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第103・104弾
題名「100字で書く話-天体観測」
ずっと空を見ていた。星々の位置を覚えるほどに、ずっと夜空を見ていた。初めて昼間の空を見たとき、夜空の星とは雰囲気が違って、いつもよりずっと優しかった。他の人には、この昼間の星々が見えないという。残念。(100字)
題名「100字で書く話-七夕」
地上の灯りが強すぎて星の明かりなど消されてしまう。それでも人々は笹を飾り付け、願い事を下げ、弱々しい祈りをかける。
この行為の元はなんであるのか思い出すこともせず、夜空が暗闇であることも気付きはしない。(100字)




