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豆まき

「鬼はー、外ぉぉーー!!!」


こんにちは

永谷妹こと永谷さやです。


今日は節分なので体育館を使って鬼ごっこしています。


普通の鬼ごっこじゃないですよ?

鬼に向かって豆を投げつけるんだけの簡単なものです。


・・・当たったら痛そう


鬼をやっているのは高宮先輩

普段の恨みがあるのか皆さん雄叫びとともに力強く豆を投げてます。


あ、先輩が鬼の面を取った。

あれは裕くん?

に面を被せた。


あれ?

なんだろう、みんなの目が殺気をはらんだ気がする・・・


「鬼はぁぁぁーーー外ぉぉぉぉぉーーーーー!!!!!!!」


言いながら部員たちは鬼に豆を全力で投げつける。

・・・球技をしている部活だから命中率はすごくいい。


外れたり落ちたりした豆がぱらぱらと小気味いい音をたてて床に落ちる。


「い、い、いたい!!」

悲痛な声が豆の音に混じって響く


この声、やっぱり裕くんだ。


「リア充爆発しろぉぉぉーーーー!!!!!!」

「ねじ切れろぉぉぉぉーーーーーー!!!!!!!!」

どしゃ降りの雨のように豆が投げられる。

もはや豆まきではない掛け声が聞こえる。


さて、片付けが大変になる前に止めよう。

裕くんもそろそろ限界だろうし



みんなはこんな危険な豆まきしちゃだめだよ?


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