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第51弾
題名「レリの石歌」
星 揺れ 揺れ
花 咲き 咲き
水 うち うち
石 つみ つみ
風 吹き 吹き
カンコンと
金槌の音が
山を削る
銀の髪が、照らされて金に変わる、アラルスの声は、ふよふよと洞窟の中に届いた。その声は、石工達の気をゆらす。
と、レリが出口へ向かう。
「石工達の、気が散る。歌うのは、よして。」
「事故が起きることはない。怒るなレリ。ここはもう、夢歌を受け入れ始めたのだから。」
洞窟が静かに響く。あくびをしているのだ。
白も 黒も たたいて刻め
白も 黒も ひそむ輝き
我が手で磨け
我が手で見つけよ
石工達ののみの音が速さをました。




