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奴隷の救出

「一旦キックと合流しよう」「そうですね」

仮面とローブをしまい地下から上がって行くとキックの背中と倒れている獣人がいた。

「むっ息子を返せ!」

「あの、ここにいた奴らなら斬ってきましたけど?」「何?」「だから〜さっきから言ってるでしょ!おれは知らないって!」

「ん?キックそれじゃ説明になってないんじゃない?あとそれもう脱いで良いよ」

「すいませんね。私たちは仲間が攫われそうになったのでここをつぶしに来たんですよ」

「そっそうだったのか。それじゃ息子は?」

「ああ、それなら地下に奴隷がいるとか言っていたので一緒に探しますか?」

「頼む」獣人を回復してあげた。

「あんたすごいな」

「ん?行きましょうか?」

地下におり乱戦した部屋を抜けさらに地下を探す。

本棚を動かすと階段があらわれた。

「リックいるかー?」「お父さん!?」

獣人は走って降りて行ってしまった。

階段を降りて行くと鉄格子があり親子が再会していた。

「カギが掛かっているんだ」

「ちょっと離れてください」解錠スキルで開ける

ガチャン

「お父さん」「リック」

「ルルとキックは奥を見て来てくれ」

「リック?他に知り合いはいる?」

「居ないよ。話しかけても誰も返事をしてくれないんだ」リックにヒールとキュアをかける

「そうか。後はこちらで対応しますよ」

「すまないな。おれの名はルードだ。この恩はいつか返す」「冒険者のカイトです。お気をつけて」

「カイト様、4人の獣人の子が居ましたがまともに会話が出来ません。精神支配されてしまっているようです。」

ひとまずルルとキック、奴隷の子たちをワールドに連れて行く。子供たちを任せ後処理に向かう。地下二階は土操作で完全に埋める、賊の死体と貴重品はアイテムボックスに収納。地下一階はクリーンで丁寧に血の痕跡を消した。

そして証拠隠蔽の為 転移でダンジョンに向かい。

ボス部屋に入りヴァンパイアを倒したあと賊の死体を並べる。

スキル テイムを取得しました。

テイム持ちのグリッジの死体だけアイテムボックスに戻し残りの者はファイヤーランスで消し炭にした。グリッジの腰には小さなマジックバックが付いていて中には金やら色々入っており日記も見つかった。

グリッジの日記には獣人差別の家庭に生まれその考えは引き継いでいたこと。身体能力の高さは買っていた。

奴隷の目的は教育して暗殺者集団を作ることだったようだ。また奴隷に手を出そうとした部下には不潔だと激怒し殺したそうだ。差別が故に女の子の人権は守られたようだ。

ワールドに戻るとルルとキックが川原で子供たちの顔を洗っていた。全員にヒールキュアクリーンをかける。

子供たちを鑑定すると

短剣術、気配察知、隠密のスキルを持っている。

暗殺者への教育ははじまっていたようだ。

「ルルどうする?しばらくここで過ごす?」

「それがいいかもしれません」

子供たちはルルとキックの後ろに隠れてしまった

さぁどうしたものかと考えここは自然豊かだからツリーハウスなんか良いんじゃないだろうかと思いつく

建築スキルがあるから頭の中にイメージがしっかりとできる。

すると俺の魔力を対価に立派ならツリーハウスが出来てしまった。

「ん〜いまいちワールドの仕様が掴めないな」

「カイト!メッチャいいじゃん!」「さすがカイト様です」

その後も細かい雑貨などを用意しひとまず2人に任せることにした。

スキル最大レベル

鑑定

アイテムボックス

聖魔法

木工

剣術

風魔法

空間魔法

土魔法

弓術

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