魔法を使う者
それから二日後婚儀の日がやってきた。
婚儀は人間界の我が国で行われる事になった。
私は部屋でドレスに着替えていた。
婚儀のドレスは純白と決まっているが魔界の婚儀のドレスの色は黒らしくマリアは純白ではなく漆黒のドレスに漆黒色のヴェールをかぶらされた。
「さすが姫様ですね!漆黒のドレスもとてもお似合いです!」
涙をこらえながら一生懸命笑顔を作り褒め言葉を言うロールに私も微笑んで礼を言う。
すると、部屋の扉を誰かがノックした。
「誰かしら?兄上かもしれないわね。」
そう言いロールに目をやるとロールが扉を少し開けノックをした人物を見て目を見開かせた。
「ロール?どうしたの?兄上じゃないの?」
私の声に気付いたロールがあたふたとしながら扉を開けるとそこには、鴉の羽と同じ色の髪に血のような真っ赤な瞳身長は185はあるだろうそしてかなりの美貌の持ち主がそこに立っていた。
年は2つ上くらいだろうか。
(なんでだろう?なんだか・・・とても懐かしいような気が・・・)
「あなたがマリアか?私の名は魔界城第一王子ロシュ・ゾーン。あなたの婿になる者だ。」
少し低めで透き通った声が自己紹介をしてきた。
「あなたが・・・ロシュ様?私は!」
私も自己紹介しようとするといつのまにかマリアの目の前まで来ていた青年は指をマリアの唇にあてた
「紹介は無用。あなたのことで知らない事はないからな。」
「え?それはどういう?」
私がそう尋ねてもロシュ様は何も言わずただ、フッと微笑んでくれた。
「さぁ、行こう我が妃なる娘よ。」
そう言い床に膝をつけ手を差し出してきた。マリアはためらいなく手を取り式場に向かった。
婚儀は無事成功した。
「義父様。これからよろしくおねがいいたします。」
最初に魔王を召喚した時の部屋へロシュ・マリア・カルオ・サリナ・ユリアスは行き魔王にあいさつをした。
『約束どおりこの国は守ろう、ロシュよ。この国はお前が守れそれまで城に帰る事は許さん』
「はい父上。」
それを聞いた兄上が叫んだ
「な!どおいうことだ!魔王が国を守るのではないのか!このような力もなさそうな者に国をまかせるくらいなら・・・!」
『ミルオン国第一王子よ。ロシュは私以上の力の持ち主、必ずこの国を救ってくれようぞ。』
そう言い残し魔王は煙のように姿を消した。
「義父様より力がお強い?」
その言葉を言ったのはマリアだった。隣にいたロシュがその言葉を聞くと
「あぁ。確かに魔力は父上より私の方が上だろう今は亡き母上が御子だったのだ、しかも相当なる力の持ち主だったと聞いた。」
「え!?御子様ですか!?で、ではロシュ様は半分人間?」
それを聞いたカルオ達が驚きに身体を震わせた。
だが、ロシュはそこから先は何も言わなかった。ただ、何故かユリアス兄上と睨みあっていた。
その後私とロシュは自分達の部屋に戻った。が、私はやはり自分の部屋ではなく大きな寝台の置かれた部屋に家具などは移動されていた。風呂に入り、寝着に着替えロールが髪をすいているとノックがなった。
ロールが嬉しそうに扉を開け
「姫様、ロシュ様ですよ。」
と、なんだか嬉しそうに言った。(さっきまで怯えてたのに・・・さすがねロシュ様・・・)
「入れて差し上げて。」
マリアがそういうとロールは興奮したまま扉を開けたそこには確かにさっきまで一緒にいたロシュが立っていた。
ロシュが部屋に入るなり
「さがれ」
とロールに言うと、ロールは口に手を当てニマニマと笑いながら部屋を出ていった。
「あの、ロシュ様?お聞きしたい事があるのですが・・・。」
「なんだ?」
「あの・・・前にどこかでお会いしたことはありませんか?」
「・・・・。何故だ?」
「い、いえ!あの・・・とても懐かしい気がするのです。」
「そうか、だが。会ったのは初めてだと思うぞ。」
「そうですか・・・。おかしな事をお聞きして申し訳ありません。 」
「・・・。」
マリアがそう返事を返すと、ロシュは何も言わず突然マリアを抱き抱えた。
「キャッ!ロ、ロシュ様!?どうなさったのですか!?」
ロシュはマリアを抱きかかえるとそのまま寝台に向かい、マリアをゆっくりと寝台の上に下ろした。
マリアは意味がわからず周りをキョロキョロし、ある事にきずいた。
自分の身体が檻の中にあることに気付いた。マリアの両脇にある少し引きしまった綺麗な腕。体を覆うような広い胸。足の動きを封じ込めようとする足。
「ロ、ロシュさ・・・ん!」
名前を呼ぼうとすると強引にその唇はロシュのそれによってふさがれた。
強引にされたキスは何故か優しくマリアを怖がらせないようにという気持ちがあるようなキスだった。
「ロ、ロシュ・・・様・・・」
