12話
新しく手に入れた装備はマシンガン。
草原を駆け抜ける。
―
動かない人の座標は捕捉されるらしく、二人の赤い点が記される。
これが相手なのか、味方なのかは定かではない。
踏み込むべきか、避けるべきか。
捕捉されたのはわかっているだろうし、ずっとその場にいるとも考えられないし、裏をかいてずっと同じ場所
にいるのかもしれない。
遠くから赤い点の場所を見てみると家がある。
あそこに止まっているのか…。
すると窓が割れる音が聞こえる。
こっちには銃弾が来ていない。
発砲音が続いている。どうやら交戦に入ったようだ。
窓から誰かいるのはわかる。それが敵か味方か…。大回りして様子を見よう。
―
銃撃戦が収まったのか、音がしない。
足音を殺して進む。
すると、どうやら同じく音に釣られてきた人がいるようだ。
どうやらあたりを警戒しながらいるみたいだ。
後ろから近づく…。
無事暗殺終了。
ナイフで急所を一突きすると確定で倒せる。
そして、家のところで戦っていたのは誰なのか…。
直後、家で爆音が聞こえる。
窓から誰かが落ちてくる。
どうやら敵のようだ。窓の方を見るとノアがピースサインをしていた。
やっと合流できた。
ノア「あとはエマだけだね」
シグ「こっちは一人倒した」
ノア「こっちも一人倒した。すると…お、また捕捉されたみたいだ」
シグ「2点赤い点があるってことは硬直状態かな」
ノア「場所が少し遠いから走って行こうか」
―
ノア「エマは…家の中じゃないみたいだ」
シグ「でも動けないってことは家から見える位置かな…」
ノア「家の中に入ろうか」




