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高原のダンジョン

「次は魔導具だな、魔導具作成スキルはあるけど何も知らないから作れそうにないんだよね。考えてるのは生クリームを作る魔導具とお風呂関係の魔導具かな。どうだろう仲間増やした方が早くないかな?」

「魔導具は機密情報が多いですからね仲間内の方が良いには良いですが」

珍しくセバスが黙っている

「セバスさんはどう思う?」

「申し訳ありません。魔導具作成というと私が前にお世話になっていた屋敷にお嬢様がおりましてとても才能のある方でした。ただ今は行方不明でして」それがセバスが引っかかっていたことだったのか。

「名前は?」「アリア・ルーセントです」

「わかった。一旦保留しようか。セレナ、コップ2つ持ってきてくれる?」話題を変えてと

「ありがとう」片方のコップにウォーターで水を注ぐ。鑑定ではきれいな水だ。そしてアイテムボックスから薬草を取り出し。空いたコップを目の前におく。「いくよー」

錬金!なんとなく材料に手をかざしたあと両手を合わせる。何の影響だろうか

次の瞬間空いたコップにルビー色の液体が現れる。よし!皆んなも驚いてくれたようだ

鑑定!ちゃんとポーションだ。成功!

「ミルクを手に入れたら生クリームをみんなで試食しよう!明日はルルとキックに案内してもらって良いかな?」

それからはいつも通り夕食を食べ各自の部屋に戻った。

サーチ!アリア・ルーセント

まさかの王都の奴隷商にいるようだ。

生きてはいたようだが奴隷落ちということはどのような状態か分からない。体は治せても心が壊れてしまっていたらどうすることもできない。とりあえずミルクを手に入れたら行ってみるか。


翌朝 朝食を食べルルとキックと湖のダンジョンへ転移する。「高原のダンジョンってどの辺なの?」「あの山のちょうど木々がはげているところを越えたところが獣人の村で、そこからは比較的近いです」視力強化によりルルが示した辺りを見るがひと気はないようだ。ルルとキックの肩に手を置き転移。「早!」

「キック、転移は見えてる場所も行けるからね。それで2人は村によりたいのかな?」

「長居はしたくないです。」「カイトの家の方がいいかな」「じゃあ村の中は通り過ぎてすぐダンジョンに向かおう」

村の入り口は大樹の村と同じでフリーパスのようだったが、村人は俺らを見かけると何やらコソコソと話している。気にせず通り過ぎ高原を歩いて行くと洞窟が見えてきた。

「そうだ、2人ともこれつけてくれる?ドロップ率が上がるから」幸運の指輪を渡す。

高原のダンジョンに入ると背の低い草原エリアだったがそこら中に牛の様な魔物がいる。

「よし、狩ろうか」3体に1個ドロップするが牛肉かミルクのランダムだ。わずか30分たらずでミルクは30個集まった。

「よし、こんなもんかな?ここは本当に狩場って感じだね」「ええ、実際はここまでドロップしませんし運ぶ方が手間ですが」

なるほど、アイテムボックスさまさまか!

「ちょっと王都に用事があるんだけど2人はどうする?しばらくこのあたりにいる?あとで迎えに来るけど」2人は顔を合わせると

「そうですねせっかくなのでもう少しこっちにいます」「わかった!また後で!」

スキル最大レベル

鑑定

アイテムボックス

聖魔法

木工

剣術

風魔法

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