貴族の鏡
2人にグリッジとの関係を質問し斬りつけ
気を失いそうになると回復をかける。
「次のテーマは獣人差別についてです」
同じように繰り返す。そうしてテーマを何度か変え俺への絶対的な恐怖心を植え付けた。
最後に仮面をはずす。当主は目を瞑り
「わっ私は顔は見ていない」
「良いんですよ。顔を覚えてください。私はいつでもあなた方を見ていますから。良いですね?これは最後通告です。今後一切の不正は許しません。そうですねそれこそ貴族の良い見本となっていただきましょう。貴方の大切な人たちを同じ目に合わせたくはないでしょう?」
笑顔を向けると親子は顔を合わせ
「金輪際、不正は致しません」と土下座をしていた。再び仮面をつけセバスを召喚する。
親子はまた額から大量の汗をかいている。
「他の者は?」「はい食堂に全員集めてあります」
親子にヒールとクリーンをかけ
「では屋敷の者には今日のことは他言しないようにと。その死体はいりますか?」
「ふっ不要ですが処分しろと言われれば致しますが」「ではこちらでやりましょう」
アイテムボックスにしまいちょっと威圧を出し
「見ていますよ?」
そして屋敷に転移した。
「セバスお疲れ様」
「いえいえ私など何もしかしあの大物の死体はどうするのですか」
「騎士団の訓練所あたりにでも置いてこようかと思って」
「そうですな、後処理はしてくれそうですな」
「後はやっておくからセバスはサーシャとセレナの様子を見てあげてよ」
「かしこまりました」
翌日 王城では大物の死体が見つかったと大騒ぎだった。今まで全く足取りが掴めなかった暗殺者を組織している犯罪者。そしてまた利用したことのある貴族達は内心穏やかではない。異様な空気が王城内をただよっていた。
しかしその後、これ以上の情報は一切出てこないのであった。
「どうぞ」
「ありがとうございます」
セバスはお辞儀をして離れていく。
目の前にはクリスが座っている。丁度、ウェイストに用事があり屋敷によってくれたのだ。
「最近の王都はどう?」
「うん、少し問題はあったけど今は落ち着いているよ。そういえば騎士団に僕たちと同い年が1人いるんだけどね。急に人が変わってね」
「どういう?」
「あーいい意味でね。前は何かにつけて嫌味ばっか口にする奴だったんだけど、誰よりも早く訓練に参加してるし鍛錬もしっかりやってるみたいなんだよ。嫌味も最近聞いてないし。何より見た目が!長かった髪がもうめちゃくちゃ短く切っててでもまぁ似合ってるんじゃないかな?」
「騎士団ってことはやっぱり貴族なの?」
「そうだね子爵のレイモンド家なんだ。そのレイモンド家も最近小さい教会や孤児院に寄付をしたりしていてね。まるで貴族の鏡のようだって王都では噂だよ」
「へーそんな貴族が増えれば良いね」
「そうだね」
その後しばらく世間話をしてクリスは帰って行った。
「カイト様、予想以上ではないですか?」
「そうだね、でもセバスの情報で当主の奥さんが元々出来た人って聞いていたからそれもあると思うよ」
スキル最大レベル
鑑定
アイテムボックス
聖魔法
木工
剣術
風魔法
空間魔法
土魔法
弓術




