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いつも読んでいただきありがとうございます。次回は8/24(土)投稿予定です。
一体何を考えてそんな事を・・・?
出世の為に?なんてまさか。
そのまま王都に居た方が全然出世コースでしょう?
なのに、なんで地方なんかに来てるわけ?
「ねぇ、ティル。もしかして、ガーランド隊長と昔何かあったの?」
考え込んでいるとタルネにそう声を掛けられ、ティティルリアはいつの間にかイライラしている自分に嫌気が差す。
もう気にしたくない、近づきたくないのだ。
「別に。ただ昔に貴族絡みで嫌な想いをしただけだよ。」
「そ、そう。確かに学生の頃からあんまり関わらなかったし交流避けてたもんね?もしかしてあの時から?」
「・・・ただでさえさっきの騙し討ちから、私の事をこれ以上詮索するなら貴族どころか貴女個人で嫌いになりそう。」
「ごめん!しません!」
ドスの効いた声でそう言うと頭を下げ即座に謝るタルネの頭のつむじを見てティティルリア鼻を鳴らした。
そうだ、関わらなければいい。
仕事で顔合わせるのは仕方ない、でもプライベートまでは介入することなんてあるわけ無いだろうし。
さっさと採取場所特定させて、お役御免になればいい。
この時そう結論付けたティティルリアはそう気持ちを切り替え仕事に打ち込む事にした・・・・・が、彼女は甘く見ていただけだった。
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おかしい・・・。
「エスペーダ嬢、これから一緒に食事でも?」
「は?い、いえ。会議に出た問題点を独りで考えたいので食事は結構ですガーランド隊長。」
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「エスペーダ嬢。」
「っ!・・・あ、ガーランド隊長、何ですか?」
「こんな時間まで調べ物をしていたと聞いてな、本当に申し訳ない。この時間の夜道は一人では危険だ。家まで送って行こう。」
「い、いえ?!結構です!一人で帰ります!」
・・・何で?
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「エスペーダ嬢。」
「・・・え、あの、ここ資料室って聞いてたんですけどガーランド隊長がどうして此方に?」
「私も資料探しだ、気にしないでくれ。」
・・・・・・・・・はぁ。
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「・・・頭ハゲそう。」
「え?子供姿でハゲることってあるの?」
「ストレスのハゲは子供も大人も関係ない。」
タルネに返しながら自分の目の前に置かれたビールを一気呑み干すとティティルリアはおかわりを注文する。
「あの人、暇なの?」
「あの人?」
「ガーランド隊長。」
その言葉にタルネは何かを思い出したのか「あ~」と声を出す。
「いや、隊長だし。多忙なはずだけと?」
「普通はそのはずなんだけどな。」
そう言って本日何杯目かのビールを煽る。
「あのー・・・ティル?まだ呑むの?」
「勿論、それでこの前の事をチャラにしてあげるんだから。」
「そうだけど少し呑み過ぎじゃない?」
タルネの言葉にティティルリアは呑まずにやってられるかと悪態をつく。
あれから二週間、何故か彼が事あるごとに現れるんだから。
必要以上に彼が私に接触して来る。
その彼の行動に悩まされていた。
いつも読んでいただきありがとうございます。




