セカンドステップ
俺達は洞窟から出て空を見上げる『フレベルグ・・・ここの世界での生みの親かもしれない・・・』
俺が考えているとエルローラが横に来て「親の事を考えてたみたいね・・・私も同じよ」
「エルローラ・・・これからどうするんだ?」
エルローラは俺の頭を撫でて「レイヤールが決着をつけるべき相手と決着をつけたら考えるわ!」
「ふふっ確かに、これだけ強くさせた奴に礼を言いに行かなくちゃならないな」
そう俺にはまだドラゴンの事を追う前に挑まれた決闘に出ないと行けなければならない・・・
ベルスターズ・レイ・ロナメスとの決着、エルローラを掛けた戦い・・・
奥でミランダががっかりしていて「あぁ~あ、結局私が推測した通りの歴史だったわね~・・・」
リュウビが苦笑いして「す、推測ってホンマ賢者やわな~・・・それより修行の大詰めは考えてはるのか?」
ミランダが笑い「もちろんよ、エルローラちゃんにはレイヤールを制御、補助をさせる方法を探らせるわ、ここの遺跡探索も無駄に終わってなかったわ、ドラゴニューラ族のスー派の研究施設の在り処が書いてある壁画があったの、しかもさっき解読したら、それがドラゴンを乗っ取る魔法に関する物だったの、転用すれば暴走や沈静化できるかもしれない」
「なるほどなぁ・・・大体想像しとるもんが分かったで、ワイの方ももっと詰めていかんといけへんなぁ・・・足技でも教えたろうか?」
ミランダが嬉しそうにクスクス笑い「本当、私達もずいぶんと楽しくなってきたわよね!教育って物に」
リュウビも笑って「ホンマやわ!ハハハハ!」
------
こうして俺達は各自また修行の日々へと戻っていく・・・
俺は砂浜で疲れて倒れる
な、なんか最近やたらとハードになってる気が・・・
リュウビが立ち上がって「レイヤールはん!もっと持ち技増やすために今度は体重をコントロールした技を教えるで!」
確かに肉体戦において体重攻撃は重要だ
リュウビが腰を落として戦闘態勢を取ると「レイヤールはんなら物分かりがエエから実際喰らってみた方が早いやろ」
っえ!?ちょ!?
俺が反応した時には遅かった
リュウビは膝蹴りの一撃をもろに受けた、
腹部がべっこりと凹んだまま戻らない
息が吸えない・・・吐けない・・・マジか・・・
恐らく、体重を乗せた一撃を膝に集中させるだけじゃなく、膝の先端に魔気を流し込んで一撃を重くしている
俺が吹っ飛び、しばらくするとようやく息が吸えるようになってきた
「ゼェゼェ・・・ゲホッ!!ゲホッ!!」
リュウビが歩いてきて「息が吸えなくなったやろ?それは肺に圧力がかかるように蹴ったからや、全ての生き物には共通して息を吸う事が必要になるんや、だからそれを一時的に機能停止させてやれば、楽に戦えるちゅうわけや」
にしてもなんて技だ・・・疲れている俺もそうだが、スピードもこの間とは比べ物にならない速さだった・・・
「おっ、何で早くなったか分からん顔してるな、いいやろ、教えたるわ、レイヤールはんと同じ事してるんやで」
リュウビが全身から魔気を多めに放つとそれが見えた、俺と同じように背中から魔気を放出してスピードを上げている、俺の背中の翼ブースターと同じだ
「レイヤールはんの翼から出す炎の方も習得せぇへんと・・・ワイのスピードには追いつけまへんで?」
この野郎・・・奥の手かくしてやがったのか・・・
------
エルローラサイド
私は自分の部屋へと戻るとベットへと座り「ふぅ・・・」
私はベットに仰向けになり思った
『レイヤールの親かぁ・・・私の親は名前すら知れなかった』
そんな事を考えているとミランダが入ってくる「エルローラ?居る?」
「は、はい!居ます!」
ミランダが入ってくると大量の本を抱えている
「私と研究しましょう?ね?」
「っえ?」
ミランダが私の部屋の机に本と地図をドサドサおいていく
「あ、あの!?」
私が質問しようとするとミランダは地図を床に広げて
「エルローラちゃん、あの場所で私が何も発見せず戻ってきたと思う?実はね・・・レイヤールを制御できるようになるかもしれない方法があるのよ!」
「レイヤールを制御・・・?」
ミランダが頷いて「えぇ、やはりり過去にもドラゴンが暴走した際にドラゴニューラ族がどうするか検討されていたみたいなの、それの研究施設の在り処が書いてあったのよ!ここよ!ここ」
地図で指された場所はここからまた数千キロ離れた場所だった
「あ、あの・・・ミランダさん・・・また転移ですか・・・?」
「ええ!早速準備するわよ!エルローラちゃん!!」
「は、ハァ・・・」




