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92 モンスターカーニバル

誤字脱字有りましたご連絡下さい。^_^



よろしくお願いします。



すみません遅くなりました。

一話アップしますね^_^

 コロンビアのネイバーの村で滞在するも宿屋が大部屋でアキラはパーティー女子7人に揉みくちゃにされて寝かされる


 アキラは翌日次の村インカ龍帝国の国境にあるパストーに行く事に決めた。


 宿屋の主人が親切に助言してくる・・・


「バスターの村は3年前から音信不通でもう誰もいないと噂されているだ・・・辞めた方が良くないか?」


 インカ龍帝国に行くと言う若者のパーティーを説得して止めるように言う


「天界に行く道を探してるだけでその場所が分かれば直ぐに退散するさ」


 まるで近所に行く様な気軽さに宿屋の主人は唖然として・・・


 まだ少年の仕草の残る青年をへーっと見る目が変わる・・・


 この青年には人垂らしの何かを備えてるのか大層宿屋の主人はアキラを気にいる・・・


「そうか・・・そこまで言うなら止めねぇ・・・パレードが始まってるべ・・・死ぬんじゃねえべ」


 パレードとは神々の戦いから大量に逃げて来るモンスターの事だ


「危なくなったら逃げ帰るからその時は宿屋に泊めてくれ・・・」


「この宿のほとんどは行商人しか泊まんねえべ何時も何処か空き部屋はあるだ・・いつでも来てくんろ・・・あ!そうそう・・・ちょっとだけ待つだ・・・」


 宿屋の主人が奥の部屋に入って直ぐ戻って来た


「10年前に来た冒険者が忘れて行った物がだ・・・なにか役に立かもしんねーべ持っていくだ」


 差し出した物は靴のカカトの両端に小さな羽が生えた靴だった。


 !


「変わった靴だなコレ・・・」


「オラには魔力がねえからわかんねーけど魔法の靴らしい・・・」


「え?いいの?うおー魔法の靴キター!ありがとう!おやっさんサンキュー」


 コレクターのアキラ羽目を輝かせて喜ぶ


 そこへ二階からゾロゾロとノリコ達が降りてくる・・・


「アキ兄お待たせ!」


「そんじゃあ行こか・・・世話になったよ・・・おやっさん・・またな!」




 今は1月で温帯気候で


 現在アキラ達が居る地点は山と山の間にある集落で年中17度から23度の地域だ


 山沿いの地方は

 12度から17度地域

 寒帯気候


 2本の山脈が立ち並ぶ山頂付近は

 6度から12度地域

 氷雪気候



 南部はアマゾン川に近い地方は

 6度未満の地域

 熱帯雨林気候


 とコロンビア国内では地域差がとてもハッキリ別れている珍しい国なのだった。


 集落の周りには壁が高く村全体を取り囲みモンスターから身を纏い持っていた・・・



 しばらく道を歩くと魔獣の集団がアキラ達に向かって来た


「丁度良い・・・レベル上げの時間だ何時もの陣形で行くぞ!前衛はスイーツとジャンヌ 中衛と前衛の補佐はソフィアをリーダーでキャロルとケイオスと連携しろ!ノリコと京香とフェアリイー俺の後の後衛で溢れた魔獣を討ち取るぞ!」


「了解」」」」」」」


 みな最近覚えたクンフーを織り交ぜながら蹴散らして行く・・・


 アキラは倒した魔獣をマジックバックに収納してまわる


 この辺りには魔獣以外に魔虫もいる・・・


 巨大なダンゴムシや巨大なムカデに似た虫などさまざまな虫がいて


 全て巨大だ


 ノリコと京香は現代人なせいかこの巨大な虫を怖がって逃げ回るのだ


「キャー!あっちいけ!虫嫌い!アキ兄助けて!」


「イヤー!もう!気持ち悪いよー!アーくん」


 2人は虫を見ると途端にへっぴり腰になる・・・


「待ってろ今行く!



 たんに虫が苦手なのだろう・・・


 他のメンバーは気にせずサクサクと倒して行く


 フェアリイーがその時テクテクと虫に近づき巨大なムカデを指差す・・・


「プシュー!プシュー!」


 フェアリイーの指先から白いケムリが吹き出して巨大な虫を覆うと・・・


 !


「ギュー!」


 と巨大なムカデが悲鳴を上げバタン!と倒れた・・・


「え?」


 アキラは突然死んだ虫に驚く


 フェアリイーは虫を指さした姿勢のままでこちらを向いて・・・


「魔虫コロリ・・・」


 え〜!


 ここ異世界だよね!


 殺虫剤だよね!


 それ!


 異世界の雰囲気台無しだから!


 無言でアキラは心の中でツッコミを入れる!


 じ〜っと見るフェアリイー


「ん〜!ナイス!フェアリイー!」


 親指を立ててgoodサインを出す!


 心の中と裏腹にロボットでも気づくかかも知れないとアキラは逆の反応をして褒める


 すると無表情のフェアリイーの口元が微笑む・・・


 とテクテクとまた歩き出しては巨大な虫に「プシュー」


 次の巨体な虫に「プシュー」


 ひたすら「プシュー」


 あたりに白いケムリが充満して行く


「なに?殺虫剤!けほっ!けほっ!」


 とノリコがケムリを吸い込んだのか咳き込む


 するとフェアリイーが振り向いて話す・・・


「このケムリは虫にか効きません。現在ケムリ自体は水蒸気に近い気体で人体には影響はありません。ご安心を・・・」


 またアキラに振り向いて答える・・・


「お・おう!」


 水蒸気って!


 ゴキ用バ○サンかよ!


 再びアキラは親指を立ててグットサインをする


 すると猛スピードで!


「プシュー」コロリをしまくるフェアリイー


「ノリコ!京香!人体には影響無いんだってよ!ここはフェアリイーに任せよう・・」


「うん・・わかった!」


「そうする・・アーくん」


 2人はアキラの元へ戻って来る


「前衛と少し距離が離れてしまった合流しよう」


「アキ兄・・・あれどう見ても殺虫剤だよね・・・」


 言いたい事がわかる!


 わかるぞ!


 ノリコ


「ノリコと京香とおんなじ気持ちだ・・」


「うん・・・なんか異世界の気分削がれるよ〜ね」


「これは俺達3人しかわからない感覚だ胸の内にそっと閉まっでおこう・・」


「わかった・・」


「そうだね・・わたしもわかったよ」


「じゃあ行こうか・・・」



 こうして3人はモヤモヤして前衛に合流するのであった・・・



 モンスターカーニバルはまだまだ続く



 次回をお楽しみに!












応援よろしくお願いします。^_^






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