戻りで・・・」


メルがゴルドの前に立って「それで・・・どうしてバージストを襲撃した訳?」


ゴルドが頭を下げて「大神官様の命でここの土地の奪還を命じられました!魔導兵器の回収との事です」


メルが溜息を吐いて「なるほどね・・・全く光りの使者達はどうして争いごとを好むかねぇ・・・駐留させておけば良いだけなのに・・・何故か支配したがる悪い癖だ」


レイヤールがポカーンとしているとメルが「別にレイヤールがやろうとしていた事は悪くない、だがゴルドを死なせちゃ私が困る」


レイヤールは呆れた目で「いいのか?またコイツら何が何でもバージスト頂く気のようだぞ?」


メルが頷いて「大丈夫、上官命で撤回させるから、それとレイヤール、ゴルドは聖竜計画の推進派だ、絶対今後喧嘩するなよ」


レイヤールが混乱して「ちょっと待て、話が全く見えん」


「詳しい事情はレイ達がそろそろ到着するはずだから待っていな」


「は、はぁ・・・」



ガルスが監視塔から苦笑いして「戦闘・・・終わったのかな?」


レイメストが頷いて「みたいだね!それにしてもお兄ちゃん凄い武器!カッコイイ!」


ガルスが照れ笑いして「えへへ・・・そうかな?」


レイメストが尻尾に顔を埋めて「モフモフ!」


ガルスが苦笑いして「そっちが目的かぁ~・・・」


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