83 加勢!
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
ちょっと夢中になり書き上げました。^_^
楽しんでいってください。
高い城門の前でボロボロの青の龍人クイトラグ魔王が幼体に袋叩きにあい・・
それでもまだ闘志を漲らせてわずかだが反撃にでる!
何匹かは攻撃を受けて吹き飛ぶがティラノサウルス族は攻撃力も分厚い皮膚に覆われた防御力も魔龍で最も強い種族で特にダメージは残らず直ぐに起き上がる・・・
青の龍人クイトラグ魔王に魔力が少なくなり攻撃を加えられ膝を突く・・
そこへ突然!
精霊のオーラを纏った天の助けが現れる!
それぞれのオーラの色は・・・
赤いオーラのノリコ
橙いオーラの京香
黃いオーラのソフィア
緑のオーラのキャロル
青のオーラのケイオス
藍のオーラのスイーツ
紫のオーラのジャンヌ
「加勢します!人質の女性は仲間が保護しています。ご安心して下さい。」
と黄色のオーラのソフィアが声を掛けて起き上がる!
「どなたか知らないが娘を助けてくれてありがとう!感謝する!この礼後ほど!」
娘が救助受けて助かっている事に安堵するクイトラグ魔王だった。
「加勢します!」
「すまない!頼む!」
!
そこへティラノサウルスの幼体2,000体が襲いかかる
「はっ!」
全身の赤いオーラを纏ったノリコが実際のティラノサウルスと大きさが変わらない幼体がノリコに襲い掛かる
ノリコは今までの敵とは違いかなり強力だと判断して抑えていた力を解放する・・
ドオーン!
ノリコは世界空手女子大会の5年連続優勝のノリコが本気で解放する・・
渾身の正拳突きをティラノサウルスの幼体に見舞う!
幼体のカラダに拳が浮き上がり・・
白目を剥いて泡を拭いて倒れ込む・・
離れた幼体に次々にお見舞いする
京香はファイアーお見舞いする
ケイオスがエアカッターの魔法で幼体を切り刻む・・
スイーツがリバィアサンの召喚獣を呼び起こす!
ジャンヌは地面に拳を撃ちつけ人や獣のゾンビが呼び込まれ・・・
ティラノサウルスの幼体はなすすべもなく女子軍団によって屠られていく
「なにをもたもたしておる・・・やれ!お前たち!」
神話級魔龍ティラノサウルスの族長ティラーノは突然現れた謎の人間達により次々に幼体が減っていくのを見てイラつく!
「役ただずめ!こうなればこのティラーノ自身で直々で滅してくれるわ!」
幼体の数が5分の1にまで減って苛立つティラノサウルス族の王ティラーノの攻撃が炸裂する・・・!
とそこへ
クィトワーネ姫がアキラの手を引いて現れる・・
片膝をついて戦線離脱しているクイトラグ魔王がクィトワーネ姫を見て・・
先程の話が本当のとこだと安堵する
それと同時にクィトワーネ姫に手を引かれた冒険者を見て驚く・・
クィトワーネ姫は父クイトラグ魔王を見つけ父に駆け寄り・・
「お父様!こちらのアキラ様とそのお仲間達に助けてもらいました。わたしの事は気になさらずにティラノサウルス族を葬ってください。」
!
娘が手を繋いでいる七色の人型にギョッとするが!
その人がアキラと言う人なのだろう・・
世界には色んな人種がいるだなと納得するクイトラグ魔王だった・・・
「うおおおおおお・・・全解放!」
これでクィトワーネの事を心配する事も無く全力で戦える!
全身にばちばちと音を立てて全身に放電して髪の毛が逆立つ!
幅ヒロの独特な刃物を抜刀して操り幼体の首を次々と刎ねていく!
今まで一方的にやられていたがそれは娘が人質になり危害を与えぬ為だった。
もう遠慮は要らなくなった!
「娘を助けていただき、かたじけない!」
と七色の人型に大声で感謝の言葉をかける・・・
ケツァルカルトの我国の神よ!力を与えたまえ・・・
全身全霊を持って神話魔龍の幼体を駆除していく!
