東西戦線-②
「クソっ…何であんなにデケェ身体してんのに超速いんだよ…。」コピーの条件相手に触れるそれさえも不可能だった。
てか、先代東の勇者が掴んだ情報にあいつのことはなかったのか…?
「どっちにしろあんな鎧があったらコピー出来ないな…。」
「モウ…限界か…………?モット、苦しめる…………ぞ…。」トップはどんどん迫ってくる。
「三連雅一連・序、静謐。」俺は地面を蹴って距離を詰める。
「知らぬ…技だ……面白い………!」俺はトップの攻撃をかわし右腕に斬撃を入れる。
「硬てぇな…!二連・破!妙技。」トップが振り向いた直後俺は背後に回りさっき斬った辺りを再び斬った。
「それが……キサマの隠し玉か……!」
ここまできたらいける…!
そう思った最中……。「三連…!きゅ……。あれ…?空が見える…?」
「三連雅と言うのだから……三連攻撃は予測できる…。夢中になって技名を大声で言うなんて愚かなものだ……。」トップはいきなり流暢に喋りだした。
あれ?声が出ない…。
「はぁ、はぁ、はぁ、はぁ、はぁ」やばいっ…苦しいっ……。
「今……楽にしてやろう。」
まずい…。まずいまずいまずいまずいまずい!クソっ!油断した!このままじゃ……
死ぬ。
「さっ゙、三連……急…。」
「無駄なあがきを……。」
【三連雅の最後。こいつは色々と条件が必要なんだ。】三連雅を■から教わった時のことを思い出す。
「どういう条件なんだ?」
【三つあるんだよ。まず自分が死にかけていることそして、相手が三連雅の二連までで凄い技だと感じていること。んで、最後に自分自身の覚悟だよ。】
これなら大丈夫だな。
-----震撼…!-----
「死ぬのはお前だ。バイバイ・バイ。ヴォラーレ。」大量の斬撃が飛び交いバイバイが吹き飛ばされる。そして俺は空を飛んだ。
「いきなり……何なんだ……。オマエっはっ…。」
「俺は…東の勇者、東だ。」
「東の勇者候補はいなかったと聞くが…。まさか…イーストの王……無断で召喚したのか……!」
「あぁ、俺は見事に巻き込まれたみたいだな。けどな、ここまで来ちまったからには殺るしかないんだ。」
「なら私も本気でぶつかろう…!倍、倍、倍…!」また身体がデカくなったか…?トップは立ち上がる。俺はトップに剣を向け"二度目"の大量の斬撃を放った。
「悪いなここで死んだらやりたい事ができなくなる。」
「ふふっ、そうか…素晴らしい覚悟……感服した……。では、最後に……アズマ………。君の技は素晴らしかった。」バイバイは兜を脱ぎ捨て笑顔で告げた。
「なら、良かった。」俺は手を振り落とす。そしてバイバイは圧し潰されていった。
「ぐはぁぁ…。キツイ…。」俺は地上へ降り、横たわった。
「震撼…初めて使ったがここまでの強さだったとは…。あー!考えるのやめた!ちょっとだけ休憩!」
〈東の勇者〉東VS最高位騎士〈静寂の巨神〉バイバイ・バイ
勝者、〈東の勇者〉東




