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第19・20弾
題名「まざりもの」
星の巡りに誓いをたてよ
神の正邪を迷わずにいよ
選ばれし者の名を唱えよ
助けの手は伸ばされん
食欲の塊を従えて
己が力を自覚せよ
守りの声をうけよ
知識は与えられん
心が形を偽らず
容姿が貌を偽れ
罪の思いを顕し
償いて汚れを祓え
題名「雪」
「水・の・・お・と?」
冬桜に少しはやく白い花が咲く。朝日は花に金箔を散りばめ、花は黄みをおびた。
そして、その花は静かに散り、土の下に染み込んでいた。
「ゆ・・・き・・だ・。」
寝ぼけ眼をこすりながら、窓の曇りをぬぐう。満月の夜ならば、銀世界が静けさをあらわす。しかし、太陽の下では、水の音が慌ただしく土にもぐるだけ。
「・・・ね・・・・こ?」
まだ温かな布団の中に戻る。雪の上にはもう無数の足跡が自分を主張しあっていた。




