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アウターマウカー ~セイント.ワールド.ゼロ.オブ.ゴッド.フォー~  作者: 南かずしげ
C.【アウターマウカーの国編】

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63/105

63.C【乱入】

     [続編]

※〈アクナディオス〉の登場による対策の為に〈アウターマウカー〉はオランダまで出向いていたのだが……。


※『ふむぅ コイツは確かにヤバそうだな…。』



(※2016年.最後の投稿です。)


 【アウターマウカー】



この【魔法世界】から突如として出現した悪魔的化物〈アウターマウカー〉に続いて…新たな謎の敵 "黒い人影" こと〈アクナディオス〉までもが出現してしまった。

その不気味で異様な外見は人間の成人男性ほどの身長があり全身が細身漆黒という夜中だと見分けがつきにくい不思議な体格をした…ある意味化物である。


またその不気味で異様な見た目以外にも性格や目的なども依然としてまだ謎があり…より薄気味悪い感じを醸(かも)し出しているようだ。

さらに言えば…その戦闘能力も未知数なところがあり…実力もまったく解らないというところもあり…何処から現れるのかも下から出てくるので神出鬼没なのである。



ファニーラ・マグナルドスのイタリア有名誌の記事により〈アクナディオス〉という存在を世界の人間にあらためて認識させる事になっていき その数日後…欧州のある国のある日の夜…その〈アクナディオス〉が突如として出現してきており…またしても成人女性が殺害されてしまい 今度はその右腕を奪われてしまったのだが…なんとその時には多くの目撃者が居て〈アクナディオス〉は大勢の人間の目の前で殺人を犯すという大胆不敵なマネをしていた。



この緊急事態に世界は再び恐怖し混乱することになり世界のトップたちが次々と集まりこれからどうするかを検討する会議が開始されていて『世界魔法評議会』でもトップや幹部たちがオランダの本拠地(本部)の某所に集まりこれからどうするかを検討する会議が開始されていた。



そして【ゼロ】でもある『アイザック・グラディデンス』と『アルヴァロス・X・ラピッドマン』と『アプリア・ロア・アルドニア』の三人も『世界魔法評議会』の会議に参加しており さらにはこの緊急事態に対して〈アウターマウカー〉(ステージ3)の複数体も『世界魔法評議会』の会議に "ゲスト" として参加していたのである。



登場人物

①世界魔法評議会の議長

②アイザック・グラディデンス

③アルヴァロス・X・ラピッドマン

④アプリア・ロア・アルドニア

⑤〈アウターマウカー〉(ステージ3)

⑥〈アクナディオス〉



 ある日の昼


【オランダ】(本部)

本拠地のある建物の一室にて

室内の中央には丸くて大きな机がありトップや幹部たちがそこに座り【ゼロ】の三人はその少し離れた場所に座り〈アウターマウカー〉たちは壁側に寄り掛かる様にして腕組みしながら立っていて話し合いがされていた。

①「えー それでは会議を始めたいと思いますが…。」

…ざわざわ

 「―――」

 「………」

 「これは一体どういう事なのだぁ!?」

 「ああ まったくだ! また訳の解らん化物(モノ)がこの地球に現れたな!」

 「だが 既に現れてしまっている以上 我々は "コレ" に対処せねばならないのだ…。」

 「だが どうやって "ソレ" を対処すればいいのだぁ!?」

 「だから それを考える為の会議であろうがっ!!」

 「バカな! あんな化物(モノ)に対処できる方法でもあると言うのか!?」

 「そ それは…!」

 「だが そうしなければ 我々人間が…!」

①「皆さん 静粛に! 私語は慎んで下さい!」

 「………うぅっ!?」

 「むむむぅ…」

⑤「くっくっくっ 不毛な会議だな? これが人間の限界だな…。」

③「そう思うか? 〈アウターマウカー〉よ」

⑤「きみはまだ信じているのか? 人間が持つ可能性とやらを…?」

③「さぁな だが 今はこの混乱をどう収めるか? …と言うところだろう…?」

②「……」

⑤「収まりはしないさ… "アレ" は普通ではないからな!」

③「……ふむぅ」

④「あれ? 陸堂瑛くんは? 今日は来てないの? 【ゼロ】は全員集合でしょ?」

②「ああ 確かにまだ来ていないようだな… でもまぁ いいのではないか? 彼はまだ未成年だしな。」

④「ふぅーん そうなの?」

⑤「くっくっくっ 来なくて正解だな 不毛な会議だよ これはな…。」

④「……」

③「…不毛か…」

②「…ふう…」

①「では 会議を続けます。」

アイザックとアルヴァロスとアプリアと〈アウターマウカー〉たちは会議をしている人間たちの方を見ていた。


   ―-―-―-―-―


しばらく時間が進み会議も中盤に差し掛かったあたりでアイザックとアルヴァロスとアプリアと〈アウターマウカー〉たちは何やら不気味で不穏な気配を感じ始めていた。

②③④⑤「……っ!?」

まさにその瞬間(とき)であった!

②「……なんだ? この感覚は…?」

④「…なに? この感じ…?」

③「…!! まさか!?」

⑤「バ バカな!! そんなことが!?」

①「何!? これは一体!?」

なんと! 部屋の中央にある丸くて大きな机のそのまた中央部の下から…あの〈アクナディオス〉が頭からニュルルルーッと出していてその姿を現してきたのである。

 「……なんだ!? あの化物は!?」

 「まさか あれが例の化物なのか!?」

 「そんな バカな!? こんな所にまで…!?」

会議の参加者たちがこの緊急事態に激しく動揺していて凄く困惑していた。


 バァーン!


部屋の外で待機していたSP・ボディーガードたちがドアを開(あ)けて急いで室内に入って来ていて〈アクナディオス〉がいる方向に拳銃を向けて一斉に発砲した……が。


 ガガァッガガガァーッ!


