小麦畑
「そうだルル、小麦粉はどうしようか?」「村長、となりの備蓄庫に案内してもいいでしょうか?カイト様が小麦粉を寄付してくれるとのことで」
早速案内されたが手ぶらなので頭にはてなマークが見える。アイテムボックスから小麦粉を取り出しそこに10袋積み上げていく。目が点になっていた村長が再起動しありがたいと頭を下げていた。「村長、できれば小麦畑を見せていただきたいのですが?何かお手伝いできるかもしれません」村長はルルとキックの顔を見た後、「ではルル、カイト様の案内を頼むよ」村長の許可がおりたのでと3人で村の北側、ダンジョンと反対の方向に歩いて向かう。しばらく歩くと小麦畑に着くが地面はでこぼこし、中央付近に大きなクレーターが見える。クレーターに近づくと直径15メートルほどあり水が溜まっていた。
あまりきれいな水には見えなかったので
「ルル、あの水要らないよね?」「はい、放置しているだけだと思います」「じゃあちょっと離れてくれる?」
クレーターの中にファイアーアローを放っていく。クレーターの上には水蒸気があがる。魔法を止め水蒸気が晴れる頃、水はすっかり無くなっていた。次にサーチで小麦畑一帯の金属を探す。端から3人で少し間を空けて並び放置された壊れた武具などを拾っていく。サーチを使って確認しているので取りこぼしはないはずだ。一旦アイテムボックスから椅子やテーブルを出し休憩を取り
ここからは新しく手に入れた魔法ででこぼこをならすつもりだ。闇魔法ダークハンドを使いまずは隆起した土を集めクレーターに落としていく。足らないな?ってことはでこぼこの低い方に合わせてならす感じかな?
思わぬところでこのダークハンドが(伸縮自在の巨大な両腕)かなり使えることがわかった。結局30分ほどで小麦畑は平らな地面へと戻すことにできた。あとは水でも撒いとくかな?
「ルルとキック出番だよ!」2人の耳が反応する。「ウォーターボールを放つから横からスラッシュで狙ってみて」2箇所にウォーターボールを放つ。2人がスラッシュをぶつけるとウォーターボールが飛散しいい感じに水撒きができている。あくまで素人判断だが
「ルルとキックどうかな?」「流石カイト様です。こんな短時間で修復してしまうなんて」「おー」「よしあとは村に任せよう」
ルルに村長を呼んで来てもらうと数人の村人を引き連れて来たが全員が一瞬固まっていた。「畑としての手入れまではできていませんのであとはお願いします」「いえいえ、充分です。感謝しかありません」畑を見てまわるという村人たちを残し村長と4人で村へ歩きながら鉄屑をどうするか聞くと鍛治職人が1人いるのでそこに渡して欲しいとの事だった。村に入るとルルが先行して鍛治職人に話しを伝えに行き店先で待っていてくれた。店の横の空き地に武具などの鉄屑を出す。こたつ程度の山ができる。職人がかたまっていたのでお願いしますと言って後にした。
「今日はこんなところかな?村長に挨拶して帰ろうか?」「はい、もう十分かと」「帰ろー」村長に挨拶に行くと手紙を手渡されウェイストの冒険者ギルドに渡して欲しいとのことだった。見送ると言われたのでちょっとダンジョンによっていくと伝えて、高原のダンジョン付近から屋敷に転移した。
スキル最大レベル
鑑定
アイテムボックス
聖魔法
木工
剣術
風魔法
空間魔法




