山の向こう
「あったかいな」
完全な防寒着に着替え洞窟の出口前で2度目の休憩をとることにした。洞窟の外は雪が舞っていたのだ。
「カイト様よろしいでしょうか?」
「あっセバスさん?」
「はい、ミルクが十分に確保できましたので」チャンネルでアイテムボックスにミルクを移動した。
「かなり集めたね。じゃぁダンジョン前でいいかな?」
「はい、すぐ向かいます」
「ルルちょっといってくるね」
魔除け結界をその場に張り転移で移動。セバスさんとアリアを屋敷へとつれて帰る
「では行ってきます」
「いってらっしゃいませ」
転移でルルのもとにもどった。キックは腕を組んで眠っている。
「ただいま。問題なかった?」
「はい、大丈夫です。外はさっきより吹雪いていますが」
「本当だ、少し仮眠するか?」
目をつぶるとすぐに眠ってしまった。
「カイト!外が明るいよ」
火を絶やさないようにしていたがいつのまにか朝を迎えていたようだ。その場を片付け3人で外に出るとどうやら頂上に到達していたようだ。一面には雪があり太陽が反射し眩しい眼下には遠くでワイバーンが見えた。どうやら雪があるところまでは飛んでは来ないようだ。
「カイト様、綺麗な花が咲いていますよ」
ルルが指差す方を見ると氷漬けのような青い花が数本咲いてる。鑑定するとブリザードフラワーというらしい。1本アイテムボックスにしまい山越をするべく反対側へ進むと山の裾野にはうってかわって白い森が広がっている。白い森へ続くこちら側の斜面は永遠と曲がりくねった山道が続いている。1時間ほど下ったところで防寒着をしまい朝食をとっていると白い森の中で煙が上がっているのに気がついた。
「あそこに誰かいるみたいだな」
「んー私にはよく見えませんが」
「カイトーこの道つまんないから森まで一気に降りちゃおうよ?」
まぁー確かに見えている道をひたすら進むのも確かに飽きている。ルルは任せますというような顔を見せたので
「わかった。食べたらあそこの森の入り口まで移動しよう」
「やった!」
白い森の入り口に転移すると森の異様さに気が付く、木々や草花は白く綿毛のようなものがそこら中に舞っている。綿毛を鑑定すると麻痺や毒の作用があった。耐性があるが一応布で鼻と口を覆い先程見た煙が上がっていた場所を探し歩いた。白い森の中に崩れかけた家屋を取り込む様に木々が絡まった建物へと何とかたどり着く。
スキル最大レベル
鑑定
アイテムボックス
聖魔法
木工
剣術
風魔法
空間魔法
土魔法
弓術




