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アウターマウカー ~セイント.ワールド.ゼロ.オブ.ゴッド.フォー~  作者: 南かずしげ
C.【アウターマウカーの国編】

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64/105

64.C【思惑】

     [続編]

※〈アウターマウカー〉と〈アクナディオス〉はそれぞれお互いに相手の出方と対策を検討する……のだが…。


※『世界に新たな衝撃が走る!』



(※2017年.最初の投稿です。)


 【アウターマウカー】


   [M32/6月]


『世界に新たな衝撃が走る!』


【ゼロ】であるアルヴァロス・X・ラピッドマンたちや〈アウターマウカー〉(ステージ3)が参加しているオランダに本拠地がある『世界魔法評議会』の本部に突如として出現した… "謎の敵" …〈アクナディオス〉は参加者たちに対して "宣戦布告" ともとれる発言をして立ち去っていった。


この緊急事態に『世界魔法評議会』は一体どうすればいいのか…? 現在でも動揺しており混乱していた。


一方の【ゼロ】であるアイザック・グラディデンスはまるで何事もなかったかの様な涼しげな顔をしてエジプトに帰り…同じく【ゼロ】であるアプリア・ロア・アルドニアはご機嫌な顔でニコニコしながらアルドニア連合王国に帰っていった。


そしてアルヴァロスや〈アウターマウカー〉たちも退屈な会議からようやく解放されて化物島(テミスモイラ)に戻っていった。


化物島(テミスモイラ)とは悪魔的化物〈アウターマウカー〉が支配・統括を許された唯一の国であり『世界魔法評議会』も認定していて…つまり化物島(テミスモイラ)以外の化物による領地支配は原則として今のところはまだ認めていない。


また化物島(テミスモイラ)はかつての出来事からいまだに【CCC国】や【イズマリィドゥ連合王国】とは友好・同盟の間柄でもあり島にある三都市の「クロト」・「ラケシス」・「アトロポス」の街もようやく人間が普通に住めるぐらいの色々な建物や設備や環境などが整ってきておりさらに人口が増加していた。


〈アウターマウカー〉は新たに登場した非常に危険な存在でもある〈アクナディオス〉を相手に次なる一手を思案中であった。



登場人物

①〈アウターマウカー〉(ステージ3)タイプA

②〈アウターマウカー〉(ステージ3)タイプB

③〈アウターマウカー〉(ステージ3)タイプC

④〈アクナディオス〉その1

⑤〈アクナディオス〉その2

⑥〈アクナディオス〉その3



〈アウターマウカー〉が本拠地としている東部の廃墟町【ヘスティア】では人間が新たな土地を求めて来ていて開拓し始めており人間が徐々にこの地に増えているのだが…まだ人間が住める街ではなく今でも〈アウターマウカー〉が住処(すみか)として使用していた。


   ―-―-―-―-―


 ある日の朝


[東部某所廃屋]

屋内の一室には中央に古びた大きな円形状のテーブルがひとつあるだけの他には何もない部屋で中には複数体の〈アウターマウカー〉がいて〈アクナディオス〉対策について話し合っていた。


②「おのれーっ! 〈アクナディオス〉めーっ!!」

③「よもや 我々の目の前であの様な暴言を…!」

①「まったく いい度胸だぜ! これは我々に対する "宣戦布告" だと受け取ったぞ!!」

②「今度の今度こそ 奴らに思い知らせてやるぞ!」

③「だが 奴らは文字通りの "神出鬼没" だ…! いくら人間たちが見つけてくれるとはいえ我々が駆け付ける頃には奴らはとっくに姿を消している。」

①「ああ 奴らはできるだけ我々との戦闘を避けて目的を果たすつもりだ。」

②「おのれーっ! "許さない!" とか言っておきながら我々から逃げるとは…! アタマにくるぜ!!」

①「畜生ーっ! ふざけた奴らだ!!」

②「……これから一体どうするつもりなのだ!?」

③「…どうする…とは…?」

②「奴らの方もそうだが…我々の方もこれから一体どう動くのか…と言う事だ。」

①「確かに……情けない話しだが今の我々には対応策がないのが現状……奴らから攻撃を仕掛けてくるならば我々にもやり方があるのだが……」

③「……ちっ やはり好戦的ではない奴らを相手に我々があまり動けないとは…な…。」

②「…奴らと戦闘するには……一体…どうすればいいのだ……!?」

③「………ぎぎっ!」

①「………むむっ!」


まったく作戦が思いつかない〈アウターマウカー〉たちは悩み始めていた。

そもそも化物であり知能もある〈アウターマウカー〉がこれほど思い悩むなど今まではなかった事であり…不可解で対応不可能でおまけに戦闘を避けている…この危険な存在〈アクナディオス〉を相手に対処に苦心していた。


