東西戦線-④
東VSバイバイ決着より数分前……
「相変わらず…すばしっこいなぁ!」私は大剣を振るう。
「そちらこそ、相変わらずですね。相性の悪さも変わらないっ…!」プリムラは超感覚と小さな体を駆使して私の周りを駆け回る。
「豪爽剣・爆閃!」勢いよく剣を地面に突き刺し辺りが崩れ始める。
「地を崩し!バランスも取れない!もらった!」私は剣を振り下ろす。
「四象景律-所……出雲…!」プリムラは態勢を立て直し、私の剣を受け止める。
「騎士団長、まだまだ。」
「西の勇者!お前もな!」私は筋力ですぐに剣を構え振る。
「剣が、重いから騎士団長の筋肉でも、よゆーで間に合う。」結構全力で剣を振っているが平然と受け止められている…。
「はっはっはっはっ!私もまだまだだな!つまり、お前はもっとまだまだだ。」私は再び剣を振るう。
「それ、何度も見ている。」
「それはどうかなぁ!剣種交代!」大剣の形がどんどん変わっていき日本刀のような形状に変化した。
「四象景律-秘……天。」軽くなった剣を私はとてつもない速さで振る。
「危なっ。」プリムラはギリギリで後ろに反り剣を避けた。
「クソっ!勘か…。」
「そんな事できるんだ。初めて知ったよ。」
「言ってないからな。てか、避けられたの初めてだよ〜。」正直、超ムカつくけど平然を装い談笑するが、次の瞬間お互いの剣がぶつかり合う。
「僕さ全力なんだけど何でついてこれるの?」
「パワー!剣種交代…!」すぐさま剣を入れ替え、攻撃を当てるが当然のように防がれていまった。
「さっきのほうが良かったんじゃないの?」
「私はこっちのほうが好きなんだ。」再び私とプリムラは睨み合う。剣と剣が何度もぶつかり合う。
「ほら見ろ!こっちの方が防ぎやすい!」
「そのせいで、泥仕合…気にしたほうがいい…。」
「泥仕合でも!勝てばいいんだよ!分かるかい?どれだけ時間がかかってもいいじゃないか!時間が許す限り、やり続ければ!」
「流石は騎士団長。熱血系、僕は苦手だな…。」
「私はタイプじゃないのかい?悲しいね。」
「いや、騎士団長は、可愛い…。」
「ははっ!そっちもな!」プリムラにようやく攻撃が当たる。
「痛いなぁ…。」そこそこ飛ばしたがすぐに戻ってきた。そしてプリムラの猛攻が始まった。
「グッ……。」プリムラは思ったよりも力が強く、押し負けてしまった。
「この剣がなければあなたは筋肉質な人なだけた。」剣を盗られてしまった。だから私は突き進んだ。
「それは私のお気に入りなんだ。返してもらうよ。」私は手を前に突きだした。それにより大量の剣が出現し、プリムラを襲う。
「私が〈絶対要塞〉と呼ばれるか知ってる?なんかね、大量の剣が要塞の壁に見える的な馬鹿げた理由さ!ということでラストはしっかり決めろ、アズマ。」剣の猛攻を半分ほど避けたプリムラの背後に俺は回っていた
「静謐。」俺はプリムラの胴体を真っ二つにした。
「よかったんですか?俺が決めて。」
「もちろんさ。勇者を殺るなら勇者が決める。その方が面白いでしょ!」
イースト護衛騎士団団長〈絶対要塞〉ワルパフ・カイゴウVS〈西の勇者〉プリムラ・ヘスペロス
勝者イースト護衛騎士団団長〈絶対要塞〉ワルパフ・カイゴウ
あくまで決着よりも数分前なので戦いでそこそこ時間経ってますね。




