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決闘:後編 【覚醒!!レイヤールの真の力!!】

すみません!お昼頃となっていましたが、急用が入り外出していました!

俺は意識を失い真っ白な空間に入る


少年が笑い「どうするレイヤール?」


「もう無理だ・・・これで3回目・・・次は無いもう駄目だ・・・」


少年が椅子に座りあざ笑うように「また逃げる?」


・・・・・・逃げた後を考えた、俺は世界中に言われるだろう、『逃げ出した情けないドラゴン』と・・・エルローラにそんな姿は見せたくない・・・逃げるなんてあの時言ったのはエルローラを気休めさせる為・・・本当は逃げるなんて選択種は無い・・・でも・・・


少年はため息を吐いて「それじゃ君のやる気を引き出してあげよう、本来こんな事するのは禁止なんだけど・・・僕もレイって男は気に入らないしね・・・」


子供がボタンを押すと映像が流れ始めた


俺はボロボロになるまでレイに殴り続けられ、レイは人型に戻ると俺を掴んで引きずり、帝国の部屋へと連れていかれる、そしてレイの自室と思われる部屋の真ん中に透明な水晶が置いてある


「やはり俺の見込み違いだったか・・・」


そう呟いたレイは俺を水晶に寝かせて「レイヤール・・・もう苦しまなくていい・・・お疲れさま・・・」そう言って術式を書き始めた


だがドアが吹き飛び、エルローラが兵士を焼き殺して突入してくる


「エルローラちゃん・・・俺に勝てるとでも・・・?」


エルローラは怒りを滾らせ「レイヤールは封印させません・・・!私は・・・私はレイヤールを意地でも助けます!!」


レイは部屋に置いてあったショーケースを殴り割り、そして剣を取り出して警告する「エルローラちゃん・・・君には無理だ・・・現実を受け入れろ・・・そしてレイヤールの事は忘れて・・・あの村に帰れ」


エルローラは杖を構え「帰りません!!」

レミウスも後から入ってきて「私もこのやり方はズルいと思いますよ?一人軍隊さん・・・勝てないと分かっていても・・・レイヤールは助けます!!」


皆・・・


レイヤールはため息を吐いて「仕方ないね・・・」レイは一瞬でエルローラに間合いを詰めエルローラは刺される


俺は騒然としているとエルローラが笑い、レイをがっちり掴み「もう逃がしませんよ・・・レミウスさん・・・レイヤールの事・・・頼みます・・・」


そういってエルローラはキッとレイを睨み「終焉魔法(エンド・ザ・マジック)!!エンド・ザ・ニューク!!!」


レミウスが俺を抱きかかえその周囲は真っ白に染まり、そして画面が戻るとレミウスは防御魔法に守られ、回りを見ると巨大なクレーターが出来上がっている「なんだよこれ・・・街も・・・人も・・・皆・・・」


そしてボロボロのレイが歩いて「まさか・・・自爆魔法まで覚えているとは・・・お前たちはどこまでも愉快だな・・・禁忌と言われた魔法を使い自爆して何もかも終わりか・・・?」


レミウスは剣を握り「たとえ一人になったとしても!!」


だがレミウスは一瞬で切り殺される


「あ・・・レイ・・・ヤール・・・」


そしてレイが空を見上げて呟く「レイヤール・・・こんな終わり方ってないよな・・・」その頬には涙が流れていてレイは自身の剣で自分を貫いて倒れる


俺は一人になっていた


映像が途切れて「ここからは”僕も予知できない事態が起こる”・・・ここから先は僕も分からない・・・だけど誰一人してハッピーにならない終わり方・・・」


俺は意を決した顔で顔を上げ「エルローラだけじゃない・・・俺の負けは皆の『死』・・・おいガキ」


子供はムスッとして「なんだよガキってその呼び名よしてくれない?」


俺は立ち上がり背を向け「デスイーターの能力で強化される具合はどう変わる?」


子供笑い「やる気になったようだね・・・フフッ楽しくなってきた、君の『決意』によって大きく左右される、さぁ暴れてきな」


俺は子供の頭を撫でて「今回は助かった・・・サンキュー」


子供は照れ臭そうにプイッと向いて小声で「全く・・・俺まで助けたくなっちゃうじゃないか・・・全く・・・」


------


声が聞こえる


「・・イ・・・-ル!」


「レイ・・・ル!!」

はっきりと聞こえてきたエルローラの声だ・・・

「レイヤール!!」


俺は・・・ハッピーエンドを迎える・・・この世界ではもう逃げないと決めた・・・!!


