解呪の魔女
「多分ここだと思うんだけど」
扉をノックすると
「誰だいこんなところに」
「王都からの依頼で解呪の魔女に会いにきました。冒険者のカイトと申します。他はパーティーメンバーのルルとキックです。貴方が解呪の魔女なのでしょうか?」扉の子窓が開き
「身分を証明できるものを見せな」
子窓に向かってSランクのギルドガードを掲げる。「ほう?珍しいもんが来たね。今開けるから待ちな」「ありがとうございます」
扉が開くと耳のとんがったエルフの老婆に中へと案内された。顔を覆った布をしまうと薬品の様な臭いがしている。まるで作業部屋のようだ。
「ずいぶん若いんだね。それでわざわざ王都から解呪の魔女になんのようだい?」
「依頼自体は解呪の魔女にコンタクトを取って欲しいという内容でした。しかし丁度数日前にスキル封印の効果があるアイテムで王都が襲撃されました。ですのでその解呪が本来の目的かと思います」
「そこまでの依頼ではないんじゃな?」
「ええ、ですがスキル封印については俺個人としても対策は欲しいと考えています。貴方には可能なのでしょうか?」
老婆は立ち上がり奥に歩いて行くと人数分の飲み物を持ってきてくれた。老婆が口をつけ勧められるままひとくち飲むと
「まぁ、できるな。封印はすなわち呪いじゃからな。因みに魔女と呼ばれておるが私はただの薬師じゃ、薬師の知識と錬金術で解呪に至ったにすぎん」
「十分にすごいことだと思いますが?」
「それでお主は何が出せるのじゃ?急にやってきてただでよこせとは言うまいな?」
「何かお望みはありますかね?」ニヤッと笑う老婆は「オリハルコンをよこせ」
「わかりました」
「まぁ、そうだろうな。さすがにSランクでも用意できんはずじゃ。国もそんなもの出せんじゃろ?!んっ今何と言ったんじゃ?」オリハルコンを差し出す。「馬鹿な?普通に暮らすなら一生遊んで暮らせるぞ?」
「その価値はあると思いますが?」
「ふっくっくっくっくっくっくっくっくっくっくっ。本当に面白いやつじゃな!それはしまっておけいいだろうお主になら作ってやっても構わん。くっくっくっあー笑ったわ」
その後、今度はおやつを食べながらの会話となりこの森についての歴史を聞かされた。100年以上前に今の森の場所で大規模な戦争があった。全ては焼き尽くされ、毒を使った兵器が投入された。森は死に毒に侵された大地だけが残った。これにより毒の兵器は世界中から散々非難され歴史から消えたそうだ。
「私はエルフだ。自然を愛している。だからこの土地に来て森を再生させたのだ、だが見ただろう100年経っても毒は消えんのだ。」
「ではこの白い森は木々が毒素を浄化しようとしているのですか?」
「そうじゃ、私は見守っているにすぎん」
「何かお手伝いできることはないですか?」
「くっくっくっそうか?なら明日案内しよう、ちなみにここに人を泊める場所などないぞ?」
「それなら大丈夫です。我々は冒険者ですから では明日またお伺いします」
「わかった」
魔女の家を出て見えなくなる辺りから
「ルルとキック 一回屋敷に帰ってもいいかな?」「そうですね、問題無いです」「いいぞー」
転移で屋敷に帰り風呂で汗を流した。
スキル最大レベル
鑑定
アイテムボックス
聖魔法
木工
剣術
風魔法
空間魔法
土魔法
弓術