弾丸が当たっている筈なのに〈アクナディオス〉はまるで何事もなかった様に平然と立っていた。

 「ひぃぃ バカな!?」

 「おい 嘘だろう!?」

①「なんと……いう……こと……だ……!」

議長も言葉にならないほどの混乱ぶりである。


そこに〈アクナディオス〉が話し始めた。

⑥「どうも 人間諸君 話し合いならば私たちも参加させてもらうよ。」

②「…!」(私たち?)

④「え? 何? コイツ?」

⑤「何? 声が!?」

③「何? 声が! 声が変わっている…だと?」

そう! 以前の〈アクナディオス〉の不気味で気持ち悪い声とは違って人間のような綺麗な声で言葉を話していた。

⑥「そう! どうだい? 以前とは比べモノにならない位の進化であろう? あれから人間について研究して遂にこの声を手に入れたのだよ。」

④「……嘘!?」

②「そんなことが!?」

⑤「どうやってこの建物に入ってきた? この建物には我らが同胞たちが防御魔法を使って結界で護られているはずだ!」

⑥「…マホウ? ああ あの不思議なエネルギーのことかい? それならば私たちには意味がないようだね。」

②「……何?」

③「バカな!」

④「それって?」

⑤「魔法が通用しない?」

⑥「ぐっふっふっふっ 魔法(マホウ)か… なかなかの便利な能力だがエネルギー自体が主食である私たちには美味しいご馳走でしかないようだね。」

⑤「なんだと! 魔法を食べるだと!?」

⑥「魔法だけではないよ 地球に存在する全てのエネルギーが主食となる 勿論 生命エネルギーもね。」

②③④⑤「……っ!!」

①「そんな! バカな事があるのかっ!?」

⑥「むしろ 私たちの方が少食だと思うがね 人間は他の動物や植物や昆虫…そしてこの地球に存在している資源さえも食い尽くしている それに比べれば微々たるモノさ。」

①「…うぅ それは…!」

⑤「そうか! 人間を襲うのはその生命エネルギーを自分たちに吸収する為か?」

⑥「ぐっふっふっふっ それは少し違うな…。」

②③④「……っ!?」

①「…えっ!? 何っ!?」

⑤「…違う…だと?」

⑥「言ったはずだ 私たちは人間について研究をしている…と 人間たちがこの地球で一番優れた生命体なのか 人間たちが他の生物を支配するにふさわしい生命体なのか 私たちは十分に研究して見極めなければならないのだよ。」

③「……研究…?」

②「随分(ずいぶん)と偉そうだな お前たちは神なのか?」

④「そうよ! 偉そうに!」

⑤「……ちっ!」

⑥「言ったはずだ 私たちは〈地球の護り神〉だと! 人間が誕生する以前から私たちはこの地球を護ってきたのだ! その誇りがあるのだ!」

①「……うぅ それは…!」

②「ふざけているのか!?」

③「……」

④「なによ! それ!」

⑤「……ふむぅ」

⑥「それならば! この地球を害するモノは私たちが許さないっ!!」

①②③④⑤「……!!」


アルヴァロスは〈アウターマウカー〉たちがいる方に近づいていき小声で話した。

③「おい お前たちの危惧していた事が現実的になってきたようだな…。」

⑤「…ああ 正直ここまでとは思わなかったのだが…。」

③「ふむぅ コイツは確かにヤバそうだな…。」


どうやらこの〈アクナディオス〉…予想以上に非常に危険な思想家であるようだが…。



   ―-―-―-―-―



   『突然の乱入』

※『ふむぅ コイツは確かにヤバそうだな…。』

アルヴァロスや〈アウターマウカー〉は会議の為にオランダまで来ていた。

  ―――――――

今回新たに出現した〈アクナディオス〉の対策を会議する為にアルヴァロス・X・ラピッドマンや化物島(テミスモイラ)在住の〈アウターマウカー〉(ステージ3)はオランダに本拠地がある『世界魔法評議会』の本部までやって来ていた。

他にもアイザック・グラディデンスやアプリア・ロア・アルドニアも会議に参加していた。(陸堂瑛は不在・不参加)

会議の途中で突如として会議している部屋に〈アクナディオス〉が出現して話し合いに参加してきたのだが…不毛な会議が一気に凄く危険な会議となった。



  『アクナディオス』

     [簡易型]

現在のこの【魔法世界】に突如として登場して『謎の敵』や『黒い人影』などと呼ばれている正体不明の "モノ" について簡単(より詳細)に紹介する。

①名前:〈アクナディオス〉

②年齢:…約50億歳?

③人数:複数人いるらしいが…。

④外見:人間男性の平均身長はあり普通の細身人型に全身が頭から手先.足先まで漆黒である。

⑤性格:自尊心が高く目的の為なら手段や方法は選ばない思想だがあまり好戦的でもなく…少しエロい? 不思議な性格である。

⑥頭脳:ある程度の知識は持ち知識量は天才並みだがまだまだ進化している…。

⑦声帯:以前は薄気味悪く非常に低い声だったのだがここ数日で変化して人間並みの綺麗な声帯を手に入れる進化をした。

⑧住処:地底・地球中心部の核(コア)がある所に居る。

⑨種族:宇宙人?(地球が誕生する以前から既に存在していたらしいが…?)

⑩供給:地球のあらゆるエネルギー源である。

⑪別称:以前は〈地球の護り神〉と呼ばれていた。

⑫戦闘:実力や特殊能力などはまだ謎であるが人間には楽々と勝てる力がある。

※以上が今回までで確認されている〈アクナディオス〉の詳細な情報(データ)であるがその他の事はまだ不明である。


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