50 暗雲立ち込める・・・
誤字脱字がありましたらご連絡下さい。^_^
よろしくお願いします。
エゲレス国のとある拠点にて・・・
元西の白虎魔王所属情報局秘密情報部の教官
ジャック・リッパーこと切り裂きジャックがひざまずいて頭を下げている・・
そのジャック・リッパーの前に・・・
突如現れた破壊神バーン
「破壊神バーン様まかさこうして直にお会い出来るとはこのジャック・リッパー至極光栄に存じます。」
・・・
「破壊神バーン様の御信託を承りました・・・これより西の白虎魔王 白い寅
皇帝ネーロに替りましてヨーピリン大陸の魔王を
世に宣誓致します。」
"魔王宣誓後人族のフーランス国を討ち滅ぼし魔王の名を世に知らしめるのだ"
「はっ!ヨーピリン大陸の人族を討伐しヨーピリン大陸を制覇すれば魔王の名を盤石の物となりましょう・・」
"良き心構えである・・褒美として神話級魔竜プテラノドン成体レベル10,000一体と幼体レベル5,000を10体そなたに遣わす・・"
「おお!これは!伝承に出てくる神の使いである最強魔竜のひとつプテラノドン!では有りませんか?!!有り難き幸せ・・これでヨーピリン大陸制覇もなったも同然でございます。」
"そこで・・ひとつ頼みがある"
「ははっ・・・破壊神バーン様の頼みとあらばなんなりと・・」
"うむ・・・東洋系の男の初級装備のパーティー殺して貰いたい・・"
「東洋系の男?の初級装備のパーティー・・・ですか?それは私にとって容易い事喜んでお受け致しましょう」
初期装備と聞いてジャック・リッパーは簡単いつでも殺せる簡単のお仕事と捉えてあっさり返事するが後々に後悔する・・
がそれは今では無い・・・
"では頼んだぞ・・・"
「はい・・ジャック・リッパーの命に換えましてお受け致しましょう!」
破壊神バーンの姿が・・・
光を増して弾けて姿が消える・・・
「クックックッ!ワッハッハ!」
魔王になれる喜びが初期装備の男の事など些事な事とジャック・リッパーは歓喜に震えいつまでも笑い・・・
とある拠点の隠れ家に笑い声がいつまで響く・・・
"全知全能の神様・・・言付け通りジャック・リッパーを次の魔王に任命しました。"
はるか上空で破壊神バーンはノート型神ピューターで返信する
「丁度・・全知全能の神様からの指令にかこつけて・・神様に内密であの初期装備の男を殺す事が出来そうだ。フフフ・・死神ケトの仇もついでに討てるしな・・・彼奴め絶対に許さん!」
・・・
「しかし・・しかし全知全能の神様が今の今まで介入する事が無かった魔王人事に指令を下すとは・・・なんの心境の変化か・・おっと!危ない危ない全知全能の神様に対してこれは不敬だ・・信じるのだすべての行いは善のみだと・・」
そして再び破壊神バーンはチラッと銀色の物体を見て何処かへ転移する・・・
消えた直ぐそばにはあの破壊バーンが興味を無くした・・・
破壊神バーンが理解し難い物体をそのまま放置した・・・
はやぷさ2号が静かに観察していた。
その頃・・
女神アテーネは驚く!
ようやくノート型神ピューターから神メールを受け取り・・
驚愕する!
「勇者スイーツは魔王と協力して・・御子神アキラ以下仲間のパーティーを全員抹殺せよ!?全知全能の神様・・・あれ程魔王を毛嫌い死界の悪魔サタンと戦争状態なのに何故?悪魔サタンの管轄の魔王と共闘しなければならないの?」
女神アテーネは動揺する・・・
この世界の始まりから今日まで・・・
天界と死界で全知全能の神様と悪魔サタンは戦い続けてるのだ
天界で何か起きているのか?
胸騒ぎが止まらない女神アテーネだった。
「どうすればいいの・・・」
・・・・
・・・・
・・・・
アキラ達の遥か遠い所で歯車が闇の方へ回転して行く・・
今もアキラは寝ぼけまなこのケイオスをトイレにお越し連れて行こうのするが・・・
ケイオスはパンツを下ろしてしゃがむ・・・
!!!
「ケイオスまだ!まだだ!」
しゃがんだまま抱き上げトイレにギリギリ間に合う・・
イクメンパパをしている・・
「いまの超ヤバかったよ・・・ふう!さあ寝るぞケイオス・・・!」
何時もの様に手をつないで部屋に戻ろうと振り向くと・・・
ケイオスの目が赤く輝いている・・
"私は女神アテーネ・・・今はドラゴンのケイオスの肉体に降臨して一時的に繋がっております。安心して下さい。私が回線を切ればケイオスさんは元に戻ります。"
「ああ・・驚いたな・・アテーネさんか・・どうしたの?こんな夜更けに」
"緊急事態が起こりました。アキラさん気を付けて下さい。ヨーピリン大陸の神魔王が貴方の命を狙っています。"
「新魔王が?!なんで?」
"わかりません・・調査中です天界で異変が起きています。私が調べて来ますのでそれまで身を隠して下さい。わかりましたね!"
「なんかよく分からないが取り敢えず言われた通り・・・スイーツの拠点で隠れてるよ」
"それとその・・・勇者スイーツですが・・決して離れ離れにならないで下さい。"
「それは?何か理由が?あるの?」
"いえ・・何故だか嫌な予感がするのです女神の感と言いますが・・すみませんこれ以上は・・・"
ケイオスの目の明かりが消えてバタッとと倒れる・・・
何か女神アテーネに何かあって急に回転が切れた・・
そんな感じだった。
ケイオスは直ぐ意識を取り戻し・・
「妾はなんで此処で寝とるのちゃ?」
???の素振りのケイオスを連れて取り敢えず今日は寝る
朝起きてから・・・
みんなと相談しよう・・
アキラはさっきの出来事を思い返して今後の対応策を検討する・・・
何やら不穏な空気になって来ている・・
アキラ達はどうなっていくのでしょうか・・・
次回のお楽しみに!
応援よろしくお願いします。^_^