40話 お姉さんの助けがいるようです
今日は気持ち短めを何個か投稿します。
俺はリリスと近くのお店でランチついでに話をする事になった。
「で?話っていうのは?」
「それは……」
「ルナのことでしょ」
「っ‼……」
「図星か……」
エスパーかよ……
「何故……」
「私を舐めてもらっては困るわ、仕事でも必要なことだし、相手の考えていることはなんとなく分かるの、知人であれはなおさらね」
外交の仕事をしているんだっけか……色々大変だな。
「そうか……」
「どうせ色々な女の子に手をだして愛想でも尽かされたんじゃないの?」
その通りでございます……
「……」
「また図星ね……」
「間違ってはいない」
「まあ、詳しいことまでは分からないし話を聞かせてよ、そのために誘ったんでしょ?」
「そうだな……」
俺は一連の話をリリスに話した、改めて考えると故意ではないにせよ、普通に考えたら最低なことをしていた……
「最低ね……」
「……」
姉妹に同じ事を言われるとは……何も言い返せないけど……
「でもその内帰ってくると思うけどね」
「分かるのか?」
「あの子、貴方が思ってるよりもずっと貴方のこと好きだと思うわよ、そもそもあの子が男の子と暮らしてるなんてちょっと前まで考えられなかったもの」
「それは……」
「貴方も分かっているでしょう?」
俺には女の子の気持ちは分からないし、どれが正解なのかは分からない……でもルナに対する気持ちは本当だし……
「ルナは何処に行ったか分かるか?」
「多分……に居ると思うけど、何かあったら行くみたいだし」
「そうか……」
「あの日の夜もそこにいたみたいね、貴方と初めて会った夜も」
初めて会った夜……懐かしいな、ただのお節介のつもりだったんだけど……
「分かった……行ってくる」
「仲直り出来たら、今度は今まで以上にルナのことを見てあげなさいね?」
「ああ……あっ」
「どうしたの?」
ルナの事ばかりで他にも聞かなきゃいけないことがあったんだ。
「エミリアはどうなったんだ?」
「エミリアちゃんは多分大丈夫よ」
「多分?」
「私は教会にエミリアちゃんの事を頼んだ後は遠くから覗いてた、だけだから」
「そうか……」
教会か……まあ、悪い扱いを受けることはないと思うが……
「魔眼の件については一応隠しておいたわ、悪人を見分けられるなんて悪人からしたら邪魔でしかないから命の危険もあるかもしれないし」
「そんな……」
確かに……そこまで考えてなかった、もしかしたら人間界の方が危険な可能性も……
「もう……そんなに心配なら自分で確かめに行けばいいでしょ」
「だが……」
「何時になるかは分からないけど、その辺は融通出来るように魔王様にも頼んでおくから」
「助かる」
「この話は今すぐ解決できる訳じゃないし、今は目の前のことをどうにかするんでしょ?」
「そうだな……色々と助かった……行ってくる」
「行ってきなさい」
俺はそのまま代金をリリスの分も置いて店を後にした。
「……キザなことするのね……ルナが羨ましいな……私もそんな相手を見つけたいけど……私には……」
リリスが何を思ってその言葉を言ったのか、今は誰にも分からない。
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