90 アイャー!
誤字脱字が有りましたらご連絡下さい。^ ^
よろしくお願いします。
コロンビアの首都ボゴータを離れて200キロを南下するとネイバーと言う村に辿り着く・・・
アキラ達は道中・・・
魔獣を狩ながらゆっくりと観光しながらいろんな景色を見ながら旅を続けた
キングバイパーが鎌首をもたげて舌の先が裂けてチロチロと出す巨大なヘビが出現した・・・
「うわ!また来た!よっ!」
スイーツが銅の剣でキングバイパーの首を切断する
!
「ハイヤー!ハッ! まただ・・・また折れました。3匹しか切れないですぅ」
スイーツがアキラの真似をして銅の剣を使う様になった。
他の冒険者が見たら腰を抜かす程の技量にまでレベルアップしたスイーツ・・・
流石は勇者現在レベル10,962
「はあーっ!ジャンヌさんむずいよコレ・・・」
ジャンヌも英雄でスイーツと負けず劣らず強い現在英雄レベル10,023
「指先に気を込めて切るだけなんですけど・・・難しいですか?アチョー!
ジャンヌは指先に気を込めて横に一閃する・・
スパッと巨大なキングバイパーの首がポロリと落ちる・・・
2人が前衛でスイーツと話しをしながら前へ進む・・・
「ハァッ!ハァッ!アチョー!龍虎八拳!」
「酔拳!ハッ!ハァー!アイャー!」
まるで酔っ払った風にカラダを踊らせ不意をつきチョップや拳で切ったり殴ったりで倒していく2人・・・
中衛のアキラはスイーツとジャンヌを違う方向へ導いてしまった事を心の中で懺悔していた。
コロンビアに来た頃・・・
シャドーボクシングに飽きた2人は朝から晩までもっと他に無いのかとしつこく迫られ・・・
あまりのしつこさに辟易して・・・
昔同級生でクンフー映画好きのツレだった奴に貸して貰って見たクンフーをテキトーに教えてしまった事を今では後悔していた。
勇者スイーツと英雄ジャンヌは歳は違えど精神年齢はほぼ同格と言う事がアキラにはわかっていた。
いやわかってしまったと言って良いだろ・・・
中2病という奴だ
スイーツとジャンヌは互いに目をキラキラさせて初めて見るクンフーの型を記憶を頼りにやって見せると2人はクンフーの虜になって・・・
今ではアキラより上手くクンフーを扱える様になった。
アキラの言う事は絶対と盲信する2人は特に看過され易く・・・
その内他のメンバーも・・・
小さい頃見たクンフー映画を真似て教えるとパーティー全員染まってしまった。
ノリコと京香以外は・・・
後衛の2人は・・
ジト目で
「アキ兄・・」「アーくん」
「2人とも言うな分かっている・・」
とアキラは
心の中で・・・
すまない変な事教えて・・・
謝るアキラだった。
前衛のスイーツの龍虎八拳のジャンヌの二日酔拳のジャンヌを
ソフィアとキャロルとケイオスが拳法の型を真似ている・・・
我パーティーのブームになっていた・・・
「アイャー!」
ケイオスそのセリフちょっと違うと思うぞ!
「イー!リャン!サン!スー!・・」
キャロルそれただ数字を言ってるだけだから・・・
「大三元!国士無双!四暗刻!」
ソフィアもはやクンフーですら無いから・・・
アキラは一度しか教えて無いのに皆完全にコピーして熟練度が師範代並みに上達していた。
やっちまった!感ありありの顔でヒクヒクしていた・・・
それから巨大なヘビやイノシシや鳥は全て巨大で人が小人になった錯覚を覚えるのだった。
前のボゴータの村からかなり奥深く森を抜けネイバーと言う村に辿り着いた
巨大な木の柵で村全体を覆い凶悪な魔獣をそれで防いでいたのだ。
柵には防御魔法をかけているので村の中さえ入れば平穏な村のまんまだった。
「よし!今日はこの村で一泊しよう・・・」
このコロンビアの奥地では金貨は通用しない・・・
むしろ倒した魔獣の肉やその部位が喜ばれるのだった。
素材として武器や防具になるからであった。
宿屋の主人に声をかける
「一晩泊まりたい・・・」
「団体様はありがたい・・・大部屋があるそこなら8人ぐらいなら寝れる」
雑魚寝なら慣れっこだが・・・
みんな何故か俺にひっついて寝るのを好むため・・・
アキラはいつも揉みくちゃにされて・・
寝て気がつくといつも朝になっていた。
もちろん揉みくちゃなので
メディアの誰かのカラダの一部を揉んだり(不可抗力です念の為)
「あん!」「いやん!」
とか夜中に聞こえる・・・
誰かわからないのだが・・・
全身に柔らか〜感触と女の子特有のいい匂いがして最初は眠れなかったが今はだいぶ慣れて来た・・・
こうして今日のアキラの冒険が終わる・・・
インカ龍帝国方面での
神々の戦いの後数週間は・・・
魔獣のパレードが始まると言う
神々の争いから逃げ来た魔獣が波の様に押し寄せる周期が今週らしいのだ。
明日は忙しくなるぞ・・・
そして今日も誰か分からない女体の股間が顔面にホールドされながら寝るアキラであった。
応援よろしくお願いします。^ ^