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アリア

転移で王都に移動し、奴隷商へ向かう。

立派だな、ちょっと入りづらい

意を決し中に入る。

「いらっしゃいませ。今日はどのようなご要望でしょうか」商館の主人のようだ

「はじめまして冒険者のカイトといいます。今回は魔導具の知識のある女性を探しています。身体の状態に条件はありませんので。変な話ですが売れ難い方から紹介してください」「かしこまりました、しばらくこちらの部屋でお待ちください」ソファーのある部屋に案内され飲み物を出してもらった。さすがというか顔色1つ変えないあたりここの主人も優秀なようだ。

「おまたせ致しました」

両目に包帯を巻いた女性が連れて来られた。

鑑定!

名前 アリア・ルーセント

奴隷

種族 人族

性別 女

年齢 19

状態 両目欠損、栄養失調

レベル 16

スキル

槍術3

魔導具作成

生活魔法

ビンゴだ。「それでは説明させていただきます。彼女は元貴族で名はアリアと申します。戦争により家族を失い本人もおそらく毒の武具で目を斬られ失明しております。そこで当館にやってまいりましたが顔見知りという老夫婦の元に売られました。しかしその老夫婦が事故で亡くなっためまた当館に引き取り現在に至ります」

「食事はとっているのでしょうか?」

「はい、ご察しの通りあまりとれておりません。戦争に続き老夫婦の件で食事が喉を通らないようです」

「なるほど」「カイト様申し訳ありませんがもう1つお伝えしたければならないことが」

「どうぞおっしゃって下さい」

「実は老夫婦から生前、当館は資金をすでにいただいております。自分達に何かあったら彼女を頼むと。行く先は彼女自身に決めさせて欲しいと」「そうですか、ではまず私を知ってもらうしか有りませんね」「こちらに衛兵が使用する魔導具がありますので真実かどうかの確認はできますので」鑑定してみたが言う通りの魔導具のようだ。

「では、こちらに手を当てて。」「私はウェイストから来ました冒険者のカイトと言います。冒険者ランクですが最近Aランクに上がったばかりです。出身等過去のことは今は申し上げられませんがウェイストの屋敷にいる同じ冒険者パーティーと執事、料理人、商売を任せている商人には話してあります。

私からも確認したい事があるのですが貴女はこの先の人生に何を望みますか?」

アリアが口を開く

「商館のご主人、今の話しは本当なのですね?」「はい真実です」「そうですか、まずは私も槍術に覚えがあるのでAランクと聞いて驚きました。声はお若いようですが?」

「ええ、たぶん貴女より年下ですから」

アリアが驚いた動きをする

「はいこちらも真実です」

「で、では優秀なパーティーがいらっしゃるということでしょうか?」

「ええ、それは優秀な仲間です。まぁ2人とも私の年下ですけど」「真実です」

「申し訳ありません。Aランクには実力が無ければなれませんのに。変な質問をしてしまって。私の望みですが目は見えなくとも昔の様に槍を振ったり、好きな魔導具を触りたいただそれだけです」「では可能なら一緒に冒険しますか?」「はいっ。」

アリアが笑顔を見せた。商館の主人が驚いている。「ではカイト様にお仕えするのですか?」「私は何をして仕えるのでしょうか?」「こちらの希望は魔導具の知識です」

「分かりました。お仕え致します」

「では大金貨を1枚支払いましょう」「カイト様先ほどお話しした通りお代はすでにいただいておりますが」「いえこちらのけじめですので受け取って下さい」

しばらくして身仕度を整えたアリアが出てきた。商館の主人に招き猫を渡し商館を出る。

隠密を発動し、路地裏に進む

「アリア、ちょっと手を握るよ」

獣人の村の北に転移する。

「カイト様急に寒くなった気がするのですが」「ああ、パーティーメンバーを迎えに獣人の村のそばに来たから」「王都にそんな場所はありませんわ」「えっ王都じゃないよウェイストの北の高原だよ。あっそうか転移して来たから距離とか関係ないから」

「そんな転移を使える方がいるなんて」

とりあえず羽織れるものを肩からかけてあげ

念話でルルとキックに話しかける。「今どこにいる?」「村の村長のところにいます」「村の北にいるけどまだそっちにいる?」

「これからキックと向かいます」

しばらくしてルルとキックがやって来た。

村の中から数人がこちらを見ていたのでお辞儀をして見えない位置まで歩いて移動する。

「紹介は屋敷に戻ってからするからとりあえずセバスさんの元へ連れて行こう」

スキル最大レベル

鑑定

アイテムボックス

聖魔法

木工

剣術

風魔法

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