13話
ノアは表玄関から、シグは裏から入る。
相手はどんな人か…。
一階をくまなく探し、2階へ移動する。
2階へ移動する頃にはノアとも合流する。
たまに銃声が聞こえる。中にいることは確かだろう。
静かに扉を開ける。
寝室…いない。
客間…いない。
最後の部屋…扉を少しだけ開け、ノアが閃光弾を投げ入れる。
直後窓ガラスが割れる音が聞こえる。
ドアを開け、突入する。
人の影はなく、爆弾だけ、置いてある。
ノア「逃げろ!」
その声も虚しく。
―
シグ「もう少しだったのに…」
ノア「こればかりはしょうがない。絶対逃げたと思ったし、爆弾なんてあると思わなかった」
シグ「扉を大きく開けると始動する仕組みだったみたいだね」
ノア「閃光弾が間違えだったかもしれない」
シグ「アイテムを持っていれば使おうと思うのが心理だと思うよ」
ノア「そう言ってもらえると少しは心安らぐよ」
―
エマ「イェーイ!棚ぼた!」
シグ「たまたま敵が目の前に落ちてきてそれを撃ち抜いて終了か…」
ノア「僕たちの行動も無駄ではなかったみたいだね」
エマ「ありがとうー!」
ノア「やめてよ姉さん、人前だよ」
シグ「…ん?」
エマ「どうしたの?」
シグ「今ノアが姉さんって」
エマ「あれ?言ってなかったの?」
ノア「言う暇がなかったんだよというかエマが言うべきだろ」
エマ「え?そうなの?」
シグ「ノアはエマの弟?」
ノア「まぁ…弟なのかな?」
エマ「実質私の方が先に産まれたからお姉さんね。双子でも」