「もはや幼体だけでは無理か・・下がれ我が子どもよ・・」
幼体が30体の数を切る頃に指示をだして下がらせる・・
ティラノサウルスの王ティラーノだけ前へ出る・・・
青の龍人クイトラグ魔王と
ティラノサウルス族の王ティラーノの
一騎討ちが始まる・・・
ジリジリと・・・
互いに間合いをつめ合う・・・
「覚悟しろ!ティラーノ王よ!」
「死に損ないが!クイトラグ魔王!トドメを刺してやるわ!」
通常のティラノサウルスより2倍の大きさのティラーノ王は強靭なアゴで敵を噛み砕きと言う一撃必殺技がある・・
一瞬で勝敗が決まるワザだ
スピードが劣るものの強力な強化魔法でコチラも一撃必殺の超時空雷撃がある
アキラを背にして立つ青の龍人クイトラグ魔王に対して・・・
七色の光る人間が眩しくて目に差し込み光りが視界を一瞬失うティラーノ!
0.00001秒で噛みつくが目をつむってしまう!
「今だ!超時空雷撃魔法!ギガイン!」
チャンスを決して逃す筈はなくクイトラグ魔王はティラーノの脳天にギガインを撃ち込む!
無数の雷撃が脳天に撃ち込まれ煙りが立ちあがる・・・
黒焦げになるティラーノ王
魔神パズーズ
熱病をもたらす魔神
人間の胴体、ライオンの頭、ワシの翼4枚、サソリの尾、曲がりクネった蛇の男根を持つ
時空を切り裂いて頭上から見ていたのだった。
青の龍人クイトラグ魔王と
ティラノサウルス族のティラーノ王の一騎討ちを
丁度アキラが立つ真後ろ上方に魔神パズーズが空間から顔を出して・・・
背後から邪悪な黒い妖気を発する剣をアキラの背中からブスリ!と刺そうとした瞬間だった。
プスプスと焦げた匂いが立ちこめる死亡したティラーノ王を・・
全員がそちら注意がそれていた瞬間にその出来事は起こった!
"キヒッヒッ・・・
地上のカスの様な精霊どもに覆われていたから分からんかったわい!
こんな奴をどうしてサタン様か恐れるのか分からんが・・・
これで昇進は間違い無いわい!・・"
もともと龍人を手駒にしてアキラなる者を仕止める計画だったが何故か龍人クイトラグ魔王を仲間に引き込むのを失敗して今に至る・・
アキラはボンヤリ立っていただけだった・・・
アキラの危機を感知したのは魔神パズーズが地上のカスの様な精霊と言っていた精霊達だった・・・
七色の1兆個の精霊の光りがギュッと凝縮して小さな点に変化し・・
精霊の感情が魔神パズーズに向く
無償の愛・・歓喜
から滅殺・・敵
反転する・・・
アキラの全身の精霊が一斉に戦闘体制に変化して・・
自らを光のレーザーに変換し!
1兆個のレーザー砲を放つ!
誘導する光りがカーブして魔王パズーズのカラダに収束して蜂の巣にする!
・・・
即死だった。
魔王パズーズは時空の裂け目の奥に倒れ込み・・
時空が閉じる・・
精霊が自らが光のレーザー砲となり魔神パズーズを即死させた事はアキラは寿命が来て死ぬまで気がつかなかったのあった。
「お!やっと視界が開けた〜精霊達はやっと気が済んだのなかぁ・・」
とアキラは呑気な事を言っている始末
そして誰も見ていなかったのであった・・・
カラン!
「ん?」
目の前の地面に落ちた剣をマジマジと眺める・・
空を見上げる・・・
何も無い・・・
綺麗な青空が広がる・・
「空から剣が降って来た?なんで?」
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アキラは理解に苦む?
チンプンカンプンだったのだ
その時・・
遠くでアキラを呼ぶ声が聞こえる
「アキ兄〜!」
ちょっと剣を見て考えるのを辞めた
「まっ!いっか!貰っとこう・・」
マジックバックに入れる
そしてアキラのマイコレションがひとつ増えたのだった・・・
使わず眺めるだけの・・・
魔剣デスカリバー
それは・・
聖剣エクスカリバーと対をなす
超がつくレアな剣なのは・・・
誰も知らないのであった。
「おーい!ここだ!みんな!」
みんな集まる・・
「あれ?精霊は?アキ兄」
「知らん!どっか急に居なくなった・・」
「ふ〜ん・・あっそうそう!あの人王様でご馳走してくれるって!行こうよ!」
「え!マジで!俺腹ペコなんだよ!いこいこ!」
と京香やソフィアにキャロルとケイオス
スイーツにジャンヌを見て
みんな怪我が無いのを見て内心安心するアキラだった。
そしてみんなで手や肩を組んでその王様と言う人のところ向かうのだった。
そうしてなんでここに来たのかをすっかり忘れている・・・
陽気なアキラ達であった。
アキラ達の旅はまだまだ続く・・・
応援よろしくお願いします。^_^