生まれて初めてのキスを体験したマリアは1度のキスで十分幸せな気持ちになっていた。
「マリア、君は美しいな。君のような女性を妻にできた私は幸せ者だ。」
「ロ、ロシュ様そのような事おっしゃらないで。私・・・」
頬を真っ赤に染め両手で頬を隠すマリアを見て、ロシュは何かが身体の奥の方から湧き上がってくる感覚に気付いた。
「マリア、怖くは・・・ないか?」
「え?」
「私は・・・魔界の王族だ。人間界の者ではない。そんな者といきなり結婚させられて・・・いきなりこんな状態になって・・怖くはないか?」
ロシュは悲しそうな表情でマリアを見ている。
「確かに怖かったです。国を守るために呼びだした魔界の王、人間を苦しめるとしてきた魔物達の王である魔王様の御子息と結婚・・・確かに怖かったですが。始めてロシュ様を拝見した時はっきりしました、ロシュ様の瞳は血の色と同じですが薔薇の色、ルビーの色とても綺麗な瞳をしておいでです。そのような瞳の方がおそろしいなんて、私そんな事もう思いません。それに、もし怖い方なら今そんな事お聞きにならないでしょう?」
マリアは微笑みながらロシュに尋ねた。
「フ・・・どうやら昔も今も変わらないようだなお前は・・・。」
「え?」
「いや、なんでもない。」
そう言いマリアの顎に指を添え今度はさっきとは違う深いキスをマリアにした。
ロシュの口から何か温かい物がマリアの唇をなぞり奥に入ってくる。
「ん・・・ふ・・・」
ロシュの唇がマリアのそれから離れると今度はロシュの唇はマリアの耳へと伝った。その間ロシュの手はマリアの胸の前で止まる
「んっ・・あっ、あっ・・」
耳の中でくちゅり、という音が響きマリアの身体がそれに反応するように震える。
「これは嫌いか?」
耳元で囁かれマリアの表情がまた真っ赤になる。そして
「いいえ。大丈夫です。もっと・・・もっとしてください。私はあなたの妻になりたいのです。」
マリアがそう言うとロシュのもう片方の手がマリアの太腿まで流れる。薄布の上から卑劣をなぞる
「んっあっあぁ!!」
「マリア・・・」
胸を触る手は胸の先端にある尖りを転がす
「ひっ!うっ・・・ん・・・あぁ!」
たまに転がすのをやめ尖りに噛みつくと
「きゃ!ああぁ!ロ、ロシュ・・・さ・・まああ!」
「マリア、美しい声で鳴くな・・お前は・・・。もっと鳴かせたくなるよ。」
「ロ・・シュ様・・・か・・まいません。もっと、あなたのお気に・・めすままに」
そう言いマリアは自分の手をロシュの首の後ろにかけ口づけをした。口づけと同時にマリアの卑劣を守っていた薄布が脱がされ胸にあった手はマリアの足を掴み卑劣の部分を露にした。
「んっ・・・や!ロ・・ロシュ様!見ないでください・・!恥ずかしい・・・」
「可愛いよ・・マリア。もう、私のものだ。」
そう言いマリアの濡れた卑劣に口をつける
「きゃああう!あっあぁ!あっだ・・だ・・めえ!ああぁ!!」
卑劣からロシュの唇が離れるとロシュの下半身がマリアの卑劣に近づく
「マリア、とても痛いかもしれないけど、大丈夫かい?無理なら言ってくれやめるから。」
マリアの頬に優しく触れながら心配をするロシュを見上げマリアは言った
「大丈夫です。私をあなたの妻にしてください。」
「っつ・・・マリア!」
マリアの卑劣が開かれた。温かい筒のようなものがマリアの卑劣を避け入っていく。
「っつ・・・あっ・・・い・・・あ・・ん」
ロシュの息と汗がマリアの頬に滴りかかる
「くっ・・・!マリア・・・もうちょっとだ・・」
マリアの胸の尖りを触りながら卑劣の滑りを良くしながらゆっくり入れて行くロシュ
「いっ・・・う、うぅ・・ん、あ!あぁ!ロ・・ロシュ・・様、はい・・・って・・」
ロシュの物が全て入ったのにマリアはきずいた
「っつ・・・わかる・・かい?マリア。君は今、私の完全な妻になったんだよ。これからは私が君を守るよ。君も、この国も」
「あっ!あぁ!!」
ロシュはマリアの両腿を持ちマリアの中にある筒状のものを出したり入れたりした。
「あっんん!ロ・・ロシュさ・・・あぁ!んん。も・・・も・・・だめ・・・え!」
ロシュの動きが激しくなるにつれマリアの中で何かが渦巻く感覚が生まれた。
「あっ!!だ・・め・・・えぇ!!!」
「マリア・・・っ・・・マリア!」
「あっああぁぁ!」
「・・・っ!!」
ビクンっとマリアの身体が大きく震えた。同時に得も言われぬ快感に全身が支配される。ロシュの物を咥えこんだ卑劣がきつくきつくそれを絞め付けた。その流れに逆らうことなどできるはずもなく。ロシュはその思いの丈を全てマリアの中に注ぎ込んだ。
そうして二人の長い長い夜は終わった。