「エルローラァァァァァ!!!俺はもう逃げねぇぇぇぇ!!」

俺は今までの炎は違う金色の炎を身にまとう


俺が起き上がると観客たちは呟く「黄金の・・・竜・・・」


「紅焔不死鳥形態(ブレイブフェニックスモード)!!!」


鬼が暴走してなりふり構わず殴ってくる


俺は両手で受け止めて右手のガントレットを腕にぶち込む


「グオォォォォ!!!」だが傷が再生しそうになった瞬間、左手で


「煉獄鳳凰鉄拳(インフェルノフェニックスガントレット)!!」

俺の拳が再生する相手の腕に当たると、再生が中断され腕が弾き飛ぶ


ドパァン!とまるで風船が割れるように砕けた、俺は無意識に思い浮かんできた、勝利への想像(ビジョン)が


俺は残った最後の片方のガントレットを相手の腹部にガントレットを突き立て「ガントレットバンカァァァ!!」


バゴォォン!と貫き背中からパイルバンカーの槍が突き出る、そしてガントレットをパージして、カートリッジのマガジンへと息を吹き込み、誘爆させる。



「オォォ・・・」よろよろと鬼の巨体がよろけ、鬼の腹部には大きな穴が、そこ目がけて俺の全力を叩きこむ


左の拳に全魔力を集中させる。大気のマナがすべて俺の左腕に集まり、左腕が輝き腕全体が魔力のガントレットを形成し始める


「煉獄鳳凰鉄槌(インフェルノフェニックスブラスター)!!!」


金色の腕から放たれた一撃が不死鳥の頭のような形を形成して鬼目がけて叩き込まれる


鬼の体に黄金の不死鳥が鬼の体を燃やし、再生が追い付かない。


「ウゴァァァァァァァァ!!!」燃え盛る炎の中で叫ぶ声、手足が吹き飛んでいき、胴体だけが残り黒こげになった巨体は倒れる。


ピクリとも動かない、そしてそのままレイの姿へと戻っていく


「ゲホッゲホッ!」レイは血反吐を吐く


俺の全身の炎が抜けて行き、俺は立ってレイに近づく


レイは俺を見ると笑い「流石だレイヤール・・・覚醒まで漕ぎつけたな・・・ゲホッ!!」


俺は膝をついてレイに近づいて問う「覚醒って何のことだ?」


「その・・・黄金の炎を纏った姿さ・・・『災いが訪れる時・・・一匹の金色の炎を纏いし不死の竜・・・かの者は世界に振りかかる災いを跳ね除けん・・・』その災いが・・・この世界に振りかかり始めている・・・ゲホッゲホッ!!その災いで俺の鬼神族の仲間は皆死んだ・・・」


レイの行動すべてがようやく合点が行った・・・リュウビに頼んで俺を育て上げ・・・覚醒する所まで育てる為に・・・「・・・・だから俺を育てて・・・封印すると言ったのは嘘だったのか?」


レイは首を振り「いや・・・封印したならお前をエネルギー体に変え、俺が取り込み。俺が覚醒するつもりだった・・・だがそれはクールじゃない・・・ゲホッゲホッ!!」


血反吐の量が増えてきた


ミランダが駆けつけて治癒魔法を掛ける、「レイ・・・私知らなかったわよ・・・あんたが鬼神族だったって・・・これだけ長い付き合いの私達なのにどうして教えてくれなかったの・・・?」


レイは治癒魔法を受けながらうつむいて「知ったらどうしてた?」


「あなたの苦しみを一つは理解してあげられた・・・」


レイは苦笑いして「やっぱりガラじゃないな・・・レイヤール・・・約束通りお前達は自由にしていい・・・だが聞いてくれ・・・このままだと世界が終わる・・・」


俺は首をかしげて「世界が終わる・・・?どうゆう事だ!?」


レイは俺を見て言った「世界を救う仕事の話が聞きたければ、帝国の病院まで来い・・・何度も言うがレイヤール・・・お前は自由だ、世界を救うのもこのまま滅びるのを待つのもお前次第・・・」


世界を救う・・・?そこである言葉を思い出した俺が転生した時に聞いた言葉だ『私は世界の調律を保つ神、イプシロス。貴方に与える使命があります、私の世界を救って欲しい』


俺は観客席に座り俺を心配そうに見ているエルローラを見て、考えレイを見て「落ち着いたら詳しい話を聞く」


レイは笑って「そう言ってくれると思ってたよレイヤール・・・」レイはタンカーで運ばれて行く


観客達は拍手して俺の勝利に拍手してくれたが・・・勝った気はしなかった

全てレイが根回しさせて俺が覚醒するまで面倒を見てたからだ・・・とてもじゃないが俺の実力で勝てたとは思えない


複雑な気持ちのまま俺はコロシアムの控室に向かうとエルローラが走ってきて「やったねレイヤール!私達・・・やっと・・・」


俺が何とも言えない顔しているとエルローラが「最後レイさんと話してたけど何かあったの・・・?」


「あぁ・・・レイ曰く世界が危ないんだと・・・詳細は全く聞いてない・・・世界を救う気があるなら病院まで後日来いってさ」


エルローラが納得した顔で「レイさんはきっとこの為に私達を・・・」


俺も頷いて「あぁ・・・だけど俺としては君を危険な事に巻き込むのは――」


俺が言おうとするとエルローラが俺の口に人差し指を置いて「私達がやるしか無いんでしょ?それに世界が終わちっゃったら・・・これからの事も無いでしょ!」


確かにな・・・俺はあのクソッタレな前世から抜け出し、この世界でようやく良い人生が送れそうなんだ・・・やってやろうじゃないか世界を救う大仕事を


―――――――


それから世界では俺の存在と『1人軍隊が敗れた』の記事が大量に出回り、各地に衝撃が走った


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