三七劇目 「設定集の上に設定回を打ち込むって作者ホントに大丈夫??そもそも一体なんで旅してるんだっけ!?」
マリアベル編はこれで終わりです。
次回から最終章に向かいます。
そもそも、なぜ旅をしているのでしょうか。
目的と忘却街の解説です。
しつこい?あ、知ってますサーセン(汗
「一応最初の目的の二人は俺のギルドに引き入れられたけど、これからどうする?仲間も集まったし、そろそろ本丸に攻め込むか?」
俺らの目的は、もともと”忘却街”という名前すら奪われてしまった街の復興だ。
その為に全てを奪った残酷ピエロ率いるギルド、“最終戦線”とギルドバトルをしなくてはならない。
その戦力を集める為に過去、残酷ピエロと良い勝負をしたというブルマ軍曹と片翼天女を仲間しようと、街の周囲を冒険してたわけだ。
仲間も揃ったことだし、そろそろ牙城を切り崩しにかかる頃合いだろう。
すると他のメンバー達は、思い思いに意見を述べ始める。
「うにゃにゃ、帝都に行って武器調達なんかもアリかと思うニャ。魔物も強くなるし、良い武器が必要ニャ。・・・それに、ラルも黒乳の調達しないと積極的になれないニャ・・・、全然ザゥに、ちょっかい出せないニャ・・・」
リリラルは耳をクニャッとさせて俯いた。
確かに彼女は魔物の情報に詳しい。武器が必要というのは最もだろう。
後半はごにょごにょ言っていてちょっと良く分からなかったけどな。
「それよりも帝都側の同盟ギルドとして、ダーリンのギルドの名を連ねるのだ。このまま単体のままでいると、いずれ忘却街みたく、反乱軍の残党ギルドや別勢力に潰されるのだ。だから“柳葉魚劇団”の帝都同盟を推奨するのだ」
ブルマのゴムをパチンとさせて、アスカがアドバイスする。
確かに彼女はこの異世界の世俗情報に詳しい。
“四色煌石”の事や勢力図の事も知っていたし、なんせ以前は自分で“集団武苑”という軍人基地の代表もしていた。
だけど俺のギルドは“朝焼けの彼方”だかんね?
“柳葉魚劇団”はダサすぎてボツになったやつだからね?
引っ張り出してこなくて良いよ?泣くよ?
「うーん、ザクロニアスの丘を越えて、国境横断なんてのはどうナリ?黒貴族とカイザーの子孫に喧嘩を吹っ掛けるのも気分上々ナリ♪」
片翼天女のベルがアゲアゲなテンションでジュリ扇を仰いだ。
その左右に揺れるタイトなボディコンに描かれた曲線美が悩ましい。
というかザクロニアス丘は、前回に出た、帝都とそれ以外の勢力の境界線の事だろ?黒貴族とかカイザーとかの・・・。
というかさ。
帝都入りして武器買うのもさ。
そこの公式ギルドと同盟組む話もさ。
ザクロニアス丘を越えて国から出るのもさ。
先の話だろうがーーーーーーーー!!!!!!!!!
「言っとくが、まだ俺ら一章目だからな!!!!作者も焦りすぎた!!!!」
すると彼女たちは首を傾げた。
「はにゃにゃ?一章??作者???」
「たまにダーリンはおかしな事を言う」
「・・・変なの」
「でもそんな君が大好きナリ♪」
そうだ。
一章とか、作者とか、そういう劇の外の概念があるのは、地文を担当している主人公だけなんだった。
「今の話は忘れてくれ」
とにかく、まずは最終戦線とギルドバトル。そして忘却街の再復興だ。
俺は主人公として、まずは目的を達成する事が先決だと再確認する。
そう、俺の名はザゥ。
32歳のニートからこの異世界に転生し17歳に若返った、この“チーレム(=チートハーレム)冒険譚”の主人公だ。
☆
「忘却街」は、二つの意味合いが交差する。
街の住人の集団そのものの“ギルド名”と、街の“仮称”だ。
例えば、アスカ、ベルことマリアベルが所属しているのが、俺をGMとした集団“朝焼けの彼方”だ。
俺らは旅をして仲間を集めているので、当然俺のギルド名は場所の名前などではない。
ギルド名としての“忘却街”も、これにあたる。
がしかし、街の人々が“歌姫”セルフィス嬢を助ける為に、ギルドを作り、街の物を掛けて残酷ピエロ率いるギルド“最終戦線”にギルドバトルを挑み戦っていったが、悉く敗北。街の土地や建物、財源を奪い、名前まで奪い、街の人たちは本来の街の名称を使えなくなってしまった。
そこで人々は忘れ去られた街“忘却街”と街を仮称し、唯一残酷ピエロが奪わなかった屋外劇場にひっそりと生きていたのだ。
このミスは完全に作者のミスだ。
どうせ何も考えずに話を進めていってバカみたいに口を開けて「街の名前とギルド名、混ざっちゃってな〜い?」と途中で気づいたのだろう。
読者の方にはもう一度ここで頭を下げると同時に、アイツには俺からキツく言っておくので、勘弁していただきたい。
ちなみにギルドというのは、審議官というギルドバトルのルールを根付かせた者達に申請受理された“集団”で、俺が“組織”や“総軍”とカナふりしているのは、いかなる集団もギルドとして存在しているという意味だ。
先の章の話になるのだが、例えば帝都。
これには”ウェッルジーナ”という名前がある。
そしてウェッルジーナには、亡き聖王バルハラの後継者達“王室”や、帝都正規軍の一つ、聖騎士総軍“王冠との契り”などが存在し、小国としてウェッルジーナを構成しているといった具合だ。
ここでまた複雑なのだが、正規軍自体もいくつかのギルドで構成された“集団の集合体”らしく同盟や連盟で協力関係が変わるらしい。
その上に“王室”というギルドが鎮座していると言った具合だ。
この設定も例によって作者がバカすぎるので、複雑性が高くなる一方なのだが、是非とも付き合ってやってほしい。
次回から遂に残酷ピエロ率いる最終戦線の本拠地に攻めていきます!!