   ―-―-―-―-―


 一方 その頃……


地球の何処かにある地面のはるか下にある地下の某所では〈アクナディオス〉が沢山いて……なにやら騒いでいた。


④「ぐっふっふっふっ 今回は良い仕事ができたな。」

⑤「ほう 機嫌がいいな? 何かあったのか?」

④「人間や〈アウターマウカー〉たちの目の前で "宣戦布告" とやらをしてきたのだよ。」

⑤「ほう それはまた 〈アウターマウカー〉を挑発したな ぐっふっふっふっ」

④「これで…あちらの方はどう動くのか…楽しみだな。」

⑥「ぐっふっふっふっ 諸君 遂に右腕を手に入れたぞ!」

⑤「おおっ! 遂に手に入れたか? 右腕を…!」

④「そうか! 色んな輩に散々 邪魔されてきたが…これで両腕・両脚が全部揃った訳だな…!」

⑥「ぐっふっふっふっ その通りだな これで私たちの計画の第一段階が終了した事になるのだ。」

⑤「おおっ! それでは計画の第二段階にウツルのか!?」

④「そうか! 遂に第二段階にイクのか!?」

⑥「……それはどうかな…?」

⑤「…?」

④「…?」

⑥「まぁまぁ そんなに慌てて急ぐ必要はない ゆっくりじっくりとやるつもりだよ。 ぐっふっふっふっ」

④「ぐっふっふっふっ …なるほど…」

⑤「ぐっふっふっふっ …そうか…」


さらなる不穏な動きが地球(地面)の下の方から少しずつだが…再び蠢(うごめ)き始めていた…。



   ―-―-―-―-―



   『両者の思惑』

※『世界に新たな衝撃が走る!』

〈アウターマウカー〉と〈アクナディオス〉の対立が始まる。

  ―――――――

現在 この【魔法世界】では人間・悪魔的化物〈アウターマウカー〉・ "地球の護り神" を自称する〈アクナディオス〉の三種族による三つ巴となっていた。

『世界魔法評議会』本部での〈アクナディオス〉の挑発ともとれる "宣戦布告" の発言に対して世界は新たな衝撃を走らせていて…〈アウターマウカー〉と〈アクナディオス〉との間で対立が深まっていった…。



   『化物の国』

〈アウターマウカー〉所有の化物島(テミスモイラ)にある街の情報(データ)を表示したものである。

 [見方]

街の名前

場所:人口(人数)

施設:様々な建物の多さ

 A(多数).B(普通).C(少数)

交通:交通機関と手段の拡充

 A(便利).B(普通).C(不便)

発展:街の発展度合い

 A(最高).B(普通).C(最低)

人口総数:島内に居る人間の総人数

  ―――――――

 【テミスモイラ】

 [クロト]

◎北西部:1000人

●施設:A 交通:A 発展:B

 [ラケシス]

◎中央部:1000人

●施設:A 交通:A 発展:B

 [アトロポス]

◎南西部:1000人

●施設:A 交通:A 発展:B

 ※人口総数:3000人

〈アウターマウカー〉

 [ヘスティア]

◎東部:52000人

●施設:B 交通:A 発展:C



    【備考欄】

1.化物島(テミスモイラ)ではクロト・ラケシス・アトロポスの三都市と東部の廃墟町【ヘスティア】との間の道路がようやく整備されていて人間の往来ができるようになっていた。

2.三都市の方もようやく人間が住みやすい利便性の高い街に生まれ変わってきていて東部の廃墟町には遊園地やアトラクションなどのレジャー施設や別荘・避暑地などの観光施設の建設計画が予定されている。

3.〈アウターマウカー〉は人間たちの街づくりに関しては基本的にはできるだけ干渉しないようにして見守っている。

4.〈アウターマウカー〉と化物島(テミスモイラ)は今でも【CCC国】や【イズマリィドゥ連合王国】との交流・支援などを受けており親密な間柄であり街づくりの援助も受けている。


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