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この世界での俺の在り方について(ボツ)  作者: デミニート
現場への旅とその結果
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個人的な能力と少女について その2

俺たちが神殿跡地に到着したのは2日後の昼くらいだった。


仕方ないのだ、魔物には襲われるわ野生のバッファローみたいなのには追い回されるわで時間がかかったのだ。



どちらも最終的には倒してしまったのだが、意外な事実が判明した。


少女はかなり強い。



信じられないことに、バッファローを横から蹴り飛ばしただけで数メートル吹き飛ばし絶命させていた。


目を疑ったが、本人によると少し鍛えていれば5歳位の子供ですらこの程度は出来るのだとか。



実際に、町では家畜として飼っていたらしい。


・・・一番弱いの俺と彼女じゃないですかヤダー・・・


こんな事を言いたくなるくらいの衝撃だった。



じゃあサタナキアを傷つけたのってまさか町の人たちなのか!?


凄いなこの大陸の住人って。



閑話休題それよりも


神殿跡地は別に更地になっている訳ではなかった。

単に誰も住まなくなったから跡地扱いを受けているだけで、実際はまだ居住可能な建物が存在しており俺達の拠点にはもってこいだ。


問題の神殿には淡い青色に輝く石版(俺にはアチラでアーティファクト扱いの石碑文にしか見えなかった)が屹立していて、荘厳な雰囲気を感じる。


石版には手のひらサイズの窪みがあって、どうもそこに掌を押し付けて能力の測定をするらしい。


話し合いの結果、安全を確認するために生物兵器から測定を始める事にした。


結果は別にまとめるとして、順番に能力を測定していく。



当然ながら、一番ハイスペックなのは現在値では少女だったが、意外にも彼女も高い数値を持っていた。


恐らくは学者として優れた頭脳を持っている為に、それが反映されているのだろう。

もう分かっているとは思うが、俺が一番の弱者だと判定されたのは言うまでも無い。


元農夫に何を期待していた・・・。



ちなみに神殿の地下には湧き水があり、懸念されていた生活用水の問題も解決できた。


以前の住人が畑を作っていたようで、雑草だらけの一画も見つけてある。



ある程度の自給は不可能ではないと判断して、能力強化を兼ねた狩りに出かけることにした。


近場の森ではイノシシや鹿といった野生動物や、低級な魔物が徘徊していた。



さすがにこの程度なら俺でも狩れる・・・正確には俺の武器ならだが。


後は野草を少し手に入れた。

ほうれん草みたいなヤツとネギに似た植物、それからカブらしき物・・・。


俺は分からなかったが、少女が持って来てくれたのだ。


それらを受け取り、頭を撫でてやると尻尾をユラユラと揺らしていたが喜んでくれているのだろうか?



そして神殿に帰った俺たちは魔物除けに鳴る子を仕掛ける班と調理班に分かれて作業を開始した。


仕掛けは簡単、お手軽なもので、蔓にやたらと高い衝突音の竹みたいな木を吊るして、それを周囲に張り巡らしていくと言う物。



調理が終わり、仕掛けが完成したのは日が暮れてから暫くしてからだった。

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